希望をかなえる家のデザインはお任せ!建築設計のプロ
碇谷規幸
Mybestpro Interview
希望をかなえる家のデザインはお任せ!建築設計のプロ
碇谷規幸
#chapter1
家づくりは、一生に一度の大イベントである場合が多いもの。長く住み続けるためにも、「後悔のない選択をしよう」と試行錯誤しながら家づくりに向き合う人も少なくないのではないでしょうか。
建築家、碇谷規幸さんが営む「I・N設計スタジオ」は、都会的なセンスと個性ある表現力が魅力の設計スタジオ。従来の「定番」的な家づくりを逸したデザインが、こだわりや個性を求める方々から支持を得ています。
「いちばん大切なことは、『どういう暮らしをしたいか』。建て主が希望する『○○したい』という想いをまず聞いて、最善の方法を考えます。」
I・N設計スタジオは、2008年に開設されました。スタジオ自体の歴史は浅いものの、碇谷さんはそれまで20年近く、東京と山形でキャリアを積み、満を持しての独立でした。
独立前は、公共施設の設計が中心だったそうです。学校、体育館、老人福祉施設など、機能的で美しい景観が求められる建築物で、洗練されたデザインを生み出していきました。
「個人住宅の設計は、限られた空間の中に、いかに過ごしやすく、建て主の希望をかなえていくかということが求められます。公共施設とはまた違ったテーマですね。住宅を建てるということは、『新しい暮らしをデザインする』こと。家づくりのパートナーとして、設計・監理という共同作業をさせていただいています。」
#chapter2
家づくりのスタートは、まず建て主の希望をとことん「聴く」ことから。
「子どもたちが遊べる空間を大事にしたい」、「家の中にいながら空を眺めたい」など、建て主の希望はさまざま。限られた空間の中で、生活のしやすさにも配慮しながら、そのような希望をかなえるためのデザインを作ります。
「希望は一つではないし、検討していく中で変化する場合もあります。ある程度計画が固まってから、別な希望が出てくる時もあります。しかし、『できません』とは言いたくないです。100%の実現はできなくても、代替案を提示したり、計画を変更したりして、建て主の希望を最優先にします。」
もちろん、そのための意思確認は怠りません。一軒の家を建てるまでの打合せ回数は30回ほど。企画・設計・建築と、段階ごとに話し合い、建て主の望みどおりの家になっているかを確認していきます。そういった心配りが、満足のいく家づくりへとつながるのです。
碇谷さんが今まで手掛けた家のデザインは、I・N設計デザインのホームページに掲載されている「作品集」で、見ることができます。
その特徴は、やはり洗練された外観。直線を生かした斬新なデザインは、道行く人の目を引きます。
しかし、それだけではありません。一歩中に入れば、驚くほどよく考え抜かれた空間の配置、配色、そしてあたたかさ。大量生産ではない、オリジナルだからこそできる、さまざまな配慮が施されています。
「工法には特にこだわりません。要望をまず聴いて、それに一番良い工法を採用します。」と言う碇谷さん。いろいろある工法から最善を選択できるのも、20年以上のキャリアからきているのかもしれません。
#chapter3
碇谷さんが建築士になったきっかけは、大工だった父親。子どもの頃からずっと、家づくりを担う父親を見て育ちました。しかし、中学卒業までは、父の跡継ぎになることは全く考えていなかったそうです。
「高校に入ってから、父が喜ぶ顔が見たいと思うようになり、建築関係の道に進むことを決めました。でも頑固親父だから、直接喜んだような素振りはなかったですね(笑)。母は『喜んでいたよ』って言ってましたけどね。」
そんな碇谷さんも、今は2人の子を持つ父親。
プライベートでは、母校の野球部の指導を手伝うなど、地域の活動にも励んでいます。
「建築家というと、妙に堅いイメージとか、えらく高額そうとか、そういったイメージがついて回るのですが、私はどちらかと言えば建て主と同じ目線に立って、気軽に話し合えるパートナーでありたいですね。」
(取材年月:2014年12月)
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建築家
I・N設計スタジオ
建て主の希望を最優先に、話し合いを重ねてオリジナルの家づくりをいたします。個性ある洗練されたデザインで、快適な空間と暮らしやすさを追求します。
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