マイベストプロに登録している専門家の方に、活用してどんな変化があったかを伺う「活用事例インタビュー」。今回は、2020年からマイベストプロをご利用いただいており、ご自身のブランディングに活用されている奥澤さまにお話を伺いました。

投資アナリスト/投資スクール講師
奥澤 智宏さま(どさんこ投資スクール)

投資歴24年で培った独自のノウハウと、2,000名以上の指導実績を持つプロフェッショナル。認知バイアス対策と習慣設計により、感情に左右されずに成果を出せるメソッドを提供。投資の専門家としてマイベストプロ北海道に登録。

「誠実に仕事を続けていれば、いつか信頼してもらえる」

専門家として活動する多くの方が、その思いを持ちながら日々お客さまと向き合っているのではないでしょうか。良いサービスを提供し、期待に応えることは信頼づくりに欠かせない要素ですが、インターネットで情報収集することが当たり前になった現在、リアルな体験などを通じて届けるサービスの品質や専門家自身の思いは、十分に伝わらない場面もあります。特に専門性が高い分野や形のないサービスでは、利用を検討する人が「本当に信頼できるのか」「この人に相談して大丈夫なのか」と慎重に判断することも少なくありません。

今回お話を伺った奥澤さまも、数値などに表しにくい“信頼を伝える難しさ”を経験された一人です。FXや株式投資、資産形成を学ぶ投資スクールを運営する中で感じたのは、自分自身で信頼を伝えることの限界でした。抽象的とも言える概念を裏付けるために大切にされたのが「自分で信頼を語る」のではなく、「第三者の視点から信頼を届ける」という考え方でした。

真面目に仕事をしているだけでは伝わらない信頼がある

奥澤さまは、投資に関する知識だけではなく、受講生が継続して資産形成に取り組めるよう、技術やメンタル面のサポートも大切にしながら、一人ひとりと向き合ってきました。
ところが、ある時期から、奥澤さまの提供するサービスについて、事実に基づかないネガティブな情報がインターネット上で目立つように。中には、奥澤さまのサービスを批判するだけでなく、別の投資関係のサービスへ誘導するような記事も見受けられ、事実とは異なる評価が一人歩きしてしまうようになりました。
そして、影響は奥澤さま本人だけにとどまらず、周囲にも及ぶようになりました。ある受講生が事業融資を申し込んだ際、金融機関の担当者からインターネット上の情報を示され、「詐欺に加担しているのではないか」と疑念を持たれるという事態が発生したのです。

「自分だけならまだしも、受講生にまで迷惑をかけるかもしれない。それが一番つらかったですね」

奥澤さまは、誹謗中傷により危機感を覚えた経験を通じて、専門家側がどれほど誠実にビジネスに取り組んでいても、その姿勢が正しく届かなければ、社会的な信頼にはつながらないことを痛感したといいます。

「信頼してください」ではなく、第三者から伝える

奥澤さまは理不尽な状況を打開するため、ホームページを整備。事業情報を公開するほか、サービスについてお客さまに丁寧に説明し、誤解を招く情報については、できる範囲で対応するなど、専門家として信頼してもらうために、できることを一つずつ積み重ねてきました。しかし、その過程で感じたのは、「自分自身で信頼を証明する難しさ」でした。どれだけ「安心してください」「信頼できます」と伝えても、初めて出会う人にとっては、あくまで発信者本人の言葉にすぎません。

また、サービスを検討する人は、公式サイトの内容だけでなく、口コミや検索結果、第三者からの評価など、さまざまな情報をもとに判断しています。自己発信以外の部分も重視されるからこそ奥澤さまが必要だと感じたのが、客観的な立場から専門性や活動を伝えてくれる存在。そこで出会ったのが、マイベストプロでした。

第三者評価として感じたマイベストプロの価値

大手メディアが運営に関わり、独自の審査を通過した専門家のみが掲載されるマイベストプロは、客観的な立場から専門性や信頼性を伝えてくれる環境を求めていた奥澤さまにぴったりだったそうです。

価値を感じた瞬間として、ひとつのエピソードを紹介してくださいました。奥澤さまがマイベストプロの登録に向けて審査を受けられる際、プロフィールに「大学院修士課程修了」と記載したところ、運営事務局から母校の卒業証明書を提出するよう求められたことに大変驚かれたそうです。当初は、証明書を取り寄せる手間に対し、少し負担に感じる部分もあったそうですが、手続きを進める過程で、「経歴や専門性をここまで細かく確認しているからこそ、見る人に安心感を与えられるのだ」と深く実感されたそうです。

こうした厳格な審査を経て掲載されたという事実が、誤解されやすい業界において、お客さまに安心を提供する大きな根拠となっています。

プロフィールやコラムが信頼を届ける営業ツールへ

審査を通過し、ページが公開されると、すぐに目に見える変化が表れ始めました。最も大きな変化は、検索エンジンでご自身の名前やスクール名を検索した際、マイベストプロのページが上位に表示されるようになったことです。これにより、事実と異なる匿名の情報が相対的に目立たなくなり、スクール本来の誠実な姿勢が正しく伝わる環境が整いました。

さらに、マイベストプロに公開されたプロフィールページを、「信頼を伝える営業ツール」として日常的に活用されています。例えば、セミナーへ申し込みが入った際に、最初に送るのは受講案内ではなく、ご自身のプロフィールページのURLだそうです。「こういう人間が運営しています」と一言添えて、事前に自身を知っていただく導線を作られました。投資スクールを検討する方にとって、学習内容だけではなく、「誰から学ぶのか」も重要な判断材料になるからです。
プロフィールを通じて、専門性だけでなく、考え方や活動への思いを知ってもらうことで、「第三者による審査があるサイトを見て不安がなくなりました」と、安心して参加してもらうきっかけになっているといいます。

また、オンラインだけでなく、オフラインの場でもマイベストプロを活用されており、その手法もご紹介いただきました。異業種交流会や経営者の集まりなど、対面で名刺交換をする際には、プロフィールページへつながるQRコードを添えてお渡しされるそうです。 客観的な審査を経て掲載されたページを見てもらうことで、限られた時間の会話だけでは伝えきれない専門性や人柄を補い、その後の関係づくりにも役立っていると手応えを話してくださいました。

信頼は一度の広告ではなく、積み重ねで生まれる

奥澤さまは投資スクールの運営を通じて、投資を短期的な成果だけで考えるのではなく、正しい知識や判断力を身につけながら、長期的に向き合うことが大切であると伝えてきました。現在は、勉強への抵抗感やお金を失うことへの恐怖心といった「メンタルブロック」を解消するための心理カウンセリングの要素もカリキュラムに取り入れ、より一層充実した講義を展開されています。また、今後は投資スクールで培った知見やノウハウを、企業研修や講演会を通じて広く伝える活動にも力を入れていく予定とのことです。

業容を拡充するためには、「知ってもらうこと」以上に、「安心して依頼できる人だ」と思ってもらうことが欠かせません。そして、どれほど高い専門性を持ち、誠実に仕事へ向き合っていても、その姿勢が相手に届かなければ選ばれる理由にはなりません。情報があふれる時代だからこそ、専門家に対する「信頼」は大きな価値となり、その信頼が「安心」につながります。

大切なのは、自らの価値を伝える努力を続けながら、第三者の視点で専門性を社会へ伝えてくれる仕組みを持つことです。プロ自身も、お客さまも安心して一歩踏み出せる環境を整えることが、事業を守り、本当にサービスを必要としているお客さまと出会うための第一歩になるのではないでしょうか。