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八幡昇プロのご紹介
昔ながらの製法で沖縄の文化を守り続ける赤瓦職人(1/3)

世界で唯一!昔ながらの製法「たたら作り」の技術を継承
赤瓦といえば、沖縄を象徴する風景。かつてはお金持ちの象徴として、首里を中心に赤瓦葺きの平屋が見られたといいます。
「昔、庶民の夢は“赤瓦の家に住むこと”と言われていたほど、赤瓦はステータスだったんです。」と話すのは、赤瓦の一大産地・与那原町で「八幡瓦工場」を営む八幡昇さんです。
「与那原には全盛期、約15軒の瓦工場がありました。今は4~5軒になってしまいましたが、うちは現存する中で一番古い工場なんです。」
八幡瓦工場の一番の特徴は、現代の住宅にあった赤瓦の生産はもちろんのこと、沖縄で唯一、いや日本や世界でもおそらく唯一という、昔ながらの製法「たたら作り」で赤瓦を製造している点です。
「時代のニーズにあったものを作るだけでなく、文化財などの昔の建物には、昔ながらの材料と作り方で作るべきだと思うんです。過去には、北谷町役場の新庁舎、歴史的建造物では、首里にある玉陵の番所も手がけました。」
玉城で生まれ、与那原で育った八幡さん。お母様方のおじいさんが瓦職人で、小さい頃から赤瓦が身の回りにあったそうです。「子供の頃は瓦や土が遊び道具でした。おもちゃなんかないですからね。粘土で色々作ったりしていました。」
本土復帰から数年後、八幡さんは仕事をしていた本土から沖縄に戻り、現在の工場を引き継ぎます。ですが、赤瓦製造を行うに当たり、当時は大変なご苦労があったのだそうです。
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