土地の選定からサポートする住まい創りのプロ
村野正明
Mybestpro Interview
土地の選定からサポートする住まい創りのプロ
村野正明
#chapter1
1995年に「ジョイホーム」を開業した村野正明さん。以前は大手住宅メーカーの盛岡担当として勤務していました。「住宅販売に携わる中で、盛岡は寒い地域なので、結露が無く冬暖かい北海道型の住宅が盛岡にも必要だと感じました。それを実現するには独立するしかなかった。会社をやめて、寒冷地に対応した高気密・高断熱の住宅を取り入れて開業したのが始まりです」。村野さんは実際に北海道へ行き、寒冷地対応住宅の知識と技術を学び「ジョイホーム」をスタートしました。今でこそ当たり前になっている「高気密・高断熱」住宅ですが、開業当時は認知度が低く、お客様から「高気密だと息苦しそう、潜水艦みたいな家」と言われることもあり、性能や魅力を理解してもらうまでにはたくさんの苦労があったそうです。
開業から10年が経ち、高気密・高断熱住宅が一般的になると、村野さんは次なる魅力作りを始めます。「家に住む楽しさ、空間を取り入れていく時代になってきたと感じていた時、東京の建築デザイナーさんとの出会いがあり、高気密・高断熱の住宅にデザインという付加価値を付けていこうと思いました」。高性能に加えたのは洗練されたデザイン。村野さんは東京で活躍する建築家が提案する最先端のデザインを取り入れた「性能とデザインの調和した家づくり」を実現しました。
現在は、東京の建築家及びデザイナーとのコラボで創る「デザイナーズハウス」、価格の魅力とデザインをテーマにした企画型住宅「JOY-CUBE」、そして社内設計提案住宅「リミテッドハウス」という三つのブランドを柱に展開。村野さんはお客様の様々な要望に耳を傾けながら、ニーズに応えようと知恵を絞る日々を送っています。
#chapter2
家を建てようと思う多くの人がぶつかる問題の1つが理想的な土地探し。南側の角地など、理想的であればあるほど人気がありますから、販売されている数も少なく、土地代も高く購入の費用が上がってしまいます。「自分の理想的な土地を探して家を建てようと思うと、大概の方が予算オーバーになってしまいます。バランス良く土地と建物の予算を配分していきながら計画していくほうが、満足度が高いのではないかと思います。予算を活かしながらその土地の特徴を生かした面白いプランを作るのが、私たちジョイホームの設計力なんです」と村野さん。
あまり好まれない北側道路の土地でも明るさとプライベートを確保した家を。変形地でも、変形地ならではの特性を生かした魅力的な住宅を設計。「変形地だからこそできる、面白い提案もあります。見学会に行った時には空間の使い方に驚かれたり、実際に建てたお客様からは『逆にこの土地で良かった』と言って頂いたこともありますね」。土地購入から、設計、建築まで、お客様の予算の中でいかに魅力的な家を建てるか。村野さんの腕の見せどころです。
#chapter3
「家を建てたいという人は、まず頼りになる相談相手を探していると思うんです。ですから、いかに相手を大切に思いながら家づくりに携われるかを大事にしています。ジョイホームの社員採用基準は『お客様の気持ちを理解できる人か』を最優先しています。家を建てるお客様は様々な不安や問題を抱えていらっしゃいますから、一緒に考えてベストな答えを出していくことがお客様の満足度につながると思っています」
お客様のニーズに応えるため、設計やデザインにこだわるだけではありません。村野さんは不動産の免許も持っているので、いい土地を見つけた時には仕入れておき、建てたい人に提供。予算内で満足度の高い家を提供するためにできることは徹底して準備しています。「デザインや自社設計など『何かやってほしい』という期待感を持って来てくださるお客様に応えていきたい。自信を持ってお渡しできる家を作るのが私たちの使命であり、喜びです。まずは一邸一邸、目の前のお客様を大事にしていきたいですね」。設計はもちろん、土地探しから資金計画まで、家のことならなんでも相談できる村野さんはとても頼もしい存在です。
(取材年月:2013年12月)
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Profile
土地の選定からサポートする住まい創りのプロ
村野正明プロ
建築家
株式会社 ジョイホーム
予算バランスを考慮し、土地のご提案から建物の設計・施工までトータルに対応。北側道路や変形地でも設計力を活かして、満足度の高い家づくりを実現してくれる。
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