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生成AIを駆使し、低コスト・短納期でWEB集客を図るオリジナルマンガを制作

豊富な経験と新技術を掛け合わせたマンガ広告代行サービスのプロ

伊藤栄司

伊藤栄司 いとうえいじ
伊藤栄司 いとうえいじ

#chapter1

商品・サービス、事業の強みを分かりやすく伝えるのがマンガコンテンツの魅力

 「ネット検索でサイトを上位表示させるSEO対策など、WEB集客を約20年にわたり手掛けてきました。今後はニーズが高まっているマンガ制作に力を入れていきます」と語るのは、伊藤栄司さん。群馬県伊勢崎市を拠点に電子書籍の出版・広告代行業を営んでいます。

 「ヒアリングを通じて全体の構成やキャラクターを設定。商品やサービス、事業の強みなどをストーリーで描き、企業やお店のホームページ、ユーザーがSNSやネット広告を経て最初に訪問するランディングページ(LP)に掲載できます。ページ数にもよりますが、chatGPT、DALL-E、Midjourneyという生成AI、Canvaというツールを用い、1週間ほどで仕上げます」

 テキストやイラストを一から手書きするのに比べ、納期やコストを大幅に削減できますが、生成AIは発展途上のテクノロジー。使い手のリテラシーやセンスが問われる部分が大きく、使いこなすには相応の知識やスキルが必要だとか。

 「当方は成果物の精度を上げるため試行錯誤を重ね、AIへの指示の出し方などコツを習得しました。主人公らの会話で進むマンガは文章に比べて読みやすく、情報量が多い場合も分かりやすく伝えることができます」

 伊藤さんは「自社サイトを作ったものの反響がない」「申し込みなど顧客のアクションを促すLPにしたい」といった声に応えるため、物語の訴求力を高め課題解決をサポート。「Amazon kindleで出版した10冊のうち7冊がストア内でジャンル別ベストセラーになった創作力を生かし、読み手に刺さる作品をお届けします」と呼び掛けます。

#chapter2

50歳でアフィリエイトを独学。成果を上げるノウハウを伝える講師として活動

 かつて繊維業界で働いていた伊藤さん。50歳の時に倒産同然で退職を余儀なくされました。当時、ネット通販が普及し始めたこともあり、失業後に見つけた職場に勤めながら企業の商品やサービスをブログなどで紹介して広告収入を得る、アフィリエイトを独学します。
 
 「仕事が終わって帰宅後、夜8時から翌朝の新聞配達が来るまで勉強に没頭する生活を7カ月ほど続けました。寝る間を惜しむほどの努力が実り、一時は月に500~600万円を稼いだこともありましたね。成果を上げるうち『日本最高齢のスーパーアフィリエイター』と呼ばれるようになり、検索キーワードに沿って記事を作成し、アクセスを集める手法を教える講師として全国各地でセミナーを担当するようになったんです」

 忙しい日々を送っていた伊藤さんが60歳を迎えた頃、母が認知症を患います。子どもたちは独立し、妻をひとりで家に残すわけにはいかないと在宅ワークへシフトすることに。ユーザーに的確にアプローチする知見をもとに、エスカレーターやエレベーターの特殊解体業者と建設業者らを結ぶマッチングサイトを開設します。

 「サイトを始めるにあたって各種資格を取得し、幸いにも事業を軌道に乗せることができました。しかし、マッチング(紹介業)というのは需要ありきで収入が安定しないのが難点です。新規事業を検討していた折、生成AIを使ったマンガ制作という、まだやっている人が少ない分野で勝負することを思いついたのです」

伊藤栄司 いとうえいじ

#chapter3

AIなど新しい技術を取り入れ、柔軟な発想力でビジネスの発展をサポート

 プライベートでは、令和5年度まで区長、地区の区長会長として地域振興にも携わる伊藤さん。子どもたちに喜んでほしい、自分が住む地区を変えたいという意気込みのもと、夏祭りを従来の400人から5000人規模に拡大し、キッチンカー等で300万円以上の売り上げを上げたことも。

 また頻発する災害に備え、防災に関する専門資格を取得して避難訓練を刷新。有事の際に行動に移せるよう、実践的な内容に整えました。

 「地域の活動もWEBの仕事も、大切にしているのはユーザーファースト。これまでの人生で大変なこともあったけれど、なんとかここまで生きてこられました。自分で事業を展開して、お声がけいただけることに感謝し、皆さまのお役に立ちたいと思っています」
 
 実は伊藤さんのマンガ制作の師匠は、20代の若き青年。いち早く生成AIマンガの世界で成功した彼の実績や豊かな感性をリスペクトし、仕事への姿勢や新しい技術の取り入れ方など多くのことを学んでいると話します。

 「思えば高校から始めたラグビーも、試合を見るより自分がプレーするほうが楽しかったし、マンガもそう。読むよりも作るほうが楽しいんです。これからも日々の業務を楽しみながら、WEB集客のノウハウをアップデートしていきたいと考えています」

 向上心を忘れず、生成AIで制作したデジタルアート作品をネット上で取引する仕組み「NFP」を活用するアイデアも温めているそうです。
 「柔軟な発想力と、進化を続けるクリエイティブの力でお客さまのビジネスの発展をお手伝いしていきたいですね」

(取材年月:2024年8月)

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伊藤栄司

豊富な経験と新技術を掛け合わせたマンガ広告代行サービスのプロ

伊藤栄司プロ

出版・広告代行サービス

50歳でWEBの世界に飛び込んだアフィリエイター。出版代行サービスのほか、企業向けに生成AI技術を用いたマンガコンテンツの制作も展開。20年のWEB集客ノウハウを生かし、顧客の成約率UPを目指す。

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