ピザを食べる時、耳まで食べる？

FREEplus（フリープラス）です。
石川県金沢市の小さな不動産屋です。

ドミノ・ピザは、「ピザ耳」だけを楽しめる「チーズツイストブレッド」を期間限定で販売しました。
ピザ耳だけの商品化はドミノ・ピザでは初とのこと。

ドミノ・ピザは、2022年に「ピザを食べる時、耳まで食べる？」とアンケートを実施し、耳を食べない人が12％もいるとの調査結果を発表しました。
ドミノ・ピザではこの結果を重くとらえ、商品開発、生地の改良を続けてきました。
そして満を持して今年、2年ぶりに同様のアンケートを実施しました。
結果、耳を食べない人は9％と前回調査より3ポイント減りました。
ドミノ・ピザは、それでもまだ9％いるピザ耳を残す人の考えを変える一助となる商品として、「チーズツイスト」を開発。
「ピザ耳を食べる派100％」を目指して企業努力を続けます、と宣言しました。

この記事を読んで「ピザ耳を食べない理由」に驚きました。
アンケート結果では「食べる習慣がない」「味がない」「お腹がいっぱいになるから」が上位とのことでした。
「食べる習慣がない」とはすなわち「（ピザ耳を）食べようと考えたことがない」ということなので、これを覆すのはなかなか大変でしょう。
この層は「おいしければ食べる」わけではないからです。

そこで、自分ならどうアプローチするかを考えてみました。
この層に「残すなんてもったいない」と言っても、「食べる方が貧乏くさい」「イタリアでは残すのが当たり前」などと反論されそうです。
それなら、階層上昇意識をくすぐる、というのはどうでしょう。

ビザ耳を残す人がいたら「フードロスって知ってる？」「意識してないの？」と “ちょっと驚きながら” 質問します。
相手が恥ずかしがるようなら、「廃棄量を減らすために」おいしく食べ切る方法などを提案してみます。

もう一つ。
お皿に “かじった” 耳だけが残されているのは、けしてキレイな光景ではありません。
なので「その食べ残し方、ちょっと汚いね」と “素直な感想” を伝えます。
相手が恥ずかしがるようなら、「苦手なのは仕方ない」と肯定した上で、耳を食べやすくした商品や耳がない商品などを提案してみます。

これらは小規模で範囲が限られた方法ですが、もし皆さんならどうアプローチしますか？
もっと広く意識を変える方法を思いつきましたら、ぜひドミノ・ピザまで。

私の周りでも耳を残す人はいますが、「お腹がいっぱいになったから」「（高齢で）固くて嚙み切れないから」という理由がほとんどで、「食べないのが当たり前」という人はいません。
宅配ピザ国内No.1シェアを誇るドミノ・ピザは、その意識を変えることができるのか。
今後も動向を楽しみにしていきたいと思います。