子どもの運動能力を高める体育の家庭教師
牛島剛
Mybestpro Interview
子どもの運動能力を高める体育の家庭教師
牛島剛
#chapter1
「逆上がりができるようになりたい!」「速く走れるようになりたい!」「泳げるようになりたい!」など、それらは子どもにとって切実な願いなのです。そして保護者にとっても、運動が上手にできない子どもの姿を見るのはつらいこと。しかし、運動を教えるのは、保護者には難しい場合があると思います。なぜなら、子どもの段階に応じた指導方法がわからず、つい厳しい指導になってしまうケースが少なくないからです。それによって子どもは、「自分は駄目だ」と思いこんでしまうことさえあるといいます。
そんなときに心強い味方となるのが体育の家庭教師です。わくわくスポーツランドの牛島剛代表取締役は「子どもたちは素晴らしい。コーチの役割は、何よりも褒めて励ますこと」と言います。
「そうすれば、ほとんどの子どもは逆上がりができるようになります。逆上がりは80%が筋力で、残りの20%がコツ。蹴る場所とタイミングなどを指導すれば、ほとんどのケースでご要望に応えることができます。二重跳びもできるようになります。息継ぎができなくて5メートルほどしか泳げなかった子どもが25メートル泳げるようになる。自信をつけ、成長していく子どもたちは本当に素晴らしいですよ」
子どもたちの喜ぶ笑顔が目に浮かぶようです。
「運動会の前になると、駆けっこを速くしてほしいというニーズが多くなります」と言う牛島さん。5月や10月の運動会シーズンが近づいてくると、「我が子を1等賞にしてほしい」という依頼が増えるのだそうです。
「駆けっこを速くするのは可能ですよ」牛島さんは言います。何とも力強い言葉です。
「1日や2日で1等賞にするというわけにはいきませんが、3ヶ月ほどあれば、かなり速くなります。股関節を柔らかくし、正しいランニングフォームを身に付けてもらうようにします。そしてスタートダッシュの方法を教えることも、非常に効果的です」
#chapter2
「一人ひとりの子どもに合った励まし方、褒め方をすることが大切です。例えば、心に沁(し)みる言葉が、子どもにはそれぞれあるんです。それはみんな違います。そのツボをいち早く見つけて、そこを刺激していくようにしてあげること。それが大切なんですね。女の子で『かわいい』と言われるのが好きな子がいれば、『カッコイイ』と言われるのが好きな子もいます。『いまのは上手だったよ!』という言葉が響く子もいます。言葉だけでなく、喜びのしぐさに大喜びしてくれる子もいます」
家庭に戻って子どもが「今日はこんな練習をした」と笑顔で報告するので、家庭でも会話が増えたとの嬉しい報告もあるそうです。
「励ますときに、スキンシップを喜ぶ子どもがいれば、嫌がる子どももいます。ここには細心の注意を払っています。学び方は皆さん違うんですね。それに合わせていくことで、成果は必ずついてきます」
#chapter3
「今の力が10だとすると、それを一回のレッスンで20にすることは難しいものです。もちろん、中には、一回のレッスンで逆上がりができるようになる子どももいるし、25メートル泳げるようになる子どももいます。しかし、ほとんどは数回のレッスンが必要です。一人ひとりの顔が違うように、上達のスピードも違います。ですから、子どもに合った指導が重要になってくるわけですね。練習をしていると『あ、これだ!』と分かる瞬間があります。個々の能力を見極めて、どのように指導すれば早く飲み込んでもらえるかを見極めるのがコーチの役目といえます。ちょっとしたコツさえ分かればできるようになるんですね。子どもはできるようになりたいから、一生懸命に努力します。子どもは本当に素晴らしいですよ!」
牛島さんの笑顔からは子どもたちを誇らしく思っていることが感じられます。たかが逆上がりですが、子どもにとっては「やればできる」という自信をつける、大切な一歩なのです。
(取材年月:2011年9月)
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Profile
子どもの運動能力を高める体育の家庭教師
牛島剛プロ
家庭教師
有限会社 かわさき労務センター
子ども一人ひとりに合った指導で、苦手を克服したという成功体験を積ませることで、健康と自信を身に付けて、希望に満ちた人生を歩んでもらうサポートを行います。
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