PROFESSIONAL
STORIES

Mybestpro Interview

成果が続くデジタルマーケティングの“土台づくり”で、つまずく企業を支援

社内人材の育成も担うデジタルマーケティングのプロ

原川達也

原川達也 はらかわたつや
原川達也 はらかわたつや

#chapter1

成果が続くデジタルマーケティングの“土台づくり”で、つまずく企業を支援

 今や企業の成長に欠かせないデジタルマーケティング。「効果が見えにくい」「人手が足りない」「作業効率が悪い」など、うまくいかない現状に悩んでいませんか。そのような課題に対して、「AMAND」代表取締役の原川達也さんは、17年以上の業界経験を生かした、総合的なデジタルマーケティング支援を提供しています。

 「マーケティングが継続的に機能する仕組みを整え、成果を出し続けるための土台を築き、新しい景色を見られるように」と話す原川さん。そのため、サービスをあえてパッケージ化せず、広告戦略の見直しやSNS運用の実行支援など、企業の状況に応じて、内容を個別にカスタマイズします。まずは、実践している施策や悩みを丁寧にヒアリングし、今あるリソースの中で効果を最大化できる施策を提案します。

 領域が多岐にわたるデジタルマーケティングでは、SNSやSEO、リスティング(検索連動型)広告など、多様な施策を俯瞰する視点が求められます。
 「例えばInstagramに特化した代理店に頼んだ結果、外注先がバラバラになり、調整に苦労しているという声も聞かれます。本来優先すべきは、商品開発やクリエイティブなど本業に集中することのはずです。私自身、事業主・代理店それぞれの経験もあるので、社外CMOになったつもりで全体を見直し、全体最適・効率を図ることができます」

 また、実務を通じて社内担当者のスキルアップを図るのも特徴です。「未経験でマーケティングを任されている担当者も多いので、業務を進めながら基礎を身につけられるよう意識しています。時間や人が足りないと悩む前に、第三者の専門家を活用してほしいですね」

#chapter2

「あまねく網羅し、深堀りする」をモットーに、結果を追求

 社名の「AMAND」には、あまねく(広く)網羅し、深堀りすることで現状を超えていく」という原川さんの思いが込められています。
 「〝amaneku×beyond〟を掛け合わせた造語です。仕事を前に進める上で、視野を広く持ち、物事を多角的にとらえて深く掘り下げる姿勢を大事にしています」

 これまで、サプリメントメーカーやアパレル、旅行業など、全国で多様な企業への支援実績があり、大手代理店のパートナーとして、大手企業のプロジェクトも手掛けています。中には、10年以上の長期にわたり継続的に支援しているクライアントも少なくないそうです。
 「リピートいただけることが何よりうれしいですし、当社の一番の財産だと思います」と笑顔で話します。

 長く信頼される理由のひとつに、「人と人との関係性」があると語ります。
 「マーケティングは、必ずしもすぐに成果が出るものではありません。思うようにいかないときも、あきらめずに原因を洗い出し、改善を繰り返すことが大切です。そのPDCAを回し続けたり、積み重ねた経験によって効率的に結果を出せたり、『ちゃんとやってくれている』という安心感が評価につながっていると感じています」

 また、月次ミーティングなど、適切なタイミングでのコミュニケーションも重視しています。「リモートで完結できる時代だからこそ、定期的に方向性などを共有する場を設けることで、単なる外注ではなく、〝チーム〟としての一体感を高めています」

原川達也 はらかわたつや

#chapter3

自身の経験から「健康」×「マーケティング」の実現を目指す

 原川さんがマーケティングに興味を持った原点は、大学時代のゼミで学んだ「データマイニング」でした。購買履歴など大量のデータから、消費行動の傾向などを統計的に導く分析手法です。
 「もともと数字の背景を読み解くのが得意なので、データから〝売れる理由〟が見えてくるのが面白かったですね。普段何気なく見ていた広告の仕掛けなどがわかり、夢中になりました」

 大学卒業後は、WEB広告代理店に入社し、ダイレクトマーケティングの実務を8年間経験。2016年に独立し、翌年「AMAND株式会社」を立ち上げました。

 現在は、マーケティング支援に加え、「健康」をテーマにした自社商品の開発や、プロスポーツチーム・選手の支援にも取り組んでいます。きっかけは、会社員時代に、体調を崩して3カ月間休職したことでした。
 「それまで気にしていなかった健康の大切さを実感しました。マーケティングの世界では、数字を追うプレッシャーから、時に無理をしてしまう人もいます。心身とも健やかな状態を保つことは、パフォーマンス維持につながると考えるようになりました。クライアントとも、お互いに無理をしない・させない関係づくりを心掛けています」

 デジタルマーケティングに悩む企業に向けては、次のようにメッセージを送ります。
 「本当に〝やるべきこと〟をやり切ったと言えますか? 外部の視点を取り入れると、新たなアイデアも生まれます。考えることをあきらめなければ、結果につながります」

(取材年月:2025年7月)

リンクをコピーしました

Profile

専門家プロフィール

原川達也

社内人材の育成も担うデジタルマーケティングのプロ

原川達也プロ

デジタルマーケター

AMAND株式会社

業界歴17年以上の経験をもとに、企業のデジタルマーケティング業務全体を見直し、成果を最大化する仕組みを構築します。デジタル広告の運用や代理店管理などの実務を通して、担当者の人材育成もサポートします。

\ 詳しいプロフィールやコラムをチェック /

掲載専門家について

マイベストプロ福岡に掲載されている専門家は、新聞社・放送局の広告審査基準に基づいた一定の基準を満たした方たちです。 審査基準は、業界における専門的な知識・技術を有していること、プロフェッショナルとして活動していること、適切な資格や許認可を取得していること、消費者に安心してご利用いただけるよう一定の信頼性・実績を有していること、 プロとしての倫理観・社会的責任を理解し、適切な行動ができることとし、人となり、仕事への考え方、取り組み方などをお聞きした上で、基準を満たした方のみを掲載しています。 インタビュー記事は、株式会社ファーストブランド・マイベストプロ事務局、または九州朝日放送が取材しています。[→審査基準

MYBESTPRO