不動産の売買もリノベーションも任せられるプロ
假屋英樹
Mybestpro Interview
不動産の売買もリノベーションも任せられるプロ
假屋英樹
#chapter1
熊本市と合志市で、不動産売買や住宅のリノベーションを手掛ける「クラブハウスエステート」の代表、假屋英樹さん。飲食店の改装実績も豊富で、30年、40年と年輪を重ねた建物をよみがえらせています。
「『クラブハウス』は父が経営していた飲食店の名前で、人々が集まる場所にと願って付けられました。私も『家族が憩う場を作りたい』と店名を受け継ぎました」
開業以来、中古住宅を買い取り、間取りやデザインを一新した上で販売する事業に注力。特に物件の目利きやプランニングには自信があると話します。
「私一人の会社なのでコストを極力抑えて、買い取り額を上乗せすることも、販売価格を抑えることもできます。また、暮らしやすさに直結する動線や使いやすいコンセントの配置、広々とした収納スペースなど、細部までこだわり抜けるのも強みです」
顧客は20代から40代の子育て世代が中心。「支払うなら家賃よりも住宅ローン」「手頃な価格で理想のわが家を」と考える人たちです。
「子どもが独立したご夫婦も多いですね。『自動車を手放すので郊外から引っ越したい』『使わない部屋が増え、庭も手入れが大変だからコンパクトに暮らしたい』といった理由で、利便性が高い場所へ転居を希望される傾向にあります」
假屋さんは、若い家族のために一軒家をリニューアルしたり、老後を見据える夫婦には駅前のマンションを整備したり、それぞれの要望に応えます。
「今やマイホームは、人生で一度きりの大きな買い物ではありません。ライフステージやライフスタイルの変化に合わせて住み替えるのも一つの選択肢として一般的になりつつありますね」
#chapter2
物心ついた頃から、自室の模様替えやインテリア雑貨の収集を趣味としてきた假屋さん。学校卒業後は父親の勧めもあり、主に店舗リフォームを行う会社に就職します。
「当時はバブルの直後でまだ景気も良く、店内を丸ごと壊して全く新しい空間に作り替える工事が主流でした。徐々に経済が悪化し、既存の資源を生かしてコストを抑える工法に切り替わると、勢い任せよりも創意工夫することが求められるようになりました。工夫して再生することが、この仕事の醍醐味だと実感しましたね」
「数々の現場に赴くなか、不景気の影響で実家を手放す危機がありましたが、恩師をはじめ周囲の方に支えていただき、何とか苦境を乗り越えてきました」と假屋さん。こうした経験から「自分と同じような境遇の人もマイホームを持ち、心豊かな毎日をかなえてほしい」と考えるようになります。
「店舗改装の技術とピンチを味わった経験を社会に還元するために起業しました。『新築は難しいけれど、中古住宅なら』と夢を託す皆さんに、遜色のない住環境を提供するのが喜びです」
店舗のリフォームと大きく異なるのは、住まいは「暮らしの場」であること。美しく、明るく、快適に仕上げることはもちろん、自社で中古物件を買い取る際は周辺環境も徹底的に調べます。
「近くにどんな施設があるのか、地域住民の様子はどうか、騒音や臭いが気にならないかなど、何度も足を運んで確認します。誰が住むのか決まっていなくても、楽しく暮らしていいただける姿を想像しながら施工するのは本当に楽しいですね」
#chapter3
假屋さんはリノベーションの依頼を受けると、補助金の活用もアドバイス。断熱窓や熱効率が良い給湯器といった省エネ機器の導入、子育てのための改修などで支援を期待できると言います。
「中でも断熱窓は、費用の約半分が補助される人気の設備です。弊社が販売する物件でも、条件が合えばほぼ全てに採用しています。暑さ、寒さ、騒音、結露を和らげ、光熱費の削減にもつながります」
予算や居住性に配慮する姿勢が、インターネットの口コミで高評価を受けることも。「人柄が良い」「対応が丁寧」などの言葉を目にし、くすぐったい気持ちになるそうです。
「これからも子育て世代や、子どもが自立した世代を応援し続けます。私の親にもいえますが、特に第二の人生を歩き始めた方々には『寒いけれど仕方ない』『多少の雨漏りなら我慢しよう』と、古い家に住み続けるのを考え直してほしいですね。住宅は健康寿命を延ばす重要な要素なので、不便や不満なく過ごせるよう個々に応じた住み替えを提案していきます」
さらに数多くの物件を調査してきた知見を、第三者の意見を聞くセカンドオピニオンとしても応用。中古住宅を購入する際の判断材料に役立てたいと話します。
「最近は電子看板のデジタルサイネージ事業も始めました。熊本を拠点とするプロのバスケットボールチームやサッカークラブ、野球チームの宣伝などに利用していただいています。新しいビジネスも軌道に乗せ、今まで以上に地域の活性化に貢献したいですね」
(取材年月:2024年4月)
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不動産の売買もリノベーションも任せられるプロ
假屋英樹プロ
不動産売買・リフォーム業
株式会社クラブハウスエステート
不動産・リノベーションに携わって29年。私たちの強みは、自社での購入や販売の豊富な経験を活かし、売買やリノベーションにおけるリスクやメリットをお客様の目線で明確にお伝えできるところです。
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