お客様の安心・安全・快適を目指した、よりよい住まいづくり（3/3）

信頼に応えられる会社を目指して

　若いご夫婦からのリフォーム相談に対しては、将来お子様が生まれ、きょうだいで部屋を分ける必要が生じる可能性も考慮。後の改装に極力お金がかからないようなプランニングを提案するという大嶋さん。豊富な知識と経験を基に、お客様に寄り添って最善を目指す仕事ぶりは、お客様がお客様を紹介してくださる好循環を生んでいます。奥様が法律事務所に勤めていることもあり、長くお付き合いのある方からは、困った時のよろず相談窓口のように頼りにされているのだそうです。

　依頼は住宅関連メーカーや工務店、町からも頻繁にあり、加えて今期は、他業界のメーカーを通じた特別養護老人ホームの部分改修工事も受注。今期の売り上げも堅実にのばしているそうです。個人での対応に限界が見えてきたことから、近年中に株式会社化し、従業員を増やすことを計画しています。
　「私個人としては、1級建築士、1級施工管理技士、電気工事士の資格も取得したい。また、新たな視点を得たいので、異業種の方との交流も広げ、深めていきたいです」と話す大嶋さん。今はリフォーム・リノベーションが中心ですが、新築や増改築工事にも万全の体制で対応できる「プロ職人集団」に会社を育て上げたいと意欲を燃やします。
　　　
　実績と信頼をコツコツと積み上げて会社を大きくしてきた大嶋さんにとって、それは夢ではなく、目標。実現するのは、近い将来なのかもしれません。

（取材年月：2018年4月）

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