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自宅で麻雀を楽しみ、使用しないときは木製カバーでインテリアとして活用を

全自動麻雀卓の販売・修理・メンテナンスのプロ

原田健一郎

原田健一郎 はらだけんいちろう
原田健一郎 はらだけんいちろう

#chapter1

メーカーの代理店として全自動麻雀卓を展開するほか、自社でケースカバーも製作

 「コロナ禍の影響もあり、お家で麻雀(マージャン)をする人が増えています。ゲームとして面白いのはもちろんですが、卓を囲み、コミュニケーションの機会にもなりますので、ぜひ取り入れてもらいたいですね」

 そう語るのは、長崎県長崎市の「ニル」代表の原田健一郎さん。麻雀用具を製造する「大洋技研」と「ダイゲン」の正規代理店として、全自動麻雀卓の販売とメンテナンスを行っています。

 「製品は大きくて重いため、不具合が生じた時に梱包してお送りいただくのも一苦労です。当方では、スマートフォンなどで撮影していただいた映像をもとに、症状を無料診断しています。故障の原因に応じてパーツを送付し、ご自身で交換していただくほか、専門スタッフが伺うこともできます。耐用年数を大幅に超えており修理ができない場合は、買い替えのご相談もたまわります」

 また、原田さんのもとでは、麻雀卓にかぶせるだけで、テーブルや作業机として使用できるケースカバーも製作しています。
 「ナチュラルな風合いが魅力の木材を用いているのが特長で、ご自宅のリビングやオフィスの休憩室などに溶け込むよう、シンプルに仕上げました。表面は、汚れが付きにくいワトコワックスを施しており、撥水仕様のため、コーヒーなどの液体をこぼしてもサッとふき取ることができます」

 メーカーや機種ごとに異なる卓のサイズをデータ化し、現在はSSから特注まで5タイプを展開。自社工房で、家具職人が1台ずつ手作りしており、2カ月待ちの状態が半年以上も続くほど人気を集めていると言います。

#chapter2

滑らかな手触りを実現するためケースカバーの表面を磨き、角も丸く面取り

 アクセサリーをはじめ、洋服やバッグといったアパレル雑貨の販売や、展示用什器を手掛けてきた原田さん。週に一度、仲間と楽しむため事務所に置いていた麻雀卓が、スタッフからひんしゅくを買いそうになったことが、麻雀関連の事業を始めるきっかけになったと言います。

 「当社の家具職人に相談したところ、『木製のカバーで覆いましょう』と言って、すぐに試作品を作ってくれたんです。木の質感もいいし、デザインも使い勝手も良かったため、その後何十回と改良を重ね、2020年の夏に商品化に至りました」

 できる限り反りやゆがみが生じないよう、仕入れた木材は2週間ほど乾燥した部屋で落ち着かせてから加工。滑らかな手触りを実現するため、数段階に分けて表面を磨くほか、けがをしないよう角に丸みを持たせる配慮も。パイや卓を傷つけないように、カバーの内側に貼り付けて高さを調整できる、フェルト製の保護マットも同封しています。

 細部にまでこだわったケースカバーを気に入り、「麻雀好きの娘へのプレゼントに」と、自宅用以外に追加で購入した人もいるそう。
 「私どもの商品は基本的に1台あれば十分なので、リピートしてくださる方がいらっしゃるとは思わず、うれしかったですね。ご家庭の場合、1日の中で麻雀をしていない時間の方が圧倒的に長いでしょう。全自動麻雀卓は大きいので存在感がありますが、当社のカバーをつけることでお部屋になじみ、インテリアとして日常的にご活用いただけます」

原田健一郎 はらだけんいちろう

#chapter3

全自動麻雀卓と麻雀卓ケースカバーを展示するショールームも開設

 原田さんは、気軽に実物を見てもらえるようにと、2023年5月、本社にショールームを開設。「大洋技研とダイゲンの全自動麻雀卓および、各機種に合わせた麻雀卓ケースカバーを展示しています。予約制ですので、お客さまのペースでゆっくりとご覧いただけます。ぜひ足をお運びください」と呼び掛けます。

 「お住まいの地域の代理店でお買い求めいただくと、重くて自分で設置できない、操作方法が分からない、初期不良があるといったトラブルの際に、すぐにご相談いただけるというメリットがあります。当方では、長崎県内の離島を除く全エリアで、出張修理に対応しております」

 また、オンラインストアも運営しており、麻雀卓本体とケースカバーのお得なセットも用意しています。
 「年齢を重ねるとハードな動きを伴うスポーツや遠出が難しくなる場合がありますが、麻雀は在宅でできますし、お友達を呼んで交流することができるので、生涯の趣味としてもおすすめです。導入からアフターフォローまで、私どもにお任せください」

 地域に根差した代理店として「お客さまにご満足いただき、喜んでいただけるような商品やサービスを提供していきたい」と力を込める原田さん。今後は、雀荘やカルチャー教室など施設にある全自動麻雀卓のメンテナンスも請け負っていきたいと話します。
 「保証期間が終わっていても、パーツの交換だけで不具合が直る場合も多いです。長くお使いいただくために、気になることがあればいつでもお声掛けください」

(取材年月:2023年7月)

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原田健一郎

全自動麻雀卓の販売・修理・メンテナンスのプロ

原田健一郎プロ

全自動麻雀卓の販売・修理

株式会社ニル

全自動麻雀卓メーカーの長崎県の正規代理店。販売・設置から出張修理・メンテナンスまで細やかに対応する。かぶせるだけで麻雀卓が木製のダイニングテーブルに早変わりする、オリジナル麻雀卓ケースカバーも開発。

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