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『儲けるための会計』で企業の未来を創る頼もしい税理士

親身な経営相談で問題解決に導くプロ(税理士)

赤塚直記

税理士法人BETT あかつか事務所 赤塚直記さん
赤塚直記さん/顧客との打ち合わせ風景

#chapter1

経営者に寄り添いながら『利益が見える戦略的会計』へ

 税理士事務所の業務というと、税務書類の作成や税務相談などを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし、赤塚直記さんが代表を務める「税理士法人BETT あかつか事務所」は、広いビジョンで未来を切り拓く経営の進め方について、惜しみなく知恵を授けてくれる指南者の役割を果たしています。

 経営者の方々にとって悩みは尽きないもの。中でもお金の問題は、経営者の誰もが抱えていながら良き相談相手がいないのも事実です。また、会計や決算書の見方が分からない経営者も少なくないと赤塚さんはおっしゃいます。
 「実は会社の成績が分からない…とお悩みの方は多いですね。決算書は数字の羅列ですから、確かに分かりにくいんです。そこで私どもでは各コストや利益が目で見て分かるように、図式やグラフによるビジュアル化で理解度が深められるお手伝いをしています」。

 数字を読み解く苦労をスキップして、単価、変動費、粗利、固定費などのボリュームが感覚的につかめることで、経営者の意識がぐんと高まるのを目の当たりにされてきた赤塚さん。
 会計をシンプルにビジュアルで伝えることで、さらに数字だけは見えなかったお金の問題点も浮き彫りになり、予想と実績とのギャップがどこにどれくらいあるのかも明らかになるとのこと。こうして予実を埋めるためにするべきこと、してはいけないことを戦略的に考えることができる、頼もしい案内役が赤塚さんなのです。

#chapter2

資金繰りの悩みから解放され経営計画に専念できる

 経営者にとって、漠然としたお金の不安はどこからくるものなのか。例えば、「今月少しは利益が出ているけど、預金残高は減っている…。これがどういう状況でどう経営判断すればいいのか、自分ではよく分からない」。そんなケースに思い当たる方もいることでしょう。

 こうしたお金の不安感について、20年近いキャリアを通じて赤塚さんは明快に答えてくださいました。「金額の大小ではなくて、いつ、どういったことで、お金が足りなくなるのか。これが把握できていないために不安になってしまうんですね。お金の流れのことですから、損益計算書を見ても分からないんです」。
 
 そんなお悩みに対しても、赤塚さんはキャッシュフローコーチとして企業をサポートしています。まず、経営者が頭の中で思い描く漠然としたビジョンやお金の流れを明確に数値化、言語化していくこと。「これは資金繰りの観点から経営計画を策定することができ、ある程度のお金の出入りを予見できることでいたずらに不安を抱くことはなくなります」。

 赤塚さんが行っているこのキャッシュフローマネジメントが中小企業の経営者から支持されるのにはワケがあります。
 まず特筆すべきは、1年間の経営活動に伴うお金の流れを「ワンシートで俯瞰できる」という点です。これまで数十ページもの決算書や試算書を前に唸っていた方にとっては両手を挙げての朗報でしょう。
 さらにモニタリング(経営計画の進捗管理)、企業分析(企業分析シートの作成)、金融機関への報告同行など、多岐に渡ったサポートを行っています。

税理士法人BETT あかつか事務所/スタッフの皆さん

#chapter3

経営者に代わって社員育成にも取り組み、企業の底ヂカラを高める

 人材の育成、これも経営者の大きな課題の一つです。特に赤塚さんがよく耳にするお悩みには「従業員との考えのギャップ」があるそうです。「経営者と従業員のベクトルが全く違っていては良い経営状態とは言えませんね。少しずつベクトルを合わせていく、そのお手伝いもしています」。

 赤塚さんが企業先で行っている社員教育には、「ビジネスコーチング」「幹部社員コーチング」「従業員向けお金のセミナー」などがあります。
 例えば「従業員向けお金のセミナー」では、給料やボーナスがどこから支払われるか、利益はなぜ必要かといったレクチャーが行われます。第三者のキャッシュフローコーチが伝えることで分かりやすいだけでなく、従業員も受けとめやすく、また採算意識にも結びつくと喜ばれています。

 そして、このような数々の支援の目的について、「私どもが解決手法を授けるのではなく、経営者の方が自分で解決策を見つけられるようにする。その力をつけていただくためです」と赤塚さん。
 「日頃からお金の相談をしていただく税理士として、本音でお話しししながら、ビジョナリープランを実現するための根拠や裏付けを行い、具体的な実践の後押しをすることで、未来に向かう底ヂカラを高めていただきたいと考えています」。

 既に顧問税理士と契約されている場合にも、セカンドオピニオンとして一度相談してみるのもいいでしょう。経験豊富な赤塚さんですから、経営者ならではのお悩みをがっちりと受けとめてくれるはずです。
(取材年月:2017年7月)

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