お客様に寄り添い資産や想いをつなぐ相続の専門家
石塚安代
Mybestpro Interview
お客様に寄り添い資産や想いをつなぐ相続の専門家
石塚安代
#chapter1
「相続というと、『まだまだ先のことと』思っている方も多いのではないでしょうか。しかし、それは突然やってくることも……。相続をきっかけにそれまで仲の良かった兄弟姉妹や親族の間でトラブルが起こることも少なくありません。相続争いの8割近くは資産総額5000万円以下ということから(法務省「司法統計」平成29年度)、資産額は少ないほうがもめるケースが多いことになります」と話すのは、「みんなの笑顔相続事務所」の代表・石塚安代さん。
相続には相続には「お金」が絡んでくるので、骨肉の争いになることもしばしば。石塚さんにとって一番の願いは相談者が「心から笑顔」になること。そのため、まずは相談者の悩みに真摯に耳を傾け、その心に寄り添いながら解決策を一緒に考えていきます。
「相続とは、単にお金や物品など目に見える財産を引き継ぐだけではなく、被相続人(亡くなった方)の願いや思いをきちんと相続人(相続する人)に伝えることだと考えています。私ども相続人お一人お一人に向き合いながら、より良い解決策を見いだすお手伝いをいたします。また、相続対策、遺言書作成など、各分野の士業の方々と連携することで、法的なサポートができます。その大切な橋渡しの役目をいたします」と石塚さん。
女性の特有の優しさや細やかな心配りをしながら、コミュニケーションを図り、相談者の心の奥の本音を引き出すのも、ヒアリングやカウンセリング能力にたけた石塚さんならではと言えるでしょう。
#chapter2
石塚さんは銀行出身で、異業種数社の設立やマネジメントに携わり、経営感覚を学んだ後退職し、損害保険および生命保険の代理店として独立開業しました。相続診断士になったのは、顧客から相続の悩みを多く相談されることが多くなったためでした。
「私自身が、相続に関わる資格を取ってお話しすることで専門性が高く、より信頼していただけると思ったのです」
資格取得後は同事務所を立ち上げ、相続について気軽に相談できる「窓口」として地域の人々から親しまれてきました。
相続については、まず弁護士や税理士など士業の方に相談に行く場合が多いと思いますが、「最初に相談する相手を慎重に選択することが大切」と石塚さんはいいます。
「客観的な立場で、相談者様の一番の問題点をはっきりさせることが私の仕事です。そのうえで、士業の方との協業で問題解決を目指していきます。士業の方も、問題解決の内容によりその相手を選びます。それぞれの事案に精通した士業の方にお願いすることで、適切かつ迅速に対処してもらうことができます。例えば、亡くなった方が土地を持っているならこの分野に特化した税理士と不動産鑑定士にお願いした方がいいですね。特化した士業の方に土地の価格を再評価してもらい相続税の修正申告をしたところ、多く払った税金が戻ってきたという例もあります」
人脈豊富な石塚さんは、相談者の資産内容や家族状況など個別の状況に応じて、信頼できる士業とタッグを組み、多角的な視点で相続問題に取り組んでいます。
#chapter3
多くの人は「相続は個人の財産のこと」と捉えているかもしれませんが、亡くなった方が会社の経営者の場合、その会社の株式も当然相続人の財産として見なされます。しかし、「それを理解できている人が少ない」と話す石塚さん。
「うちの会社は赤字だから相続税なんて関係ない」と思っていても、株価を算定してみると、高い価値があると評価され相続税が発生する場合があります。よって会社の経営者の相続の場合には、『相続にはかなり大変なことがある』ということをお伝えしています」
加えて、少子高齢化などにより「事業承継」も中小零細企業で大きな社会問題になっています。先祖代々からの事業だからと、このまま継続していくことが良いことなのか、他に経営の選択肢はないのかなど、「亡くなった経営者のこれまでの思いや努力が報われる形での事業承継のサポートをしていきたい」と石塚さんは考えています。
相続に関するさまざまなノウハウに精通している石塚さんは各種セミナーを実施しています。遺言書やエンディングノートの作成サポートも行っており、「いつもあたたかなほほ笑み」で相談者を迎えてくれます。
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Profile
お客様に寄り添い資産や想いをつなぐ相続の専門家
石塚安代プロ
コンサルティング
みんなの笑顔相続事務所
相続診断士や終活カウンセラー1級の資格を持ち、約30年に渡るコンサルティング力を活かし、様々な相続や事業承継問題解決を各士業と連携。個人の相続や法人の事業承継まで幅広いサポートやアドバイスを得意とする
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