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錢谷聖子プロのご紹介
分かりやすく伝える「情報のデザイン」でビジネスや医療分野に変化をもたらす(2/3)
医療分野でのキャリアをもとに、企業向けコンサルやがんに関する市民セミナーを実施
錢谷さんが、「がん」を軸に取り組んだ仕事も多岐にわたります。
「2000年前後に遺伝子解析の技術が飛躍的に進歩し、がんをはじめ、今まで治療が難しいとされていた病気の治療について関心が集まりました。ちょうど自分の研究キャリアを決める時期でしたので、最先端の研究に携わりたいと思いました。同じ頃、母にがんが見つかり、患者の家族としてもがんという病気に目が向き、治療の難しさを実感したことも大きかったですね」
大学院で抗がん剤の研究に打ち込みつつ、新薬実用化までの長い道のりに、「薬だけで人は幸せになるのか」と自問することもあったとか。
「出産を機に、東京大学大学院に新設された公衆衛生大学院で学ぶことに。予防に重点を置くヘルスコミュニケーション領域に期待しました」
その後、国立がん研究センターでは一般向けのがん情報サイトを構築。製薬会社では、がん領域のMR(医療情報担当者)に向けた研修を担当。経験を生かし、医療と企業、市民をつなぐ活動にも力を入れています。
企業向けには、医療情報の監修や医療機関との橋渡しなど、コンサルティングを提供。創薬バイオベンチャーをはじめ、医療アプリを手掛けるIT系やセクシャルヘルスケアなど、幅広い企業ニーズに応えます。
また公共施設などで、がんをテーマにした市民講演に登壇することも。
「がんについて正しい情報が届いていないと感じる場面は多いです。医療現場では『ネットでこの薬が効くと見た』など、誤った思い込みを正すことに苦労しています。病院に行くほどでなくても、保健室の先生に尋ねるように、疑問を解消できる場にしたいですね」
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