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伊藤健司

企業の困りごとにワンストップで応える研修のプロ

伊藤健司(いとうけんじ) / 研修講師

オフィスT&C

コラム

アンガーマネジメントについて

2024年2月23日

テーマ:コミュニケーション

コラムカテゴリ:ビジネス

3月27日の13:30〜と19:00〜の2回、アンガーマネジメント入門講座を開催します。オンラインでの開催ですので、全国どこからでもご受講いただけます。よろしければご検討ください。

アンガーマネジメント は、怒りの感情をコントロールする心理トレーニングです。今回は、日本アンガーマネジメント協会が推奨する標準的な入門講座を実施します。
個人としての日々のコミュニケーション改善だけでなく、企業様におかれましてはハラスメント防止、メンタルケア、クレーム対策、部下育成など、様々なビジネスシーンでも活用できるノウハウです。これからの時期は、新入社員教育などにも有効です。企業の人事担当者様、研修企画担当者も、お試し参加されてはいかがでしょうか。複数名でのご受講も歓迎します。

アンガーマネジメントとは

アンガーマネジメントは、1970年代にアメリカで始まった、「怒りの感情をコントロールする心理トレーニング」です。

アンガーマネジメントを学ぶ前、私は怒りの感情を「コントロールできないもの」と考えていました。火を触れば熱い、氷を触れば冷たい。これらの感覚は自動的に生まれ、コントロールできません。同じように、怒りの原因となるものに遭遇すると、自動的に怒りが生まれる。「自動的に」ですから、コントロールできないだろう、と考えていました。

ところが実際には、似たような出来事に遭遇しても、怒りが生まれたり、生まれなかったり、といったことはあります。また、以前は怒りを覚えた出来事に、再度遭遇したときに、今度はあまり怒りを覚えなかったりすることもあります。これは何故でしょうか?「自動的」だけでは説明がつきません。
このあたりが、アンガーマネジメントを学ぶことで、しっくりと腑に落ちました。

アンガーマネジメントは、決して怒りの感情を否定するものではありません。感情そのものは当たり前に発生するもので、フタをして閉じ込めたりするべきではありません。喜怒哀楽があってこそ、人生は豊かになります。
とはいえ、感情に「振り回されて」行動してしまうことは好ましくありません。後で後悔が生まれることもあります。特に怒りの感情は、ネガティブな結果につながりやすい感情でもあります。

であれば、「上手な怒り方」を身につけましょう。私自身、アンガーマネジメントを学んだことで、「怒るべきこと」と、「怒るべきでないこと」の整理がうまくできるようになり、不必要にメンタルに負担をかけることが少なくなったと感じています。
皆様にもぜひ、この考え方をお伝えしたいです。講座でお会いできることを楽しみにしています。

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