さまざまな角度から分析して業績向上を図る経営改善のプロ
稲村修
Mybestpro Interview
さまざまな角度から分析して業績向上を図る経営改善のプロ
稲村修
#chapter1
会社や店舗の経営は、毎日の経理や決算業務、労務、税務など、たくさんの業務に囲まれています。これらの業務と上手に付き合い、業績を向上させていくことが経営者には求められますが、実際さまざまなケースと向き合うと、迷うことも多いのではないでしょうか。
経営管理を中心に、さまざまな面で力強い味方になってくれるのが、プロの集団(公認会計士、税理士、社会保険労務士、中小企業診断士)としての「株式会社塚田会計事務所」です。
塚田会計事務所の歴史は古く、昭和30年代に初代塚田社長が開業、昭和50年に株式会社となりました。山形の中心市街地と米沢市に事務所を構え、多くの会社や店舗の会計をサポートしています。
常務取締役の稲村修さんは、大学を卒業してから昭和59年に、塚田会計事務所に入社しました。以来25年以上、地域の経営者の方々からの厚い信頼を築き続けています。
業務は、相続対策など多岐にわたり経営者のサポートが可能。その中でも特に力を入れているのが、「中小企業診断士」の資格を生かした経営全般のサポートです。
「中小企業診断士の仕事は、一般のコンサルタントとはちょっと違います。自流の方法論でアドバイスをするのではなく、現状を診断して改善策を見いだしていく、いわば企業の医者なのです。」
#chapter2
経営分析だけで経営改善を図ることができると思っている経営者の方も多いと思います。しかし、紙上の数字で課題が見えたとしても、本当の課題はそこではなく、違うところにあるということがあります。
経営分析は、いわば「健康診断の結果」のようなもので、それだけでは病気が治らないのと同じで、経営も良くはなりません。医師による診断と治療が必要なのと同じように、経営診断による原因の特定と、原因に応じた対策が必要です。
それをしているのが中小企業診断士であり、あらゆる面から検討して、その人(企業)に合った治療方法を模索していくのです。
これまで稲村さんが寄り添ってきた企業は、工場や小売店など業種はさまざま。経営者の方の悩みを聞きながら、その改善方法をともに考え、改善の兆しが見えるまで寄り添い続けます。
また、「今までのやり方が通用しない」など、外的要因からくる経営の変化もあります。経営面だけでなく、年金制度や税制などいろいろな制度を加味して検討すると、より良い対策が見つかることも。経営者の方の思い、これまでの経緯を尊重して、診断士の持つ知識を存分に活かして経営向上を目指しています。
数字だけを見るのではなく、人事や設備など、経営に関わるさまざまな視点からのアドバイスも可能。事務所内の公認会計士や税理士、社会保険労務士等とも連携し、経営者の総合的なパートナーとして、最適な体制を整えています。
#chapter3
稲村さんが特に得意とする分野は、バランススコアカードと原価計算。どちらも経営には大切な役割を担う数字です。
バランススコアカードとは、ビジョンと戦略も含めた業績評価ツールです。経営者の希望に合わせて、将来を見つめた経営展開をサポートします。
原価計算は、販売や生産分野では必須の計算ですが、人件費や光熱費などの「間接費」が見落とされがち。この間接費も含めた原価計算をすると、本当の費用と利潤の関係がわかります。
プロの集団として、さまざまな角度から業績アップに向けた支援をしています。
「決算書は過去の業績ではなく、課題の出発点。そこから見えた課題から目標を持ち、実際の経営や運用の状態を考慮して改善策を打ち出します。そして、次の決算書がその成果になります。それまでの1年1年を寄り添いながら、お客様が元気になっていくのを見ること。それが一番の喜びです。今ある困りごとに悩んでいるその時間にも、コストがかかっています。個人でも会社でも、まずはお気軽にお問い合わせください」と稲村さんは語っていました。
(取材年月:2014年2月)
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さまざまな角度から分析して業績向上を図る経営改善のプロ
稲村修プロ
公認会計士
株式会社 塚田会計事務所
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