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離婚、借金問題、交通事故など個人の問題から企業の問題まで幅広く対応する弁護士

困っている人の力になりたい!法律のプロ

佐藤清志

佐藤清志 さとうきよし
佐藤清志 さとうきよし

#chapter1

小さな事務所だからこそ、できることがある

 松山市のロープウエー街から路地を少し入った場所に事務所を構える弁護士の佐藤清志さん。民事・家事から刑事・少年事件に至るまで、あらゆる分野の事件・相談を幅広く取り扱いながら、従来の“どこか敷居が高い”という弁護士イメージを変えようと、アットホームな事務所づくりを心掛けています。「初めて法律事務所を訪れる方は、皆さん緊張されています。相談者の方に少しでもリラックスしていただけるように、暑い日には冷たいお茶をお出しするなど事務担当者も小さいことから気配りをするようにしています」。

 佐藤さん自身の法律相談の中にも、相談者への心配りがあります。「一般の方にも分かりやすいように、簡単な言葉で具体例を挙げながら説明します。解決策を提示するときは、トラブルを解決するための選択肢をできる限り多く挙げるようにし、それぞれのメリット、デメリットを伝えます。その上で相談者の方が自ら解決策を決めることができるようお手伝いしたいと思っています」

 「小さな事務所だからこそ、できることがあると思うんです」と佐藤さん。「比較的規模の大きい法律事務所では、依頼人と弁護士があまり顔を合わせることなく、事件処理が行われることがあります。しかし私の事務所では、相談から打ち合わせ、電話でのやりとりまで、私自身が依頼者と密に連絡を取り合い、じっくりと話し合うようにしています」。そう語る佐藤さんの口調から、依頼者一人一人との関係を大切にしているのが伝わってきました。

#chapter2

わずか30分の相談で、損失やトラブルが防げることも

 佐藤さんが得意としている分野について伺うと、「専門分野がないことが、逆に私の強みだと考えています。だからこそ、“何でも相談できる弁護士”として認知されたい」。相談者の中には「こんなことを相談しても大丈夫ですか」と前置きする人も多いとか。「些細(ささい)なことでも“あの先生なら気軽に聞ける”と思われたいですね」

 今後は交通事故や医療過誤といった分野に、力を入れていきたいそうです。これらの分野では弁護士が介入することで、有利に交渉を進めることができるケースが多いそうです。「保険会社が交通事故の被害者に最初に提示する賠償金は、一番低い基準に基づく金額です。弁護士に相談すれば、その金額が妥当なものかすぐに判断がつきます。弁護士が介入することで、賠償金が増えるケースが多いですね。医療過誤は、そもそも病院側の責任かどうか微妙なケースが多く、病院側も自らのミスを容易に認めようとはしません。病院側の過失や因果関係の立証が難しいために、一人で裁判を維持することは事実上不可能と言えます」

 一度時間を取って佐藤さんに相談することで、問題解決の糸口が見えてくるかもしれません。佐藤法律事務所では、電話で予約をすれば誰でも法律相談が受けられます。佐藤さんは「気軽に相談に来ていただけるように」と従来30分5000円だった相談料を、今年5月からは30分3150円に改定。さらに個人の方の債務整理の相談については、初回相談料を無料にしています。

佐藤清志 さとうきよし

#chapter3

法律は、法律を知る者の味方

 法律事務所に相談を持ち込むには覚悟が必要という人も多いのでは。親しみやすい佐藤さんの人柄を知れば、少しは身近に感じられるでしょう。「占い師に相談する人がいますよね。きっかけは同じでいいんです。私には予知能力などはありませんが、法律相談を受けていただくだけで、問題点が整理され、裁判に至らずとも紛争解決につながる場合が少なくありません」という佐藤さんの言葉に思わず納得。さらに「病院の検査と同じで、相談して何も問題がなければ安心できるし、問題が見つかれば早期解決ができることもありますので、気軽に相談に来ていただきたいですね」

 東京生まれ、東京育ちの佐藤さんは、司法修習の配属先が松山市だったことから、2006年10月に同市内の法律事務所に就職し、2009年1月に現在の事務所を開設しました。「自然が豊かで食べ物も空気もおいしい。人も親切ですぐに打ち解けられたし、松山に来て本当によかったです。温かく迎えてくれた松山や愛媛に恩返しがしたいですね」

 昨年2月に第一子となる娘さんが生まれ、子育てに奮闘中の佐藤さん。娘さんとの散歩が一番の息抜きだそうです。最後に今後の抱負を伺いました。「弁護士になったからには、法律で困っている方を、法律で助けたいですね。相談者の方によく言うのですが、法律は必ずしも弱者の味方ではありません、法律を知っている人の味方です。だからこそ、困ったときは法律を知っている私たち弁護士を頼ってください」。佐藤さんの力強い言葉に、弁護士としての誇りと純真さを感じました。

(取材:2011年6月)

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女性でも話しやすい雰囲気を心掛けています。お子様連れでも大丈夫です。ストレスの大きい離婚問題では,弁護士に委任することでストレスが軽減されると思います。

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