障害年金サポートのプロ
瀬尾征秀
Mybestpro Interview
障害年金サポートのプロ
瀬尾征秀
#chapter1
年金といえば、最初に思い浮かぶのは原則65歳から受給できる「老齢年金」、そして、大切な家族が亡くなったときに支給される「遺族年金」ではないでしょうか?実は、20歳以上の方も受け取れる年金があるのをご存知ですか?それが「障害年金」です。
「障害年金とは、病気やケガで生活や仕事などが制限される場合、受け取ることができる国の公的な年金です」と話す社会保険労務士の瀬尾征秀さんは、障害年金のプロです。「本来なら誰もが知っておくべき大切な制度なのですが、まだまだ認知度が低いために、障害状態にあるのに請求していない方も多く、時効にかかった数年分が受け取れなくなってしまうケースもあります。とてももったいないですよね」と話します。
瀬尾さんの一番の願いは、「ひとりでも多くの方に障害年金の存在を知ってもらうこと」。障害年金を受け取れるのは、うつ病、統合失調症などの精神疾患、ペースメーカーや人工関節を体に入れた方、人工透析を受けている方、がんの方など、幅広い病気が対象となります。「精神疾患の方は体調が良い日もあれば全く動けない日もあると思います。障害年金を受給していればある程度の所得が補償されますから、治療に専念することも、無理せず自分のペースで働くこともできます。」
障害年金は、重度の病気を持っている方が対象なのではと思われがちですが、多くの病気(障害)が対象となり、身近な社会保障ということがわかります。「障害や病気を患っている方が毎日安心して暮らしていくためにこの制度があります。一人で悩まずに気軽にご相談ください。」と熱い思いで呼びかけます。
#chapter2
10年間の営業職を経て、2005年9月1日に社会保険労務士として登録した瀬尾さん。その後、大手会計事務所時代には法人顧問サポートを行っていましたが、2017年6月に独立。
瀬尾さんが企業の人事・労働管理のほかに、障害年金のサポートに取り組むようになったのは、東日本大震災もきっかけの一つだったといいます。「福島県で社労士としてできることを最大化する」を理念に掲げて活動する中、「企業の従業員の労災や病気による休職・退職の問題に接する機会がありましたが、何かもう一つしてあげられることはないだろうかと思い悩むことが多くなりました。そして、障害のある方や病気の方、そのご家族、生活弱者の方が安心して暮らせる社会をつくりたいという思いが強くなり、障害年金に特化することを決めました」。
障害年金を専門とする社労士として活動を続けて6年、現在の相談実績は約3,350件で地域一番を誇り、受給決定率も約90%。障害年金の受給が決定した多くの方から喜びの声が寄せられています。
瀬尾さんが選ばれる理由は、まず、数少ない「障害年金に特化した専門家」で受給決定の実績が多いこと。そして、リスク0の「成果報酬型」であること。これも安心して相談できるポイントです。
依頼を受けたあとは、専門知識と豊富な経験で複雑な申請手続きをスムーズに進め、粘り強く障害年金の申請に臨みます。専門家として審査請求や再審査請求にも意欲的に取り組んでいます。また、医療機関やソーシャルワーカー、保険代理店や就労支援施設などとも連携しています。「医師に診断書を頼みにくい、初診日の証明書が取れないという話をよく聞きます。そんな時はご相談ください。今まで培ってきた知識と経験がお役に立てると思います」。と話します。
相談者一人一人に対して誠実に対応する姿勢と親しみやすさも選ばれる理由の一つです。
#chapter3
「障害年金をより多くの人に知ってほしい。そして、本来ならば受け取れる権利を持つ方が受給して経済的にも安心してほしい」と願う瀬尾さん。そのために福島県内5ヵ所(福島市、郡山市、いわき市、会津若松市、白河市)で、毎月「無料相談会」を開催しています。受給金額や事例は人によって違うので、個別相談が大いに役立つと評判に。障害年金についてわかりやすく紹介したパンフレットも多数用意しています。
また、広く情報発信する機会を設けるために、同じ志を持つ東北や全国の障害年金専門の社労士と協力してセミナー・勉強会なども行っています。「全国に情報交換できる仲間がいることは心強いですね。ともに切磋琢磨することで専門知識も向上し、相談者の受給決定につながります。受給が決定したあとに、“ありがとう”と言われるのはやっぱり嬉しいです」と笑顔があふれます。
今後の展望については、「地域や病院とつながることで、新たな貢献もできると思います。また、障害のある方の就労支援にも力を入れていきたいです」。と話す瀬尾さん。就労支援施設と協力して月1回の相談会継続を目指すほか、支援学校の相談会にも力を入れています。
最後にその原動力は何かと尋ねると、「せっかく専門知識があるのに、困っている人が目の前にいて助けないのはおかしいでしょう?」と軽やかに答えてくれました。障害年金の手続きだけで終わるだけでなく、これからの人生設計を支援していくことへの使命感が伝わってきました。【感謝・誠実・使命】
(取材年月:2019年11月)
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Profile
障害年金サポートのプロ
瀬尾征秀プロ
障害年金の相談、請求
社会保険労務士法人ONOKURI
「障害年金」に特化した社会保険労務士として県内屈指の相談実績と決定率の高さを誇ります。不服申し立て(審査請求)にも精通し、医師・ソーシャルワーカー様や就労支援施設様からの紹介も多数。
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