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ナチュラル、シンプルモダン、リゾート風など、多彩な庭づくりで豊かな暮らしを提案

30年以上の経験を持つ外構工事・庭づくりのプロ

四宮健一

四宮健一 しのみやけんいち
四宮健一 しのみやけんいち

#chapter1

照明やシンボルツリーなどを取り入れ、予算内で理想のエクステリアを追求

 「おしゃれで機能的なお庭で、心豊かに快適な毎日を送っていただきたいですね」と話すのは、熊本市の「ガーディナージャパン」の代表・四宮健一さん。熊本県全域で、エクステリア、造園工事を手掛けています。

 「お客さまの理想を形にするため、打ち合わせを丁寧に重ねています。ナチュラルなカフェ風に、モノトーンでシンプルモダンに、ハワイアンスタイルでリゾート風にしたいなど、好みのテイストやご要望をお聞かせください。手水鉢を据え、飛び石を置き、コケを張り、古き良き日本の様式美を取り入れた和庭も承ります」

 ライトアップで幻想的な雰囲気を演出し、防犯対策にも役立つ照明を配したり、ガラスとタイルを組み合わせたスタイリッシュな門柱を建てたり。設計には外構専用のCADソフトを活用。イメージパースでレンガや石といった建材のリアルな質感や陰影を再現し、完成形を具体的にイメージすることができます。

 「食べられる赤い実がなるジューンベリーや、アオダモ、ハナミズキ、ミモザアカシアといった花を咲かせる樹木など、家の象徴となるシンボルツリーもご提案します。枝葉が伸びてきた際は、お手入れもいたします」

 現地調査から図面・見積書の提出まで最短1週間と、スピード感も強みの一つ。着工後も顧客の声に耳を傾け、調整を加えながら現場を進めます。

 「従業員には日頃から、限られた予算内で最大限できることを追求するよう伝えています。創意工夫し、お客さまに心から満足していただける庭づくりを目指しています」

#chapter2

伯父が営むガーディナージャパンを継ぎ、40歳のときに代表に就任

 四宮さんは1969年に八代市で生まれました。八代工業高校情報技術科を卒業後は、土木業や運送業、造園業など、さまざまな仕事に従事。24歳のとき、伯父の和孝さんが経営する「ガーディナージャパン」に入りました。

 入社後は設計部門で2年ほど経験を積み、建物の外まわりをデザインする知識を一から習得。その後、営業職へと異動しました。

 「私は営業職の経験は初めてでしたので、どうすればお客さまが自分の話を聞いてくれるかを常に考えていました。20代でしたから、まずはかわいがってもらえるように素直な心持ちで接することを心掛けていましたね」

 顧客と対話を深めて、どんなエクステリアを望んでいるのかをくみ取り、的確に提案して期待に応えることにやりがいを見いだし、職務にまい進。2009年、和孝さんが会長になり、40歳で代表に就任しました。

 「社員の中でも私が一番長く勤めていましたし、自然な流れで引き継ぐことになりました。代表を任される約1年前から伯父に打診されていたので、少しずつ心の準備をしていました」

 会社を率いる立場になってからも現場を管理する四宮さん。「時には変更や修正が入る場合もあります。状況に応じて臨機応変に対応するためにも、お客さまに寄り添う姿勢を大切にしています」と語ります。

四宮健一 しのみやけんいち

#chapter3

ガラス張りのサンルームや、バイクいじりができるガレージルームも施工

 四宮さんのもとでは、「ウッドデッキが古くなり使いづらい」との困りごとを受け、雨天でも洗濯物が干せるガラス張りのサンルームと連なるデッキにリフォーム。「草むしりが大変」という場合は、地面にタイルや人工芝を敷き、メンテナンスの負担を軽減しています。

 「バイクいじりなどができる、秘密基地みたいなガレージルームも施工しています。他に、無垢材のような風合いの目隠しフェンスでプライベート性を確保し、屋根を設けて日差しを遮り、屋外でのんびり過ごせるアウトドアリビングをしつらえることもできます」

 個人客をはじめ、ハウスメーカーからも引き合いがあり、数多くの案件を受託。今後は人材を拡充することも視野に入れています。

 「職人も高齢化が進んでいます。お客さまのニーズに応えるためにも、若い人たちに力を貸してほしいと思っています。技術も大事ですが、当方が重視しているのは心の部分です。礼儀正しいあいさつや失礼のない言葉づかいができないと、お客さまは不安になるでしょう。また、きちんとコミュニケーションを取れなければ、お客さまのご希望を満たすことはできません」

 従業員や職人の育成に力を入れ、住まいの顔ともいえる外構を整える体制を強化。1977年に創業して以来、地域に根ざし、コツコツと築いてきた実績と信頼を次の世代へ継承していきたいと言います。

 「四季折々の風情を感じたり、趣味を楽しんだり。庭づくりを通して、皆さまに彩りあふれる暮らしを届けたいですね」

(取材年月:2025年10月)

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四宮健一

30年以上の経験を持つ外構工事・庭づくりのプロ

四宮健一プロ

エクステリア設計・施工

株式会社ガーディナージャパン

30年以上の経験を基に顧客の要望をじっくりと聞き出す。設計段階では外構専用のCADソフトを活用し、リアルな質感や陰影を再現したイメージ図を提示する。最短1週間で見積書の提出が可能。

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