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アクアソムリエが伝える「正しい水の知識」で、情報発信に付加価値を

水の専門家として正しい知識を広めるアクアソムリエ

福原功

福原功 ふくはらごう

#chapter1

情報発信の差別化戦略として、専門家による記事監修や商品レビューを提案

 生活に欠かせない水。「EXIDEA」の福原功さんは、水の専門家・アクアソムリエとして水に関する知識を広めています。アクアソムリエとは、日本アクアソムリエ協会の認定資格で、ミネラルウォーターの知識や環境問題など、水に関する専門知識を備えています。

 福原さんは、ミネラルウォーターやウォーターサーバーをはじめ、水に関わる商品・サービスの広報・PR活動において、専門家の立場で記事の監修や執筆、レビューなどを行います。
 「水は体内に入れるものなので、安全・安心を気にする消費者は多いです。一方で、ユーザーは、企業がPRとして発信する情報をうのみにできないと感じる傾向があります。専門知識をもとに第三者の立場で、正しい情報を発信することで、商品やサービスの信頼性が高まります」

 あるウォーターサーバーのメーカーからは、自社サイトで展開する水についてのコラムの監修を任されました。
 「水道水から、基準値を上回る、有害物質の有機フッ素化合物(PFAS)が検出されたことが話題になっていた頃で、人体への影響や、その対策としてウォーターサーバーが有効であると紹介する記事を監修しました」

 また、ウォーターサーバーの比較メディアを運営し、記事の執筆も手掛けます。実際に20台以上の機種を使用したレビューなど、リアルな情報を発信しています。
 「正確な情報を届けることを重視し、水についての専門性を高めれば、より価値ある情報を届けられると思い、資格を取得しました。ネットに情報はあふれているので、専門家が監修することで差別化にもなります」

#chapter2

世界の水問題やSDGsのテーマにも精通し、企業の社会貢献活動の一助に

 福原さんが執筆し、特に反響が大きかったのは、ウォーターサーバーの比較メディアで公開された、浄水型のウォーターサーバーの紹介です。
 「ウォーターサーバーといえば、天然水が入ったボトルを設置するタイプがイメージされますが、ここ数年のトレンドは、水道水をろ過して使う〝浄水型〟です。メリット・デメリットを丁寧に解説したところ、公開1カ月で訪問者が約6000人に上り、問い合わせページへの流入も多かったことで成果を実感しました」

 やりがいを感じるのは、「世の中に価値を届けられたとき」だそう。
 「100人の方々が記事を見てくれたとして、それぞれの生活、ひいては人生が少しでも豊かになるお手伝いができたかもしれないと思うとうれしいですね。だからこそ率直な声を届けることを心掛けています。メリットだけでなく、デメリットも正直に書きつつ、商品やサービスの魅力を引き出します」

 これから力を入れたいテーマは、環境やSDGsに関する分野だそう。あるWEBメディアで「アクアソムリエと考える世界の水問題」として、世界の現状や解決策、企業の取り組みなどについてインタビューに対応。また、プラスチックごみの削減に向けてウォーターサーバーを設置し、SDGsへの取り組みを進める大学の取材記事も執筆しました。
 「これからの時代は、環境問題やSDGsなど社会貢献活動を発信していくことも、ユーザーから選ばれる要素になります。アクアソムリエとして環境分野にも精通していますので、情報発信の質を高められます」

#chapter3

ウォーターサーバーのメディア担当を機に、アクアソムリエの道へ

 福原さんは、2023年に「EXIDEA」に入社。それまでは、建築系の専門商社で約2年半、ハウスメーカー向けの営業に従事していました。
 「大学では経営学を学び、もともとマーケティングに興味があったので上流から携わりたいと思い、転職しました。情報発信で大事にしている〝信頼性〟は、マーケティングでもお客さまの購買行動を左右する要素として重視されます。ユーザーの心に響くセールスライティングを実践するなど、マーケティング知識が発揮される場面は多いですね」

 入社後すぐに、同社が運営するWEBメディアで、ウォーターサーバーのジャンルを担当することになり、アクアソムリエの勉強を始めたと言います。
 「天然水とミネラルウォーターの違いや、健康維持に水が果たす役割など、普段は意識することのなかった水のことをより深く知り、自分自身の日常生活にも役立っていると感じます。苦労したのは、水のテイスティング試験でした。自宅で何度も飲み比べるうちに、味わいやのど越しなどの違いが分かるようになりました」

 水に関連する商材を扱っている企業であっても、社員一人一人が水全般についての正しい知識を学ぶ機会はあまりないでしょう。
 「一から学ぶことは大変なので、専門家を活用してほしいですね。第三者として正確な情報を伝えることで、商品やサービスの付加価値を高めるお手伝いをします。また、その先にいる生活者の方々にも身近な水についての知識を広めていきます」

(取材年月:2024年7月)

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福原功

水の専門家として正しい知識を広めるアクアソムリエ

福原功プロ

アクアソムリエ

株式会社EXIDEA

水の専門知識を備えたアクアソムリエとして、記事監修・執筆を通してPR活動を支援します。ウォーターサーバーの比較メディアを運営し、20台以上の使用レビューの実績も。環境問題やSDGsのテーマにも精通。

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