「伝統」と「遊び心」を融合させる庭づくりと外構のプロ武田和博

「伝統」と「遊び心」を融合させる庭づくりと外構のプロ

武田和博

美しさと機能性を併せ持つ、あなただけのオンリーワンを実現

　緑に囲まれ、季節の花々が彩りを添えてくれる庭園は、家に住んでいる人だけでなく、目にするすべての人々の心に癒やしと潤いを与えてくれます。自分の好みやライフスタイル、家の外観や街並みにマッチした庭がつくりたい―。そうした希望をお持ちの方も、多いことと思います。

　また、庭だけでなく、玄関や通路、車庫なども含めた「外構」に関しても、美しさと機能性を併せ持つ理想のスタイルを実現させたいもの。
　好みに合わせつつ、建物や街並みにもマッチした庭づくり。美しさに加え、使い勝手や管理のしやすさにも気を配った、オンリーワンの「こだわりの外構」を実現してくれるのが、東根市に本社がある「武田園芸」です。社長の武田和博さんは「多機能で、かつ美しい、職人の技と感性を生かした出来栄えは、きっとご満足いただけることと思います」と強調します。
　ホームページに紹介されている施工事例をみると、一つとして同じものはなく、どれも工夫と気配りが行き届いたものばかり。趣のある和風庭園、華やかな洋風庭園、そして現代的な建物とマッチした「モダンジャパニーズ」の庭。「住んでいる人が外に出たくなる庭、本当に使いやすい動線。お客さまの要望を踏まえながら、作庭家ならではの提案をさせていただきます」。

　それでは武田さんと一緒に、「庭づくり・家づくり」の夢をかなえていきましょう。

プロの目線が生きる、丁寧で具体的な提案の数々

　「武田園芸」の庭づくり・外構づくりは、お客さまとの綿密な打ち合わせからスタートします。どのような場所に、どんな雰囲気の庭をつくるのか。プライバシーをどのように確保するか。門や玄関、車庫などの配置はどうするか。予算はどの程度か。植える植物は気候風土にマッチしているか、手入れのしやすさは……など、さまざまな要素を考慮し、実際に現場を見ながら、打ち合わせを重ねていきます。

　打ち合わせと測量や調査の結果を図面にし、完成予想図をつくって具体的な提案をしていきます。その際、手書きの色鉛筆画や水彩画で提示するのが武田さん流。コンピューターグラフィックスより手間は掛かりますが、「手描きならではの温かみが、イメージをより具体的に伝えてくれる」とのことです。打ち合わせ、図面作成を納得いくまで重ねた上で契約、工事開始。作業をしている最中も、「こうしたほうが良さそう」ということが出てきたときには、相談を重ねて変更を加えていきます。

　完成して、いよいよ引き渡しです。いつまでも美しく保てるよう、手入れのしかたなどをお客さまに丁寧にレクチャーします。完成時の写真をアルバムにして渡すのも、「思い出を残してほしい」との心配り。完成後も、折に触れて連絡を入れ、手入れの方法をアドバイスします。引き渡して終わり、ではなく、そこから長いお付き合いが始まるのです。
　「最近は『こうしたい』と具体的な要望を示してくれるお客さまが増えています」と武田さん。一方で、お客さまの要望であっても、雪国では育てにくい植物や、冬の冷え込みで壊れやすい素材、使いにくそうなレイアウトなどは、プロの目線で修正を提案します。
　大切にしているのが「遊び心」。センスと高い技術を感じさせるアクセントを随所に取り入れることで、より愛着の湧く庭、長く使える住まいを目指すのが、武田さんの流儀です。

高い技術と信頼性に「遊び心」を生かし、上質な空間をつくる

　「武田園芸」はもともと、公共事業を中心に手掛けていました。山形県内のさまざまな公共施設の緑化や外構を美しく彩り、ノウハウを蓄積してきました。しかし、公共事業の縮小に直面し、個人向けの事業に力を入れるようになりました。造園業では数少ないISO9001/2008（品質ISO）の認証を取得するとともに、各種コンテストにも積極的に参加し、入賞を重ねてきました。こうした実績と、積極的な情報発信で、個人客からの依頼も増えてきました。
　社員が常に、目標を立てて頑張れるような雰囲気づくりにも心を砕き、一人一人の「技」を最大限に引き出しています。「石積み、石貼りの美しさなどから、庭師ならではのこだわりを感じていただけると思います」とのこと。
　武田さん自身は京都で日本庭園の技術を学び、その後も「何か面白いことをしたい」と常にアンテナを張り、情報収集にも余念がありません。設計士など、家づくりに携わる他業種の人たちとの共同作業を通し、「お互いに刺激を受け、次の仕事を紹介してもらうこともある」とのこと。

　学生時代ロックに傾倒し、今もバンド活動を趣味にする、‟ちょい悪オヤジ”の顔も持つ武田さん。情熱と感性、遊び心が息づく「こだわりの庭・外構」で、「武田園芸ならではの、面白い仕事をこれからも手掛けていきたい」と熱っぽく語ってくれました。

（取材年月：2016年2月）

作庭家の技と感性が息づく、こだわりの「庭」と「外構」

美しさと機能性を併せ持つ、あなただけのオンリーワンを実現

プロの目線が生きる、丁寧で具体的な提案の数々

高い技術と信頼性に「遊び心」を生かし、上質な空間をつくる

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