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関わる人々の物心両面の幸福を追求すると同時に、企業価値向上と社会の進歩発展に貢献する

地域の安全を支える警備のプロ

森山司

森山司 もりやまつかさ

#chapter1

S Q U A R E警備事業部、プラント事業部を展開

 福井県敦賀市を拠点に、警備事業とプラント事業を手掛ける「Moriyama Group」の代表・森山司さん。警備事業はメインで施設警備ほか交通誘導(雑踏)警備を従事。プラント事業は製造業者の生産ライン業務と各種機器の操作補助、設備の定期点検・保全管理などに従事しています。

 「私どもは2016年に創業した若い会社ですが、現在は30人を超える社員を抱え、地域の安全を支える存在になるべく日々、研さんを重ねています。未経験からのスタートでも実務を確実に習得できるよう、日頃から教育に注力しています」

 森山さんのもとでは、実際の現場で同行指導を入念に行い、仕事に慣れるまでは複数人を配置することで新人をしっかりとサポート。段階を踏んで丁寧に育てていく体制を整えています。

 年齢層も20代からシニア層まで幅広く、それぞれが同じレベルでサービスを提供できるように徹底した教育でスキルの底上げを図っています。「当たり前のことを誠実にやる。その思いを私だけでなく、従業員全員が共有できるようにしています。年齢や経験を問わず、真摯(しんし)に職務に向き合う人を育てることで、地域の安全を守り、事業活動を後押ししたいと考えています」

#chapter2

30歳で「Moriyama Group」を創業後、2020年から警備業へ参入し、ノウハウを蓄積

 敦賀市で1986年に生まれた森山さん。小学校1年生のときに野球を始め、以来、ボールを追いかけない日はないくらい野球に熱中しました。

 「当時、地元の敦賀気比高校が初めて甲子園出場を果たしました。聖地でプレーする雄姿をテレビで見て、自分もこの舞台で野球がしたいと憧れを抱きました」

 球児として白熱の夢を追い、敦賀気比高校付属中学校から敦賀気比高校へ進学。レギュラーとして活躍するものの、甲子園出場はかないませんでした。卒業後は野球の強豪校の一つ上武大学へ進学するも中退。

 帰郷して30歳のときに「Moriyama Group」を立ち上げ、さまざまな事業展開をする中で、2020年1月に警備業へ参入。知識も技術もゼロから勉強し、少しずつノウハウを蓄積してきました。

 「当時はちょうどコロナ禍に入り、イベントの中止が相次いで交通誘導の案件が減少していて、社員の確保と事業を軌道に乗せるのは大変でしたが、当初からお付き合いしてくださるお客さまや新規のお客さまが当社の仕事ぶりを評価し、継続して信頼してもらえるのはうれしいですね」

#chapter3

人材育成を通して組織体制を強化し、一丸となって地域社会の進歩発展へ

 現在、森山さんが力を入れているのは組織力の強化です。現場ごとに「隊長」と呼ばれる責任者を配置しており、メンバーを統率する技量を高めていくことが目下の課題だと言います。

 「完璧な人間はいませんが、指導の仕方や言葉の伝え方などもっと磨いてほしいと思っています。隊長たちが成長してマネジメント力を備えれば、チームワークが醸成されて現場全体が引き締まり、組織として一体感が出てくるはずです」

 個々の能力を上げ、自らの意志で行動する自主性を重んじるとともに、最近では従業員らとコミュニケーションを図ることも心掛けているそうです。「自分がどう考えているか、どういう方向に進んでほしいのか。言い続けないと伝わりません。事業を通じて地域社会の進歩発展をお手伝いする理念を浸透させ、一丸となって実践していくことを大切にしています」

 昨今は引き合いが増えていることから、100人規模の体制を目指している森山さん。数多くのニーズに応えていくためにも社員を育成し、管理できる人材を増やしていきたいと意気込みます。

(取材年月:2025年3月)

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森山司

地域の安全を支える警備のプロ

森山司プロ

警備業

Moriyama Group株式会社

従事するあらゆる業務で、事故やトラブル等の発生を未然に防ぐことで「何もなかった日ほど誇らしい日はない」日常を提供し続ける。

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