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理学療法士の知見を生かし、戦略的な休息の考え方を伝える。疲労と向き合える心身へ

睡眠や休息の考え方を伝え、疲労と向き合う整体のプロ

小松晃

小松晃 こまつあきら
小松晃 こまつあきら

#chapter1

整体と自宅ケアを組み合わせ、休み方や呼吸への意識を共に整えるプログラム

 仕事や家事に追われる日々の中で、自分の疲れや休み方に向き合う時間を持てていない人も多いのではないでしょうか。疲労は目に見えにくく、気づかないうちに積み重なっていくものです。「疲れが残っている気がする」「休んでもすっきりしない」と感じることは、特別なことではありません。
 睡眠や休息について学びを深め、その知見を整体や生活習慣への助言に落とし込んでいるのが、「疲労専門整体サロンTsunagu.」の代表・小松晃さんです。サロン名には、体と脳、ケアと暮らし、人と人を“つなぐ”という思いが込められています。

 「ほどよく落ち着いた間接照明やアロマの香りに包まれた空間で、理学療法士として培ってきた知見を生かし、リラックスできる時間を過ごしていただいています。一時的な心地よさにとどまらず、日常生活の中でどのように休息を取り入れるかを一緒に考えることを大切にしています」

 サロンでは、過度な緊張に配慮したヘッドケアや、呼吸や自律神経への意識づけ、日常動作を見据えた運動の提案などを組み合わせ、一人一人の状態や要望に応じた内容を提供しています。必要に応じて、呼吸や姿勢に目を向けるためのツールも活用しています。
 「ご自身の体の使い方に意識を向けるきっかけとして、呼吸の傾向を確認したり、姿勢を数値で捉えたりしています。前後を比較することで、今の状態を知る一助になればと考えています」

 さらに、「なぜ楽に感じたのか」「どこに負担がかかっていたのか」といった点を言葉で共有し、自宅や職場でも取り入れやすいエクササイズや生活上の工夫を提案。サロンで得た気づきが日常に生かされるよう心がけています。

 「その場だけを整えるケアではなく、不調を感じたときにご自身の状態を振り返り、次にどう行動するかを考えられるようになることが大切だと思っています。それが、自分のペースを取り戻すための一歩になるのではないでしょうか」

#chapter2

運動選手を支えたい思いから理学療法士へ。立ち止まる大切さを伝える整体師に

 小松さんは小学4年生からバスケットボールに親しみ、けがを経験したことをきっかけに、体のケアやコンディショニングの重要性を実感しました。将来は運動に打ち込む人を支えたいと考え、理学療法士の道を選びます。

 「高校時代、バスケットボールの現場に関わりたいと相談したところ、まずは専門的な資格を取得することを勧められました。広島国際大学で理学療法士の国家資格を取得し、スポーツに関わる整形外科で経験を積みました」

 社会人や学生アスリートを支える現場や大会対応を経験する一方で、入院施設のある病院や訪問リハビリにも携わり、さまざまな環境での支援を経験します。

 「幅広いケースに関わる中で、生活背景まで丁寧に伺う時間が限られていることに課題を感じました。日常の過ごし方まで含めて寄り添うことができれば、より良い方向を一緒に考えられるのではと思うようになりました」

 また、自身も忙しさやストレスが重なり、体調面で無理をしてしまった経験が、睡眠や休息の大切さを見つめ直すきっかけになったといいます。

 「無理を続けることのリスクや、適切に休むことの重要性を伝えたいという思いから、『疲労専門整体サロンTsunagu.』を立ち上げました。一人一人とじっくり向き合える今の環境にやりがいを感じています。専門学校で非常勤講師を務め、次世代理学療法士の育成に関われる点も含め、人の変化に寄り添えることが魅力です」

小松晃 こまつあきら

#chapter3

サロンの枠を超え全国へ。オンラインも活用し「休息を大切にできる社会」を目指す

 利用者に主体的な言動が増えていくことが、小松さんの励みです。「次はどんな運動を取り入れればよいか」「仕事と休息をどう組み合わせればよいか」といった相談を受ける中で、意識の変化を感じるといいます。

 「『疲れたからケアを受ける』という発想から、『次の挑戦に備えて整える』という考え方へ切り替わっていく姿を見ると、この仕事の意義を実感します。休息を前向きに捉えられる社会を目指し、オンラインでの取り組みにも力を入れています」

 「休息に関するオンラインアカデミー」では、睡眠や自律神経、時間の使い方などをテーマに、動画講座を中心とした約3カ月間のプログラムを提供。ワークを通して、受講者自身が学びを深めていきます。

 また、「休息・睡眠に関するオンラインコンサルサポート」では、定期的な対話やレッスンを通じて、一人一人の生活に合わせた休息の考え方を整理。6か月間伴走し、無理なく続けられる形を共に探っていきます。いずれも多忙なビジネスパーソンを主な対象とし、全国から利用が可能。対面でのサポートとオンラインの学びを目的別に使い分けられる構成です。

 「将来的には、さまざまな分野の専門家が集まる拠点として広げていきたいですね。そうした取り組みを通じて、広島の活性化にも貢献できればと考えています」

(取材年月:2026年1月)

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小松晃

睡眠や休息の考え方を伝え、疲労と向き合う整体のプロ

小松晃プロ

整体師

疲労専門整体サロンTsunagu.

整体の知見を生かし、休息の取り方や体との向き合い方を伝えることを重視。呼吸や姿勢を可視化しながら、日常生活の中で無理なく取り入れられる工夫を共有し、疲労と上手に付き合う力を育てます。

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