QOL向上の住まいと暮らしを提案するライフクリエイティビスト
あまねまりこ
Mybestpro Interview
QOL向上の住まいと暮らしを提案するライフクリエイティビスト
あまねまりこ
#chapter1
「住まいを整えて日々のストレスを減らしたい」「家の中をスッキリさせたい」「ポジティブに過ごせる空間をつくりたい」
そんな声に応えるのは、“ライフクリエイティビスト”のあまねまりこさん。
「インテリアは生きたい人生のインフラ“整美”。美的観点だけでなく、心身の負担を減らし、豊かな感情や時間が増える住環境をお伝えしたいのです。家電を活用して有意義な時間を増やしたり、視力を補うために眼鏡をかけ不便さをなくしたりするように、住環境によって人生の可能性を広げることを目指しています」
住まいの総合施設でセミナーやオンライン講座を行うほか、インテリア相談では、現状の課題や理想の住まいについて丁寧にヒアリングした上で、アドバイスを送ります。
「例えば面倒くさがり屋の方と、コレクションが趣味できちょうめんな方とでは、『モノが多すぎて片付かない』という同じお悩みでも対応策は変わります。思い入れがあってモノを捨てられない場合もあります。それぞれの状況や心情、性格なども考慮し、無理のない方法を導き出すようにしています」
心掛けているのは、個々の価値観や困りごとの「核」を見極めること。
「必ずしもインテリアの提案が最善とは限りません。ちょっとした工夫ややり方を変えることの方が効果的と思えば、暮らし方の提案に重きを置くこともあります。美的空間を考えることも好きですが、その方の人生がより良くなるポイントを探したり、仕組みを考えたりすることに喜びを感じています」
#chapter2
幼い頃から感覚が敏感で物事に反応しやすく、不安や寂しさを抱えていたというあまねさん。幼稚園の時に、ピンク色の夕日に染まる空を見て心か癒やされことから、色に興味を覚えたと言います。
「その後もピンクの色鉛筆で絵を描くなど、今思えばカラーセラピーに近いことをやっていたのかもしれません。私にとって色やインテリアは、自分が得たい感情にアクセスするための手段なんです」
お気に入りの色や、心地良い場所をインテリアで再現することで、自らの気質ともうまく付き合えるようになり、いつしか生きやすくなりました。
「仕事に集中できるようになったり、リラックスできたり。インテリアが果たす目に見えない役割に、大きな価値があると気づきました」
インテリアコーディネーターとして工務店に勤めていた時には、ある忘れられない出会いがあったそう。
「持病があるお客さまで、体調が優れない方だったのですが、ショールームにご案内した時は、本当にイキイキとされていたんです。そんなご様子を間近で拝見して、お客さまが日々笑顔で居られるお手伝いをしたい、インテリアや家づくりはお客さまの人生に関わらせていただくことだと強く意識するようになりました」
2011年の東日本大震災では、今ある幸せを大事に、1日1日を重ねる意義や「いかに生きるか」を考えることに。内面にアプローチするカウンセリングやコーチングについても勉強し、独立。2020年からは、コーチングやカラーセラピーなどを取り入れ、理想の自分になるサポートを始めました。心の在り方と暮らし方を融合したインテリアを入り口に、より良い人生を送るためのヒントを発信すべく尽力しています。
#chapter3
インテリアライフスタイルデザイナー、ライフコーチ、カラーセラピストと多彩な知識を持つあまねさんが、理念として掲げているのが「Beライフデザイン®」です。
「Be(在り方)と『美・備・微』という三つの『び』を表しています。ご本人のマインドを高める居住空間などの美しさ、メンタル面も含めた災害への備え、小さなことにも喜びや幸せを見いだす工夫。これらを大切に、自分らしい在り方、暮らし、人生をデザインしていくことを目指しています」
体が楽になると機嫌よく過ごせたり、新しいことに挑戦するエネルギーが湧いてきたり。心・体・環境は互い影響し合っているとあまねさんは語ります。
「私自身、HSPで感覚が過敏で化学物質やアレルギー源、気候に体調を左右されてきました。今でも不調を感じることはありますが、予防医学などさまざまな学びを深めることで、どうすれば心地よく、快適になるのか分かるようになりました。培ってきた知見や経験を生かし、サポートを必要とされている方の力になれたらと思っています」
今後は、健康に配慮した住まいをプランニングするなど、「高い志や強い信念をもって活動されている工務店さまとも、連携していきたいですね」と笑顔を見せます。
「インテリアや家づくりを考えることは、ご自身の生き方を考えることにつながります。当方では、心身ともに健やかで豊かな毎日を創造する“ウェルビーイング”の視点からもお手伝いをさせていただきますので、いつでもお声掛けください」
(取材年月:2023年4月)
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Profile
QOL向上の住まいと暮らしを提案するライフクリエイティビスト
あまねまりこプロ
ライフクリエイティビスト
Beライフデザイン
かつて自分自身が住環境を整えることで生きやすくなった経験を生かし、その人らしい暮らしや生き方を後押しするインテリアを提案する。心・体・環境を包括的に捉え、ウェルビーイングな暮らしの実現に向け尽力。
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