「将来が楽しみ」になる、お金との賢い付き合い方を伝えます（1/3）

少人数で楽しみながら学べる「お金の勉強会」で、投資への不安を解消

　「老後の生活費は足りるか」「住宅ローンを払い続けられるの？」など、先々を考えるとお金の心配は尽きないもの。「石原プラン」の石原力さんは、ファイナンシャル・プランナーとしてマネーセミナーを行い、お金の知識を伝えています。

　沖縄市にあるオフィスで毎月開催している「お金の勉強会」は、NISA（少額投資非課税制度）やiDeCo（個人型確定拠出年金）など、資産運用をテーマにしています。
　「『投資は何となく怖い』と感じている人に向け、高い壁を取り除くことから始めます。セミナーでは個別の商品の案内はいっさい行わず、中立の立場でお話します」と石原さん。

　約3時間にわたるセミナーは、4人程度の少人数制で、和気あいあいとした雰囲気。「投資と投機の違い」「投資の3つのルール」など、資産運用を始める上で知っておきたいポイントをレクチャーします。
　「資産運用は、子育てのように、時間をかけて少しずつお金を育てていくイメージです。また、最初に〝いつまでにいくら〟と決めることをおすすめします。目標がないと、何となく始めたダイエットのように、いつまでたっても貯まらないですよ」など、分かりやすい解説が特長です。

　20代～50代の幅広い世代から支持を集め、女性を中心に、夫婦や親子で参加する人も少なくないそう。参加者には後日、個別相談も用意。
　「お金のことで不安になるのは、どうしていいか分からないから。備える方法が分かれば、不安は解消されます。『将来が楽しみになった』『早く老後が来てほしいと思えた』などと言われることも多いですね」

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