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学び、探求するアカデミックな生徒を育て、可能性に満ちた未来へサポート

一生ものの知識が身に着く場を提供する学習指導のプロ

長崎寛

長崎寛 ながさきひろし
長崎寛 ながさきひろし

#chapter1

飛び級や留学プログラムを導入し、将来にわたって役立つ学習を提供

 「個々の能力や特性を引き出し、子どもたちが自分の未来を切り開くお手伝いをします」と語るのは、北海道札幌市で塾を営む「ウインズクラブ」代表の長崎寛さん。

 学力向上を目指す「ウィンズアカデミー」では、小学生から高校生らを対象に5教科をフォローする総合コース、単科教科や英検、漢検、数検などの検定対策を行う独立強化コースを用意しています。

 英語力を高める「オールフォーワン」では、未就学児から小中学生、保護者らに向けた各種コースを展開。ネイティブの外国人講師と日本人講師が発音や文法、リーディングをレッスンしています。

 「当方では生徒の得意なこと、好きな分野を伸ばすため、一段階上のレベルで学ぶ飛び級を推奨しています。学校の試験や入試のための勉強で終わらせることなく、将来どこに行っても自信がもてる、一生ものの知識を身につける実践的な学習に力を入れています」

 長崎さんのもとでは生徒の実力アップを図るため、保護者と話す時間を大事にしています。

 「学校の定期テストの前後には親御さんと面談をします。生徒は塾より家にいる時間の方が長いですから、親御さんとコミュニケーションを取り、家庭の学習環境を整えることで効率的に学力を定着したいと考えています」

 2020年には念願だった留学プログラムも導入。数多くの生徒が利用していると言います。

 「第1回のハワイ留学の同行から帰国し、留学ビジネスをメインにしようと思っていたところ、コロナ禍に見舞われ中断していました。国際化が進む今、生きた英語に触れ視野を広げる機会として実施しています」

#chapter2

論理的思考力や問題解決力を育むロボットプログラミング教室も運営

大学時代をハワイで過ごした長崎さん。帰国後、群馬県にある学習塾の社長から誘われ講師として働き始めます。当時は人に教えることより、まだまだ自分を磨きたいという気持ちが強かったそうです。

 「かねてより専門性を高めてその道を究めたいという願望はありましたが、方向性は定まっていませんでした。教室で子どもたちと向き合ううち、日々あまたのことを吸収して進化する姿に手応えとやりがいを感じ、教えるプロになろうと講師業に励みました」

 成績を上げるべく一人一人と深く関わる中で、受験のみを目的にするのではなく、生徒たちが夢を抱き、自分の手でつかみ取る学び舎を作りたいと思うように。2000年に独立し、地元の札幌市で塾を立ち上げました。

 「小学校から高校を卒業するまで12年間通ってくれた生徒もいます。大学に進学する時は感慨深いものがありましたね」と目を細める長崎さん。

 開塾以来たくさんの子どもを迎え入れ、成長に伴走。指導内容を拡充するため、大学時代にコンピューターサイエンスを学んだ経験を生かし、ロボットプログラミング教室も運営しています。

 「ロボットを動かすにはどんな指示を出せばいいか、筋道を考えて組み立てます。イメージした通りに動かない場合は原因を探り、改善を施す中で論理的思考力や問題解決力を育むことができます。プログラミングは自動ドアや信号機などに使われ生活に密着しているので、生徒たちも仕組みを知ると日常のいろんなことに関心を持つと思います」

#chapter3

すべての子どもにチャンスを与え、世界で学び得た知見で日本を元気に

 長崎さんは多様な子どもを受け入れるため、主に就学前の子どもを療育する児童発達支援の事業にも取り掛かっています。施設ではさまざまな体験を通じて、好きなものを見つけてもらいたいと話します。

 「発達障害がある子たちは個性が豊かで、それぞれに資質を持っています。子どもは誰しも可能性を秘めているので、その子らしさを大切にしながら、持てる力を存分に発揮できるようサポートしていきたいですね」

 大きく羽ばたく土台作りとして学習習慣を培い、「常に学び、探求するアカデミックな生徒に育てたい」とビジョンを描く長崎さん。背景には「より良い社会をつくりたい」「もっと日本を発展させたい」という思いがあります。

 「長引く不況や、少子化により労働力人口が減少しているせいか、最近の日本は活気がないと感じます。このまま日本が衰退して閉鎖的になってしまうことがないように、子どもたちが海外に行ける足がかりをつくり、広い世界を見て、興味があることや新しいことにチャレンジする好奇心や創造力を刺激する必要があります」

 国際社会で活躍する子どもが増えることを願ってやまず、留学プログラムや児童発達支援施設は、飛躍に向けてジャンプするための1歩だと語ります。

 「子どもたちを海外に送り出し、各国で学び得た知見を日本に還元してもらうのが目標で、すべての子どもにチャンスを与えたいと考えています。豊かな感性で化学変化を起こし、日本を活性化してくれることを期待しています」

(取材年月:2024年12月)

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長崎寛

一生ものの知識が身に着く場を提供する学習指導のプロ

長崎寛プロ

学習塾代表

有限会社ウインズクラブ

生徒の得意分野を伸ばす飛び級システムや、生きた英語が学べるスタッフ帯同の留学プログラムを導入。生徒をアカデミックに育て、将来の可能性を広げます。

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