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高齢者、女性、誰もが気軽に相談できる法律事務所

女性、高齢者、あらゆる人のあらゆる相談に応じる法律のプロ

小林和久

自衛官から弁護士に身を転じて、親身になって様々な人たちの法律相談に応じている小林さん
「誰もが気軽に相談に来やすい法律事務所」を目指して、細やかな気遣いや明るい雰囲気づくりも重要視

#chapter1

悩みや問題解決のため、相談者が安心できる相手であることを重視

 交通事故や離婚、相続など、何時自身に降りかかるかわからない問題は、常に身近にあると言っても過言ではないかもしれません。
 法律にまつわる問題や悩みを抱えた場合、最も頼りになる相談相手は、やっぱり弁護士でしょう。しかし弁護士への相談となると、
「費用はどのくらいかかるのだろう?」
「難しい法律の話を理解できるだろうか?」
という不安、敷居の高さを感じてしまう人も少なくないのではないでしょうか?

 「誰でも、どんな相談でも、気軽にできる法律事務所にするのが、発足当時からのメインテーマです」と話すのは、各務原市で「清流のまち法律事務所」を主宰する弁護士の小林和久さん。2019年の開設以来、このテーマを重要視してきました。
 「法にまつわる問題は病気に似ています。悩みがあるのに相談に行くことをためらい、時間が経過することで、より問題が悪化してしまうことがあるからです」と小林さんは言います。そうしたことを避けるためにも、誰もが気楽に相談しやすい法律事務所として認知してもらうことを重要視してきました。

 清流のまち法律事務所では基本的に初回の相談は無料で、弁護士業務に必要な費用は明瞭化しています。
 そして小林さんは夫婦カウンセリングや認知症サポート、傾聴、コーチング等のスキルも磨き、共に事務所を支える事務スタッフも、シニアカウンセリングに精通することで、高齢や女性の相談者にもきめ細やかに対応できる体制づくりを徹底しています。

#chapter2

北海道の過疎地で得た法律相談の経験からコミュニケーションの大切さを実感

 小林さんが弁護士としてのキャリアをスタートしたのは2012年です。その前は陸上自衛官でした。防衛大学理工学部卒業を経て入隊した、いわばエリート自衛官です。「学費がかからないという、すごく単純な理由で防衛大に進学しました。親も賛成しくれましたし」と小林さんは笑いますが、難易度が高い防衛大への進学は簡単ではありません。
 小林さんにとって自衛官としての日々は充実していましたが、やがて「もっと別の形で人々のためにできる仕事をやりたい」と考えるようになり、たどり着いたのが弁護士という職業でした。2005年 に陸上自衛隊を退官し、奨学金を受けてロースクールに進学します。

 司法試験をクリアして弁護士登録を果たした小林さんは、「富良野の法律事務所が弁護士を探している」と紹介を受けます。
 「それはチャンスだと思いました。人口が少ない地域の人々で暮らす人々は、法律相談を必要とする上で、どのような不便があるのかを知る機会になると思ったんです」と話す小林さんは、その読み通り貴重な経験を得ることになりました。

 弁護士としてスタートしたのは北海道富良野市で、その3年後は同じ北海道の名寄市の法律事務所に赴任します。様々な人が悩みを抱えて相談に来ました。
 「相談者のなかには、法律に不慣れな人などもいます。そうした人たちの悩みを正確に汲み取るには、私たちのコミュニケーション能力を徹底して向上させなければいけないと感じました」。

地方や過疎地にも力のある、頼れる弁護士を送り出すのが先々の課題のひとつ

#chapter3

全国の地方都市や過疎地に頼れる弁護士を送り出したい

 現在、清流のまち法律事務所には年間300件以上の相談が寄せられるようになりました。大都市などの場合、持ち込まれる相談件数が多く、内容も多岐に渡ることから、専門分野を持つ弁護士が複数所属する法律事務所もあります。しかし小林さんは「私の場合は特に専門分野を決めず、広い分野の相談に対応できるよう研鑽していきたいと考えています」と言います。

 そうした考えに至るようになったのも、やはり北海道での経験からでした。
 「件数こそ少ないですが、北海道では時折難しい内容の相談を受けたこともありました。そういう時に『弁護士が少ない地域ほど、幅広い分野に対応できる弁護士が必要』と感じました」と振り返る小林さん。相談者へのコミュニケーション力と共に、原点である弁護士としてのスキルも高めていくことに余念がありません。

 小林さんは実家で1人暮らしをしている母親を見守るため、北海道で6年間過ごした後に地元の各務原市での独立に踏み切りました。日々多くの相談に対応しながらも、全国の地方都市や過疎地で活躍をする仲間を増やし、ネットワークを広げていきたいという夢も持っています。「現在は私と事務スタッフ、合わせて2人の小さな法律事務所ですが、いずれは、ここから地方に派遣できる弁護士を育ててみたいですね」。

 清流のまち法律事務所には、子ども連れのお母さんでも相談に行きやすいようにキッズスペースも完備。法律にまつわる悩みが出てきたら、躊躇せずにメールか電話してみてはいかがでしょう。

(取材年月:2021年6月)

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小林和久

女性、高齢者、あらゆる人のあらゆる相談に応じる法律のプロ

小林和久プロ

弁護士

清流のまち法律事務所

傾聴やコーチング等の高いスキルも併せ持ちながら、丁寧なコミュニーションを重要視。過疎地での豊富な相談実績及び交渉・調停・裁判の経験から様々な依頼者とあらゆる相談に、わかりやすく、真摯に対応。

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