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松岡順子プロのご紹介
高度なガラス加工技術を駆使し、感性の高揚に努める(2/3)
デザインを描いている間は至福の時
小さい頃から「絵を描くのが好きで、大人になったら絵に携わる仕事がしたいと思っていた」という松岡さん。子どもの頃は主に何を描くのが好きだったんですか?と尋ねると「同じ1本の樹ばっかり描いていました」との答え。
同じ1本の樹?「毎年スケッチ大会があると、自宅近くに当時あったご神木の楠(くすのき)の前に座って、その樹ばかりいつも描いていたんです(笑)。木肌とか葉を一枚ずつ細かく描いていると、時が過ぎるのも忘れてしまうほど夢中になって。やがて、見なくても正確に描けるようになりました(笑)」
高校のインテリアデザイン科で本格的にデザインを習い始め、短大ではグラフィックデザイン科で勉強を積み重ねました。卒業後、別のガラス工芸の会社を経て、平成元年に入社。以来、デザインを担当して今年で24年になります。
ガラス工芸の世界へと足を踏み入れたきっかけの一つは恩師のこんな言葉を頭の片隅で覚えていたからだそう。「『紙のものは消えてなくなる』と。たとえばポスターなど紙にデザインを描いても時期が過ぎれば外されてしまいますが、ガラスや家具といったものは一度設置されれば取り壊されない限り、その空間で末永く生き続けるという意味です」と松岡さん。「私にとってデザインを描いている間は至福の時。仕事をしていると楽しくて、この時間が終わらなければいいのにって思うこともあります」
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