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SNSを最大限活用して自社商品のブランディング、サービスの認知度UPや店舗集客をサポート!

企業のマーケティングをサポートするインスタグラム運用のプロ

迫優華

迫優華 さこゆうか
迫優華 さこゆうか

#chapter1

インスタグラムの仕組みであるアルゴリズムの研究も行い、インスタグラムを効果的に活用

 サービスや商品のブランディング、企業や店舗の認知活動に、今やSNSの活用は欠かせません。「zuante(ズアンテ)」の代表・迫優華さんは、WEBデザイナーでありながらSNSに特化したマーケティングサポートを提供。中でも、インスタグラムの運用代行やコンサルティングを専門的に行っています。

 「インスタグラムは、平均滞在時間が比較的長く、デザインの工夫もしやすいため、ホームページ代わりに使うケースも増えてきています。飲食・ファッション・観光など、生活に身近なサービスや商品を展開されている店舗・企業さまにとってSNSは発信力が強く効果的です。しかし、何から始めたらいいのか分からない。そんな方々のサポートをするのが私の役目です」

 最初に確認するのは、インスタグラムを活用する上で”目指すゴールは何か”ということ。あるハウスメーカーでは、モデルハウスの来場予約の獲得を目的にインスタグラムを開設。1年経たない内に、見学から成約に至ったケースが2件あったそうです。

 「その企業の広報部かのように社内会議に出席し、企画を提案し、顧客の行動心理を分析します。消費者の購買意欲の有無とは別に見込み客を育てていけるのも、インスタグラム活用の利点です」

 迫さんは、どんな投稿内容がよく見られているのか、フォロワーの属性を詳細に分析。属性に合わせたコンテンツを増やすなど、軌道修正をしながらゴールへの道筋を描きます。

 「アップデートの激しいアルゴリズムも研究し、効果的な運用を徹底しています。顧客層から、営業方針や理念までしっかりヒアリングしますので、基本的には当方に丸投げしていただいて構いません」

#chapter2

WEB制作会社で経験を積み、デザイナーとして職人のように研さんを続けるという思いを社名に込め独立

 海外旅行が好きで、学生時代から多くの国を訪れていた迫さん。旅先での出会いや出来事に強烈なインスピレーションを受け、パソコンがあれば世界中どこにいても仕事ができる職業に憧れたと言います。何かスキルを身に付けて夢をかなえたいと、店舗デザイン会社を経て、WEB制作会社へ転職を果たします。

 膨大な量の案件を通して、WEBデザインのノウハウを吸収していった迫さん。入社半年で、中間管理職として外部スタッフのマネジメントを任されるまでに。
 「社長がフリーランスデザイナー出身だったこともあり、私の独立願望を何度も打ち明けていました」

 一人一人のクライアントと時間をかけて向き合いたいという気持ちが強くなったことから、2021年に25歳で独立。

 会社名は、「図案手」をローマ字にしたもの。現代のデザイナーとして多様なツールやソフトが普及される中でも職人のように手を動かして技術を磨き続け、「考案・思案・創案」を提供し続けるという思いを込めているそう。

 「現職に携わる前は、デザインというのはもっと直感的で、アーティスティックなものだと思っていましたが、実はとても論理的で知識が必要だと分かったのです。閲覧者の視線を誘導する構成や、伝えたいメッセージや企業のイメージに合わせたフォントの選び方、色づかいなど、やはり専門的な視野でないと分からないポイントがたくさんあると感じています」

迫優華 さこゆうか

#chapter3

デザイナーが直接ヒアリングし、企業の思いをくみ取りスピーディーに対応

 迫さんの強みは、実践で得たデザイン理論をもとに、インスタグラムのコンテンツ立案から、デザイン、原稿作成、運用、分析までワンストップで担えること。

 「一般的なSNS代行運用は、営業のヒアリング内容をもとに指示書を作成し、デザイナーに依頼し、投稿は別の人が行うパターンが多く『商品のイメージと違う』『この言い回しでは誤解されてしまう』など認識のすれ違いが起きやすくなってしまいます。だからこそ弊社ではワンストップでの対応にこだわっています」

 代わりに運用するということは、提供している商品に関する知識が必要と強調します。
 「弊社では、担当するデザイナーが直接お話を伺い、デザインやマーケティングなどの角度から運用の方針を固めていきます。何かあればすぐに連絡取れるような信頼関係も強みです」

 アカウントを通した顧客獲得に大切なのは”等身大のPR”と迫さん。
 「たとえ、認知度が上がり、新規顧客が見込めても実際のサービスや商品とギャップを感じると、不信感となって返ってきてしまいます。良い面だけでなく課題に感じている面も詳細に聞き取ったうえで、アピールしたいことが誇張や誤解なく伝わるよう慎重に発信内容を決めています」

 九州全域をはじめ東京にもクライアントを持つ迫さん。2023年には、熊本県立大学でデジタルマーケティングに関するゼミを監修するなど、専門家しても仕事の幅を広げています。これからは、故郷である鹿児島での活動にさらに注力していきたいとか。

 「自分が培った知識や技術で企業や団体さまをサポートし、故郷である鹿児島の地域活性化に貢献したいですね」

(取材年月:2024年5月)

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迫優華

企業のマーケティングをサポートするインスタグラム運用のプロ

迫優華プロ

WEBデザイナー

zuante

インスタグラムに特化し、企業・店舗のアカウントを運用。効果的な導線や活用を提案。現役WEBデザイナーが、素材の準備から、投稿作成、フォロワーの分析、簡単な問合せ対応まで、ワンストップで対応します。

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