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一人一人の個性にとことん寄り添う「パッション」の学びとは

子どもたちの個性を見極め熱く指導する学習教育のプロ

染矢結希

子どもたちの個性を見極め熱く指導する学習教育のプロ 	染矢結希さん
宮崎青葉町パッション内観

#chapter1

「わかった」のと「できる」のでは違う本当の学習力

 大分県に本部を置き、大分・宮崎合わせて学童保育~高等部に向け17カ所の教室を擁する学習塾・東大セミナーグループ(東セミ)。屈指の進学塾として知られており、宮崎市には青葉町・大塚・大宮にそれぞれ個別指導を行う教室「情熱個別パッション」が開設されています。理科と数学に強い塾として30年の実績を持ち、すでに有名私立中学や高校、国公立大学・有名私大に数多くの合格者を出している同塾が、2015年に立ち上げた「情熱個別パッション」は、それまでに進めてきた “社会に貢献する人財を育てる” という企業目的から、さらに将来を見据えた『グローバルな人材』を育むため、より『自分の考えを表現する』ことを重視した個別指導を行っています。

 個別指導と聞くと、講師と生徒マンツーマンの態勢というイメージしかないですが、「単に教え込んでいくという進め方では生徒が本当に『できる』という実感が薄い。指導している時は生徒さんも“わかった気”にはなるんです。ただ、それでは習ったことが再現できるのかどうか疑問が残ります。そのため私どもは生徒一人一人の能力や個性を見極めた指導を第一としています」とは、講師であり宮崎エリア統括マネジャーでもある染矢結希さん。

 「パッション」の指導は、生徒がインプットした(学んだ)ものをきちんとアウトプット(再現)できるかどうか、つまり確実にその学びを自分のものにしているかに重きを置いているため、個々の能力に応じた指導とそれぞれの進め方については保護者との面談も大切な要素なのだと言います。

#chapter2

子×親×講師のコミュニケーションから導き出せる最適な学び

「パッションでは、最初の面談をはじめ、3~4カ月に一度という頻度で家族面談を行っています。これはお子さんの性格や能力を互いに知る事に加え、親御さんがお子さんに求めているものなどを定期的に伺い、今後どう進めていくのかなどを行うためです。また生徒さんの考え方が入学時と入学半年後では変わっていく事もあります。希望があれば面談の頻度を増やすことも可能ですし、双方ともにストレスなくいろんな質問ができる環境をつくることも大事だと思っています」と染矢さん。

 宮崎「パッション」は、生徒4人に対し先生が1人という1:4の指導スタイルで、専任講師5名・トレーナー30名が所属。幼児から高校生まで、学年別や目標に合わせた指導を行っているそうですが、その役割は「先生というよりコーチ。道筋を作ってあげるという形に近い」と染矢さんは言います。

「一番気を付けているのは『学校授業の延長線ではいけない』という事。本来ならば生徒側から解らない問題やポイントを聞いてくるはずですが、それがなかなか言い出せないor何と聞いていいか判らない生徒もいます。私共は、そういった根本的な疑問を解決していきたい。だからこそ日頃から個別指導を軸に生徒さんとのコミュニケーションを深めることで、言いたい事を言える講師でありたいし、それを全部受け止める形で支えていきたいと思っています」

宮崎青葉町パッション 外観

#chapter3

勉強の楽しさを見つけ出し、これからの時代に求められる人材を育む

 2015年ごろ、日本の大学入試には大きな変革が起こりました。「英語は4技能重視」「グローバル人材の育成」など、大学入試が変わればそれに伴い高校や中学入試も変わってきます。それらは例えば「問:答え」というシンプルなものから、自分の意見を反映するような「考え」が必要となるそうです。

 「私の生徒で、とても勉強のできるお子さんがいたのですが、ある日テストの点数が良くなかった事がありました。考えて書く問いが多く白紙が目立ったんですね。そこで聞いてみたところ、『書き方が解らなかった』と言うんです。理解できていてもそれを伝える力が足りなかったんですよね。でも、そういった“間違える”事もできないと、気づき、つまりやり直すきっかけもできません。生徒それぞれに得意科目や苦手科目など個人差もありますが、反復を徹底し本当の理解力を得られれば、率先していろんな事を聞きに来ます。本当の意味で内容を理解していなければ勉強のスイッチは入らない。テニスを知らなければテニスの面白さも解らないようなものなんです」

 現代は学ぶだけでなく、それをどう生かすか、問題を処理するかのほうに重きが置かれているという学校入試。自宅学習で伸び悩む親子なども多いそうですが、「第三者という意味でも勉強は私共に任せていただき、もっと別の事で親子の会話をしてほしい。そのためにも塾という選択肢を考えて欲しい」と染矢さんは子ども達がより楽しく勉強に向き合える環境づくりに励んでいます。

(取材年月:2019年7月)

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専門家プロフィール

染矢結希

子どもたちの個性を見極め熱く指導する学習教育のプロ

染矢結希プロ

塾講師

株式会社熱き情熱コーポレーション(青葉町パッション)

子どもたちの能力と個性を、子×親×講師で三位一体となって話し合いながら、それぞれの「解らない」に真摯に向き合い、目標の進路に向って着実に学習力や知識・伝達力まで高めていく個別指導が強み。

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