心理カウンセリングから法的問題まで一括してサポート（2/3）

心のケアと法的サポートを同時進行で！

　倉持さんは、大学の法学部を卒業後、司法書士事務所に勤務していました。大切な人を失った悲しみも癒えないうちに、相続や財産分与の手続きをしなければならない依頼者の姿を見て、法的サポートだけでなく心のケアも必要だと痛感していました。

　そんな折、倉持さんの父親が、職場の昇進をきっかけにうつ病に。その後、ストレスから胃がんを発症。躁うつに至ります。「威厳のあったお父さんが弱々しくなっていくのは辛い。お父さんの心に寄り添いたい」。父親の看病の傍ら、同じ悩みに苦しんでいる方の手助けをしたいと、看護師として働いていた杉山さんの協力を得て2007年、心のケアと法律関係書類作成を中心とする「クラージュ行政書士法務事務所」を開業。その後、心理学やカウンセリングスキルの知識を積み重ね、2009年に「クラージュこころカウンセリングルーム」を開業したのです。

　現在も、忙しい合間を縫って、さまざまなセミナーに通い、新しい知識、スキルの習得に努めている二人。ひきこもり支援相談士、グリーフケア・アドバイザーなど多数の資格を所持しています。

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