思いをカタチにする、住宅リノベーションのプロ井澤直行

思いをカタチにする、住宅リノベーションのプロ

井澤直行

「住まい」のリフォーム、そしてリノベーション

　2016年4月に誕生した「イザワリノベーション・保険事務所（現：イザワリノベーション合同会社）」。代表の井澤直行さんは、「住まい」にまつわる多様な相談に幅広く対応しています。「新築はもちろん、リフォーム、リノベーションからハウスクリーニング、火災保険、住宅ローンの取次ぎまで、「住まい」のことなら何でもご相談ください。」と井澤さん。  　最近よく聞くようになった「リノベーション」という言葉。これはリフォームとは違うのでしょうか。「同じ意味と思っている方もいらっしゃるでょうが、リフォームは、基本的に壊れたり汚れたり、老朽化している部分を、建てられた時と同等の状態に戻すことです。一方リノベーションは、現状回復以上の機能や性能を持たせたり、向上させることをいいます。例えば外装の塗り替え・張り替えや、キッチンやお風呂設備の変更などがリフォームにあたります。お子様の成長など、ライフスタイルの変化にともなって、キッチンと居間の仕切りをとって広々としたリビングダイニングキッチンにすることなどがリノベーションといいます。」と井澤さん。

　家族の数だけ「住まい」があり、「住まい」の数だけライフフタイルがあります。井澤さんは、工場生産的な既製品の住宅では充分クライアントのデリケートな要望に応えることは難しいといいます。「家族の成長や生活環境によってもライフスタイルも変化します。もしかしたら大きなリノベーションが必要になるかも知れませんし、小さなリフォームで済むかもしれない…。お客様の希望や夢、これからのことを沢山聞いて、一緒に判断して、ベストな提案をさせていただきたいのです。」

東北地方に適した「住まい」とは

　由利本荘市に生まれた井澤さんは、大工だった父親の影響もあり、モノ作りが大好き。仕事の関係上、日本各地を巡ってその地方独自の「住まい」を見てきました。その中でも東北地方、特に秋田は特殊だといいます。「夏は暑いうえに湿度も高い。そして冬は氷点下の日が続くし雪も多い。つまり夏・冬両方の季節をクリアしないといけないんです。」と井澤さん。地域特性をも考えにいれて、井澤さんはライフスタイルに適した快適な「住まい」を提案します。

　独立前は大手住宅会社の勤務経験もある井澤さんは、昔ながらの在来工法から近代的な住宅まであらゆる「住まい」のメリット、デメリットを研究してきました。「表側から見えないところが、実は「住まい」のポイントなのです。夏・冬両方の季節を乗り越えてきた「住まい」です。年月がたてば老朽化して不都合が出て来ます。たとえば断熱などです。見た目に綺麗な部屋なんですが、なぜか寒いなどという場合があります。どこかに隙間があったり、ドアが歪んでいたり、外壁が痛んだり。」

　見えないところを修復しても、本当に改善されたのかクライアントに納得してもらえない場合もあるといいます。「壁の中や天井裏、または床下など、改善部分がはっきり見えない場合が多いのがリフォームです。そのため赤外線サーモグラフィーカメラによる〈住宅非破壊検査〉を導入しています。」と井澤さん。

赤外線サーモグラフイーカメラで「住まい」診断

　「車は車検・人間は健康診断を受けることで早期に不具合や病気個所を発見できます。けれど住宅診断って、おこないませんよね？住宅も定期検査をし早期に不具合個所を見つけられれば、工事も安価でかつ、長持ちするものです。住宅に不具合があれば健康にも影響を及ぼす事があります。この赤外線サーモグラフィーカメラで見ますと各部の温度の変化が解ります。これによって隙間風の箇所や原因、または壁内や床下の水漏れなど、構造物を破損することなく突き止めることが出来ます。見た目では解らない外壁の破損や老朽化も発見できるんですよ。まずは赤外線サーモグラフィーカメラによる〈住宅非破壊検査〉で状況を理解していただいてから、最善のプランを提案させていただいてます。」

　井澤さんは、リフォームやリノベーションで、希望のライフスタイルの実現を目指す中で、住宅火災保険やハウスクリーニング、そして住宅ローンの取次ぎまで行っています。

　「お客様のことを考えたら、「住まい」に係ることなら、どんな相談でも応えたかったんですよ。プランも大事ですけど、お金のこととか保険とかも重要ですよね。目には見えないところまで、安心してお任せください。」と話してくれました。

（取材年月：2016年11月）

「住まい」のこと、フルサポートします

「住まい」のリフォーム、そしてリノベーション

東北地方に適した「住まい」とは

赤外線サーモグラフイーカメラで「住まい」診断

専門家プロフィール

Other Interview