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“売れる”商品やサービスを世に広め、さらなる売り上げアップに貢献するのが使命

利益アップに価値を置き顧客を支援するWEB広告運用のプロ

名城真彦

名城真彦 なしろまさひこ
名城真彦 なしろまさひこ

#chapter1

「ウェブ広告エキスパート」のGoldランクに認定。求めるのは流入数よりも利益を増やすこと

 GoogleやMeta(FacebookやInstagram)などのWEB広告で初期設定や運用手法をレクチャーし、必要に応じて代行も請け負う「ナシロカフェ&マーケティング」の名城真彦さん。建設会社、整骨院、飲食店をはじめ業種不問で個人事業主や中小企業を支援し、ターゲットの分析からキーワードの改善、競合対策までトータルに寄り添います。

 「私は長年、店舗運営に長く携わり、マーケティングや広告の業務で成果を出してきました。また、ウェブ広告エキスパートのGoldランクにも認定され、戦略設計力や実務遂行能力を評価いただいています。広告の役割は流入者数や閲覧者数を増やすことではなく、集客や売り上げを伸ばすこと。その点を大切にしています」

 年齢や性別、行動範囲、興味・関心などを絞り込み、ターゲット層に閲覧されやすいサイトや、表示させる時間帯も計算して出稿を提案。必要な部分に予算を集中させ、効果を最大化します。

 「広告は『出したら終わり』ではありません。例えばある工務店では、注文住宅に関する技術力の高さを掲げて出稿してきましたが、どうしても大手メーカーの存在感に埋もれてしまっていました。そこで『細かな要望に柔軟に応えられる』『スタッフの人柄が良い』といった、その会社ならではの魅力を前面に出すよう提案したところ、反響につながりました。一般的に注文住宅の広告では、10万円の広告費で1件の問い合わせがあれば良しとされますが、約半分の費用で効果を上げることができたのです。このように、広告の効果を感じられない方々のセカンドオピニオンとしてもお役に立てます」

#chapter2

飲食店の運営や顧客の広告運用を経験し独立。ノルマに縛られず親身な支援を実現

 高校時代から接客のアルバイトに励み、人と触れ合う仕事の楽しさを肌で感じてきた名城さん。大学では建築を学びましたが、卒業後に飛び込んだのは名古屋発祥の喫茶店チェーンでした。入社間もなく店長を任され、年間売上約1億円を誇る店舗を一手にマネジメント。集客戦略からチームづくりまで、多岐にわたる経験を積み重ね、現場での腕を磨いていきました。
 その後、医療関係の企業を経て、シェアオフィスなどを運営する会社に転職。営業、マーケティング、顧客対応といった幅広い業務を担い、実務経験の幅を大きく広げました。

 「当時からすでにWEB関連の知識があり、スタートアップ企業が自社サイトや広告を展開する際のサポートもしていました。また、マーケティングをテーマに全国の役所や商工会議所でセミナーを開催したりと、なかなか多忙な日々を過ごしました」

 やがて「顧客一人一人と向き合い、必要な支援を自ら考えて提供したい」という思いが強まり、独立を決意。フリーランスとして「ナシロカフェ&マーケティング」を立ち上げました。
 「人が集う空間の心地よさを大切にしたいとの思いから、社名に『カフェ』と付けました。将来的には、自身の店を構えるのも目標です」

広告運用の成果が出るようになり、顧客から次々と新しい案件を紹介されるようになった現在。名城さんは「一人の会社だからこそ身軽で、売り上げ目標やノルマに縛られることなく、『もう予算を減らしても大丈夫です』とお伝えできるのが幸せです」と微笑みます。

 そして両親の定年退職を機に、多くの親族が暮らす沖縄へと移住。豊見城市のコワーキングスペースを拠点に、パソコン一つで全国の顧客を支える日々を送っています。

名城真彦 なしろまさひこ

#chapter3

広告の力で閑散期を繁忙期に変えた実績も

 名城さんにとって仕事の醍醐味は、自身の取り組みが顧客に利益をもたらし、笑顔や感謝の言葉に出合えること。「問い合わせが増えたと連絡を受け、自分のほうがお客さま以上に興奮していると気づくこともあるんです」と笑みを浮かべます。

 「体育祭や部活動のためのオリジナルTシャツを製作する会社から『新年度は忙しいが、夏場は閑散期になるので助けてほしい』と相談されたこともあります。そこでWEB広告の出稿方法を見直すと、すぐに前年の繁忙期並みの見積もり依頼が届くようになりました。『名城さんのおかげで忙しくて大変だよ』とうれしい悲鳴を聞いたときは、胸が熱くなりましたね。広告は出すだけではなく、検証と戦略を重ねて成果に結び付ける。そのプロセスこそが私の腕の見せどころです」

 今後は全国にいる既存の顧客に寄り添いつつ、沖縄県内で対面でのサポートを増やしたいと名城さん。さらに地元の物産品を扱うECサイトの立ち上げや、自身のノウハウを継承する後進の育成にも注力しようと意欲的です。

 「WEB広告は『すでに魅力を持っている商品やサービスがさらに売れるための仕組み』だと思います。沖縄には世界に誇れる魅力がたくさんあります。発信の方法に迷っている方は、ぜひご相談ください」

(取材年月:2025年8月)

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名城真彦

利益アップに価値を置き顧客を支援するWEB広告運用のプロ

名城真彦プロ

WEB広告運用コンサルタント

ナシロカフェ&マーケティング

長年の経験と専門資格の知見を基に戦略を立て、WEB広告の改善や初期設定を支援。出稿先のサイトや表示させる時間帯、反響につながるワードも絞り込み、費用対効果を高めて売り上げと集客数の向上を目指す。

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