確かな技術と経験を持つ住宅塗装のプロ
野﨑誠一
Mybestpro Interview
確かな技術と経験を持つ住宅塗装のプロ
野﨑誠一
#chapter1
「塗装は、住まいを美しくすると同時に、住まいを守るという役目を持っています」と話すのは、今回ご紹介するプロ、野﨑塗装の代表、野﨑誠一さんです。「そして、私は住まいを守る、つまり長持ちさせることを大切に、仕事をしています」。
新築したばかりの家は、屋根も壁も塗装したばかりでピカピカです。塗装は屋根や壁に膜をつくり、保護する役目を果たしています。しかし、長い年月の間には雨や風、紫外線や熱、砂ぼこりなどによって塗装の保護効果は次第に低下します。そのまま放置すれば汚れがひどくなったり、腐食したり、錆が出たり。そして、それらのダメージは、家の寿命にも大きく影響するのです。
そこで、野﨑さんがすすめるのは、定期的な塗装のメンテナンス=塗り替えです。「最近は、家のリフォームをしようとする方は増えていますが、個人で塗装を依頼してくるお客様はまだまだ少ないですね。家の中をリフォームするように、家の外の塗り替えも定期的に行なうことをおすすめします」と、野﨑さん。住まいの塗り替えの目安は10年から15年だそうです。壁にひび割れが出たり、サイディングが粉をふいていたりするのも劣化のサインだそうです。気になる方は気軽に相談してほしいと、野﨑さん。
また、最近はホームセンターなどで塗料を購入し、自分で気になるところを塗装する方もいらっしゃいます。野﨑さんのところには、そんな方からの問い合わせもあるそうです。「自分で塗装したが、すぐにはがれてしまった」、「塗料の種類が多すぎて、何をどう塗っていいのかわからない」などなど…。野﨑さんはもちろん質問に答え、アドバイスをするそうですが、それでもプロと同様に塗装するのは難しいことです。気候風土、塗装する場所の材質、そしてその場所や材質に合った塗料。そして下処理や塗りの技術。さまざまな条件を考え、野﨑さんはその家に一番合った塗装を施します。「同じ素材を使った屋根でも、1軒ごとに条件や仕様は異なります」。施す塗装も1軒ごとに異なるのです。適材適所の塗装をきちんと行ってこそ、大切な家を守ることができるのです。
#chapter2
野﨑さんは長年塗装の経験を積み、住宅の外壁や屋根、鉄骨や木部、室内、水回りなど住宅塗装全般に加え、無垢材や家具の塗装、漆塗りまで行います。そんな野﨑さんが塗装の際に時間と手間をかけるのが下地処理です。「下地の状態によって、塗料ののりが違ってきます」。特に塗り替えの場合は、現状を確実に判断し、汚れを落とし、場合によっては塗料が密着しやすいように処理を施します。そして錆止めなどの下塗りも、下地に合った錆止め剤を実に丁寧に塗るのです。たとえば屋根の継ぎ目など細かいところは刷毛を使うなど、細心の注意を払います。上塗りをすれば見えなくなってしまう、そんな下地処理こそ、塗装の良し悪しを決めるのだと、野﨑さんは言います。
野﨑さんはその技術の高さを買われ、重要文化財に指定されている住宅の屋根の塗り替えや、老舗旅館の廊下の漆塗りなども依頼されます。そんな時も、やはり基本は同じ。どんなに大きな屋根でも、どんなに長い廊下でも、下地を整え丁寧に塗る。これが職人の技なのだと感じさせられます。
#chapter3
野﨑塗装には、「㎡単価○○円」とか「○○塗料仕上げでコミコミいくら」といった、いわゆる『プラン塗装』はありません。それは、先に紹介したように、塗装はそれぞれ状態や条件が異なるので、一定の料金で行なうことができないからです。料金の基本は、あくまでも塗装する面積なのですが、塗料によって価格も異なり、塗装する場所や状態によっては足場を組むなど条件が変わってきます。だから、野﨑塗装では、実測を基にした見積書を出します。追加工事などがない限り、見積書から料金が変わることがないので、安心して任せることができます。
塗り替えをすると、驚くほど家の外観が美しくなり、さらに家の保護にもなります。ちょっと疲れた家をリフレッシュする感覚で、塗り替えを検討してみてはいかがでしょうか。もちろんサイディングも、塗装で劣化を抑えることができるし、色を変えてイメージチェンジをすることもできます。まずは、皆さんの住まいの塗装の状態をチェックする無料点検サービス「塗装点検」を受けてみてはいかがでしょうか。
(取材年月:2013年7月)
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Profile
確かな技術と経験を持つ住宅塗装のプロ
野﨑誠一プロ
職人
野﨑塗装
豊富な経験を持ち、重要文化財の塗り替えなども手がけるプロが、その技術を駆使して最良の塗装を行なう。一般には難しい無垢木材や漆の拭き塗りなども得意とする。
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