山本武史プロのご紹介
WLB(ワークライフバランス)時間管理術で生き方を変える(2/3)
山本さんの生き方を変えたコーチングとの出会い
大学卒業後、製薬メーカーの営業マンとして働いていた山本さん。四国4県を1人で担当し、車の移動距離は毎月4000~5000kmという忙しい毎日を送っていました。その時は日々の仕事をこなすのに精一杯だったと言います。しかし、会社の買収や父の死、自身の双子誕生など自分の生き方について改めて考えさせられる様々な出来事が一気に起こりました。
“何かやらなければいけない”という強い思いの一方で、その方法が分からず模索している時に「7つの習慣」という本に出会いました。その中にあった「タイムマネジメント」の考えに出会い、自分の働き方が大きく変化したと話します。また、当時知り合った方が、以前アメリカで「コーチング」を学んだ経験のある方だったこともあり、「コーチング」の世界を深く学んでいくことになります。
「コーチング」はビジネスにおいての物事の考え方や行動プラン作成をサポートする、スポーツでいうパーソナルトレーナーです。苦しくて辛いストレスやプレッシャーも物の見方を変えれば、自分が成長するために必要なことかも知れません。物の見方や考え方を変えれば行動が変わる、その事を身をもって体験した山本さんは、今度は自分が得た学びを多くの人に提供する立場にまわりたいと考えたそうです。日頃から自分の子供達には自分がやりたいことを見つけて欲しいと願っている山本さん。まずは自分自身が本当にやりたいことを実践している姿を家族に見せたいという思いが、起業を決意する背中を後押ししました。
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