接客・サービス業の視点で住まいの価値を高める塗装工事のプロ
淺沼幸太
Mybestpro Interview
接客・サービス業の視点で住まいの価値を高める塗装工事のプロ
淺沼幸太
#chapter1
「住まいの顔となる外観を整える塗装業は、接客業であり、サービス業だと心得ています。礼儀正しく、親身なコミュニケーションでお客さまのご要望を聞き取り、『帰ってきたくなるオウチづくり』をお手伝いします」
そう話すのは、高崎市の「群馬住宅センター」の代表・淺沼幸太さん。「ぬりまる」の屋号を掲げ、外壁や屋根の塗装工事を手掛けています。
「当方がおすすめしているのが『グラデーション工法』です。壁を一色で塗るベタ塗りではなく、サイディングボードなど外壁材の凹凸を生かし、複数色を使用して、レンガや石材調といった風合いをリアルに描き出します。陰影や奥行きが生まれ、立体感があり、おしゃれな印象になります」
顧客と細やかにイメージをすり合わせるのも特長。一面を塗り終えた段階で足場のシートを取り外し、離れた場所から色合いを確認してもらう機会を設けています。
「『壁を少しだけ塗って色を確かめたけれど、完成したら想像と違った』と後悔するケースは少なくありません。お客さまが求めるカラーを実現するため、試し塗りを行い、理想に近づけます」
汚れや既存の塗膜を落とす高圧洗浄、劣化した部分を修繕する下地処理、塗料の密着度を上げる下塗り、表面をならす中塗り、保護性能を高める上塗りでムラなく滑らかに発色。丁寧に工程を重ね、耐候性、防汚性といった機能性も備えます。
「『品質に一切の妥協を許さない』という信念のもと、完全自社施工で、教育を受けた社員のみが現場に立ちます。急なお問い合わせにも、迅速かつ臨機応変に応える体制を築いています」
#chapter2
1983年に東京都練馬区で生まれた淺沼さん。大学時代から車のメンテナンスやカーレースに没頭し、卒業後は知人を頼って渡米。現地で8カ月間、自動車整備のメカニックとして働きました。
「帰国後もレースを続け、参戦資金を得るため、頑張り次第で収入アップが見込める営業職に就きました。最終的には勤め先の群馬拠点を任されるまでになりました」
通信系の会社で職務に励んだ淺沼さん。セールスやマネジメントのノウハウを身に付け、2013年にインターネット利用やWEBサイト制作をサポートする会社を創業。2015年には、「群馬住宅センター」の前身となる「日本コンサル」を設立。2018年に現社名へ変更するとともに、塗装業をスタートしました。
「メカニックの世界では、ネジ1本の締め忘れが致命的な事故に直結します。当時、塗装業界で施工不良などが頻発しているのを見聞きし、心を痛めていました。細部に至るまで不備なく仕上げ、適正価格で自分が納得できる基準を訴求すれば、お客さまから支持していただけるはずだと考えました」
淺沼さんは、中間マージンを省き、費用面の透明性を担保するため、外注に出さず自社で一貫して対応。採用においては、経験や技術以上に「人間力」を重視します。
「お客さまにきちんとごあいさつして、現場の整理整頓を心掛けること。職人をはじめ、全従業員が報連相を徹底し、プロとして分かりやすく作業内容や進捗状況を説明すること。皆さまに信頼していただく上で、譲れないポイントです」
#chapter3
今後、淺沼さんが力を入れていきたいのは、外壁や玄関、外構に施すモルタル造形です。塗り、削りといった左官技法で、木目や岩石、レンガの模様を本物さながらの質感で表現できます。
「例えば、古びた雰囲気のアンティーク感を醸し出すこともできます。幅広いデザインをご提案し、住まいにとことんこだわりたいお客さまの選択肢を増やしたいと思っています」
キッチン、バスといった水回りの交換や間取り変更など、内装工事にも注力。空き家を購入し、フルリノベーションで全面改装して売却する、買い取り・再販事業への参入も視野に入れています。
「メカニックの経験があるせいか、ゼロから新しいものを作るより、工夫を凝らし今あるものの価値を高めることに心をひかれます。昨今は、群馬県のみならず、全国で空き家問題が深刻化し、解決の一助を担いたいと考えています。適切に手入れをして、建物に輝きを取り戻したいですね」
淺沼さんは、商工会を通じて地域活動にも参画。地元の祭りやイベントを運営したり、子ども向けの縁日を自社で企画したり、地域とのつながりを大切にしています。
「耐久性と意匠性を兼ね備え、暮らしの場であり、大事な資産であるマイホームを守ることが私どもの使命です。ご予算に合わせたプラン、明瞭なお見積もりなどでリフォームに対する不安を和らげ、心から満足していただける仕事をする。当たり前のことを積み重ね、自分たちができる地域貢献の形を模索していくつもりです」
(取材年月:2026年1月)
リンクをコピーしました
Profile
接客・サービス業の視点で住まいの価値を高める塗装工事のプロ
淺沼幸太プロ
塗装業
株式会社群馬住宅センター
外壁材が持つ凹凸を利用し、一段高い部分と深い部分で色を塗り分ける「グラデーション工法」を提案。完全自社施工にこだわり、外壁一面を塗った段階で全体の色合いを確認する工程も設けています。
\ 詳しいプロフィールやコラムをチェック /
掲載専門家について
マイベストプロ群馬に掲載されている専門家は、新聞社・放送局の広告審査基準に基づいた一定の基準を満たした方たちです。 審査基準は、業界における専門的な知識・技術を有していること、プロフェッショナルとして活動していること、適切な資格や許認可を取得していること、消費者に安心してご利用いただけるよう一定の信頼性・実績を有していること、 プロとしての倫理観・社会的責任を理解し、適切な行動ができることとし、人となり、仕事への考え方、取り組み方などをお聞きした上で、基準を満たした方のみを掲載しています。 インタビュー記事は、株式会社ファーストブランド・マイベストプロ事務局、または上毛新聞社が取材しています。[→審査基準]