デジタル技術とクリエイティブ力で事業発展を支援する専門家古澤彰

デジタル技術とクリエイティブ力で事業発展を支援する専門家

古澤彰

システムやサイト、アプリ開発や販促物の制作、空間プロデュースにも対応

　生産性の向上や事業の拡大を図るため、各業界でDX（デジタルトランスフォーメーション）化が急激に進む現代。広告宣伝にもWEBの知識や高度なデータ分析力が必要となり、専門家にアドバイスを求める企業も少なくありません。

　「当方では、デジタルテクノロジーとクリエイティブの力で、ものづくりからマーケティングまで、ワンストップで支援しています」

　そう話すのは、「O-line（オーライン）」の取締役COO（最高執行責任者）の古澤彰さん。出版社でキャリアをスタートした後、WEB業界に転身。大手メディアやシステム開発会社などでDX、IoT化、新規事業立ち上げに関するコンサルティングを行い、2019年に起業しました。

　「お客さまは、会社の規模や業種を問わずさまざまで、課題解決に向けたソリューションの領域もそれぞれ異なります。例えば、製造業であれば作業効率を上げるためのシステム開発をご用命いただくこともあれば、自社製品の企画設計から協働し、市場調査やプロモーションまでお手伝いすることもございます」

　古澤さんのもとでは、エンジニアが業務システム、ECサイトやスマホアプリ、仮想空間を疑似体験できるVR、現実世界にCGを重ねるARなどを開発。クリエイターも在籍し、テレビCMや番組、映像の企画制作やオンライン配信、イベント制作や運営にも対応。WEBサイトなどデザインも幅広く応じ、企業の販促物や省庁の研修用アニメ動画なども手掛けてきました。

　「店舗やオフィスの空間プロデュースや、内装を定額で請け負うサブスクリプションサービスも用意しており、チラシやSNSコンテンツ、PR動画もお作りします」

商品・サービスの企画段階から携わり、強みを理解してリリース、PRにも伴走

　多角的にクライアントの事業をサポートする古澤さん。商品やサービス、システム開発とマーケティングは表裏一体で、コンセプトや戦略を明確にすることも重視します。

　「どんなニーズがあるのか、どの市場を狙うのか、価格帯はどうするのかなどを考慮した上で内容をブラッシュアップしていくことが重要です。弊社は企画の段階から携わることで商品などの強みをより深く理解し、リリース後もターゲットに合わせて的確にアプローチします」

　複数の業務を担うことで、クライアントがコストや手間を減らせるメリットもあると言います。
　「当方にまとめてお任せいただければ工数や予算も圧縮できます。浮いた資金や人材を別の用途に充当することで、健全な事業運営につながると考えています」

　多様な業種でWEBサイトや広告といった制作物を納めてきた古澤さんは、クライアントワークを通じて得た知見をもとに、集客力や認知度アップなどに効果的な手だてを精査。望む成果へと導くことを心掛けています。

　また、常にクライアントの視点に立ち、負担を減らすための方法を提示することにもこだわります。
　「例えば『チャットGPTなどの生成AIと連携したツールがほしい』という場合、お客さまがやりたいことができるソフトがすでに世の中にあることも。業務フローを改善するシステムも、既存のクラウドサービスを使い勝手がいいようにカスタマイズすると低予算で済みます。必要に応じて補助金の活用などをご提案することもあります」

クライアントの事業に当事者意識を持って参画し、成功の一翼を担うことがやりがい

　ヒト・モノ・カネ・情報といった経営資源の最適化を目指すコンサルティングと、適切なソリューション提供で、多くの企業の業務改善やビジネス展開を支えてきた古澤さん。クライアントからは、「少ないコストで必要な仕組みを構築できた」「作るところから世に出すところまでお世話してもらえて助かっている」と喜びの声が寄せられています。

　「以前、ハードウエアのメンテナンスを承ったお客さまから、問題の原因を取り除くトラブルシューティングの精度の高さを評価していただき、その後、別の業務もご依頼くださいました。口コミやご紹介からオファーをいただくことも多く、私どもを信頼してくださっていることが実感できてうれしいですね」

　取締役として社のメンバーを率いる一方で、古澤さんは大学の芸術・音楽系のコースで准教授も務め、ミュージシャンとしての顔も持ちます。

　「会社員時代から、音楽イベントを140回以上主催している経験もあるので、地域で開く催事のプランニングでお力添えしたり、インバウンド施策など観光庁が委託先を選定するプロポーザル案件に参加したりする機会もありましたね」

　蓄えた知識と技術を生かしてクライアントの事業成長を後押しする古澤さん。「お客さまの事業に当事者意識を持って参画し、成功の一翼を担えることが私のやりがいです。業務フローの見直しや商品企画、広告運用などいろいろとご相談に乗りますので、ぜひお声掛けください」と力を込めます。

（取材年月：2024年3月）

テクノロジーとクリエイティブの力で、システム開発からマーケティングまでワンストップ支援

システムやサイト、アプリ開発や販促物の制作、空間プロデュースにも対応

商品・サービスの企画段階から携わり、強みを理解してリリース、PRにも伴走

クライアントの事業に当事者意識を持って参画し、成功の一翼を担うことがやりがい

専門家プロフィール

Other Interview