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遺族の立場に立って無駄を省き、お客さまごとに最適な葬儀の形を提案します

家族に最適な葬儀を提案する葬儀プランナー

平田俊博

大和市・綾瀬市・座間市・海老名市に根ざした、地域密着型の葬祭ディレクター平田俊博
遺族の立場に立ち、時間をかけて打ち合わせする葬祭ディレクター平田俊博

#chapter1

大和市・綾瀬市・座間市・海老名市に根ざした、地域密着型の葬儀社です!

 「葬儀は地域ごとにしきたりがあります。その土地のやり方に精通し、各お寺のやり方も心得ている地元の葬儀社に頼むメリットは少なくないと思います」と語るのは、大和市鶴間の閑静な住宅街にある葬儀社、平田葬祭の代表取締役平田俊博さん。大和市・綾瀬市・座間市・海老名市の4市を中心に、地域に密着したサービスを展開しています。
 「うちみたいな小さな葬儀社は、町の小さな食堂だと思うんです。ファミリーレストランはいつも変わらず同じ味を提供しますけど、小さな食堂ならお客さまごとに違う味を提供できます。例えば、この人疲れているみたいだから、ちょっと砂糖を入れようとかね。遺族の希望を的確に把握して、一人一人に合った葬儀をプロデュースしたいと思っています。
 大手の葬儀社のなかには、打ち合わせ、葬儀の司会、集金など、その都度違う担当者が現れることがありますが、うちは最初に打ち合わせを担当した者が、アフターフォーローまで一貫してサポートします。お客さまのなかには『なんだか秘書みたいだね』なんて言ってくださる方もいるんですよ」と平田さん。設立2年目ながら、平田葬祭の丁寧な仕事の評判は口コミで広がり、地元の顧客の信頼を集めています。

#chapter2

良い葬儀社の条件は「これはいらないよ」と提案できるかどうかがポイント

 家族だけで行う「家族葬」、告別式のみを行う「1日葬」、火葬だけを行う「火葬式」など、多様化する葬儀業界のなかで、平田葬祭は無駄を省き本当に顧客が求める葬儀の形を追求しています。
 「これまでのお葬式は看板も提灯もパックで何でもついています、という時代でした。しかしこれからの時代、葬儀社を選ぶポイントは『これはいらないよ』という部分を提案できるかじゃないかと思うんです。例えば身内だけが参列する家族葬の入口に大きな看板はいらないですよね。平田葬祭では、こんなお葬式にしたいというご希望を把握したうえで、必要なもの、不要なものをご提案していきます。今は不景気でお葬式にお金をかけられる時代ではないですよね。遺族の生活が苦しくなってまで、豪華なお葬式を挙げる必要はないと思います。家族葬がいいとか、お葬式は不要と遺言を残す人が増えていますが、それはお金の有無じゃなくて、残された家族に負担をかけたくないという思いからなんですよね。
 家や車を買うお金は望んで出すものだけど、お葬式の費用はそうじゃない。ずっと元気で生きていられるなら、一生お葬式なんて無いほうがいいでしょう? お客さまが望まないところでお金をいただくんだから、しっかりサポートしてあげたいって思うんです。この仕事は一生懸命やれば、やっただけ遺族が喜んでくれます。うちも会社だから利益も大事だけど、それよりも『平田葬祭なら安心よ』って言ってもらえるように、お客さまに安心感を与え続けたいです」

平田葬祭の生花祭壇の一例。

#chapter3

泣いて、笑って、心通うコミュニケーションで疲れた遺族をフォローします

 平田葬祭が地域の人々に口コミで支持されている理由は、心のこもった温かいコミュニケーションにもあります。
 「例えば深夜に亡くなると、普通の葬儀社はそのまま打ち合わせに突入します。しかしうちはその晩はおいとまして、翌日のお昼過ぎに伺うなど、お客さまにしっかり判断する時間を差し上げます。意外と急がなくても大丈夫なんです。家族を見取ってすぐに打ち合わせでは、お客さまも気持ちが混乱しているので葬儀社に言われるままの葬儀になってしまいますから。
 どうしても悲しいときは泣いてしまうんだけど、最初の打ち合わせから告別式までの数日、毎日お会いするなかで、笑わせてあげたいと思っています。ずっとお葬式のことばかり考えていたら家族はもたないですから。痒(かゆ)いところに手が届くサービスなんてよく言うけど、うちはお客さまも気付かない痒いところをさがして掻(か)いてあげるイメージですね。一般の人は葬儀の知識がありませんから、『ここかゆいんじゃない?』という感じで『こんなこともできますよ?』ということを提案します。例えば、生前に好きだった曲を葬式で流すことがありますが、そういうことも提案しないとお客さまは思い浮かびませんから。葬儀の案内や司会の技術はどこの葬儀社も一流のはず、どこに違いがでるかと言ったら、お客さまとの関係性なんじゃないかな。葬儀が終わるとお客様が共通して言ってくれるのは『また何かあったら平田さんに頼むね』ということ。何か無いほうがいいんですけどね(笑)」
 気さくな人柄のせいか葬儀が終わった後も顧客との付き合いが続き、しばしば家に招かれることもあるのだとか。ときには息子のように、ときには兄弟のように、親身にフォローしてくれる平田さんのような葬儀社は、家族の死という人生の一大事に直面したとき、心強い存在に違いありません。
 
(取材年月:2011年10月)

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