塗替、塗装のプロ
井ノ本敦士
Mybestpro Interview
塗替、塗装のプロ
井ノ本敦士
#chapter1
昭和59年の創業以来、広島圏域を中心に塗装・吹付の専門業者として活躍する新広島塗研。契約専門ではなく、直接職人を抱える塗装業者として、これまで多くの仕事を手掛けてきました。「今は20代から70代まで、12人の職人がいます。直接施工の会社としての強みは、第一にその機動力。職人はひとつの現場が終われば次の現場に移りますが、時に前の現場で思いがけないキズや汚れが見つかることがあります。そんなとき、すぐに人をやり繰りして補修に行かせることができるのがわが社の強みです。また仕事の内容によって、人員配置など柔軟に対応できる点も特長と言えますね」と教えてくれたのは、代表取締役の井ノ本敦士さん。
さらに直接施工の会社に依頼するメリットはその「価格」にもあるそうです。「中間マージンを取らないので、お客さまには『安い』と思ってもらえることが多いですね。最初から適正価格で見積もりを出すため、安くしてくれという値引きの声には応えられませんが、見積もりを出せばほとんどの場合決めてもらえます」と井ノ本さんは笑います。
元々ゼネコン関連のビル塗装の仕事が多かったそうですが、知り合いの口コミや取引のある大手塗料メーカーからの紹介で、個人の住宅やビルの仕事も増えているという同社。「どこに頼んだらいいのか分からない」というお客さまの心をしっかりとつかんでいます。
#chapter2
井ノ本さんとスタッフがいつも心がけているのは、「目の前の仕事に実直に取り組むこと」。「とにかく真面目にやる。手を抜かない。目先の利益を追いかけない」(井ノ本さん)という真摯な姿勢から、塗装のプロとしてのプライドが垣間見えます。「塗装は業者によって仕上がりに大きな違いが生まれます。私たちは塗装を通じて、お客さまの大切な財産である建物を守り・再生させるプロ集団。仕事を通じて地域に新しい価値を提供し、会社と社員の成長にもつなげていきたいと考えています」
お父さんが塗料メーカーに勤め、職人さんをよく自宅に連れて来たり、家のお向かいさんが塗装屋さんだったりと、この業界が常に身近だった井ノ本さん。40歳で社長に就任してからも、「話しやすい雰囲気、コミュニケーションがとれる環境がいい仕事につながる」との思いから、スタッフとも積極的に関わるようにしてきました。
営業や現場管理を一手に担う忙しい日々ですが、井ノ本さんが何よりも楽しみにしているのが、お客さまの声を聞くこと。「自信を持って仕上げた家を見て、『きれいになって良かった!』と喜ぶお客さまの顔を見るのが一番うれしい。この仕事をしていて、やりがいを感じる瞬間です」と優しく微笑みます。
#chapter3
20年以上、塗装業界で過ごしてきた井ノ本さん。「今、この業界には追い風が吹いている」と感じているとか。「日本社会は成熟期となり、建物をどんどん新築していた時代から維持する時代へと変化しています。今ある建物をきれいに直して住むリノベーションが流行っているのも、その流れのひとつ。わが社でも工務店や不動産屋からの依頼が増え、仕事は常にある恵まれた状態ですが、この現状に甘んじることなく、多くの方から頼りにされる『まちの塗装屋』として精進していきたい」と更なる意欲を見せます。
一般的には新築から10年、実際には20年ほどが経過し、不具合が出てきてから塗装・吹付を考える方が多いそう。そんな方々に塗装のプロ・井ノ本さんからメッセージを。
「金額も大きいですし、面倒になるのも分かりますが、せっかくのこの機会、楽しんでやってみませんか?色を替えれば気分も一新できるし、雨漏りなど家のメンテナンスもできます。適切な時期に適切なメンテナンスをすることで、大切な家を長持ちさせましょう」
会社のスローガンそのままの実直さで、力強い言葉を贈ってくれた井ノ本さん。「気にはなるけれど、どこに頼んだらいいか分からない…」。そんな迷える人こそ、まずは井ノ本さんにご相談を。きっと大きな力になってくれるはずです。(取材年月日:2017年6月)
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塗替、塗装のプロ
井ノ本敦士プロ
職人
有限会社新広島塗研
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