障害年金申請代行で経済的精神的安心を支える特定社会保険労務士
野﨑大輔
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障害年金申請代行で経済的精神的安心を支える特定社会保険労務士
野﨑大輔
#chapter1
「病気やけがで生活や仕事に支障が出た際に支えとなるのが障害年金で、現役世代でも受け取ることができます。過去にさかのぼって請求できる場合もありますが、手続きがかなり複雑で、傷病を抱える方が自力で行うのは困難と言えるでしょう。障害年金の申請代行によって、経済的な不安を和らげるお手伝いをします」
そう話すのは、「社会保険労務士法人 日本労働教育総合研究所」の代表で特定社会保険労務士の野﨑大輔さん。外出せずとも申請ができるよう電話やオンラインでサポートしています。
「年間400件以上を申請代行し、受給率は90%を超えています(2025年1月現在)。多くの案件を預かれる理由は、蓄積されたノウハウをスタッフ間で共有し、疑問点は教え合う体制を整えているからです」
さらに、問い合わせに応対する人と申請実務を担う人、役割分担を明確にし、業務が効率的に行えるよう工夫しています。
「メインで担当するスタッフは病院で20年間の勤務経験があります。医療機関の業務の流れに配慮しながらやりとりができますので、医師と申請者双方の負担軽減につながります」
野﨑さんのもとでは、申請が通り障害年金が支給されて初めて報酬が発生する「完全成果報酬制」を取っているのも特徴です。
「思うように働けなくなると生活費の工面など焦燥感がどんどん募るもの。『着手金なしでお願いできて助かった』『給付金によって経済的な安心を得たことで精神的にも安定した』との声もいただいております。受給しながらできる範囲で働けたら、ご本人にとっても雇用する企業にとってもメリットが大きいのではないでしょうか」
#chapter2
就職氷河期に大学時代を過ごした野﨑さん。やりたい仕事も見つからずほとんど就職活動もしないまま卒業間近となりました。
「これからどうしようと思いながら大学構内を歩いていた時、資格のパンフレットが目に留まりました。さまざまな士業について調べた結果、社労士を目指すことにしたのです。年金は、今後社会的に大きなテーマになるのではないかという見通しもありました」
目標が決まると独学で猛勉強し、2回目の挑戦で合格しました。
「勤務社労士として3社で働いたものの経験がないため雑用ばかり。今振り返ると当然のことではありますが、やりがいが見いだせず、いずれも1年以内で辞めるという『ダメ社員』でした」
転機は28歳。4社目に入った上場企業の人事部でした。転職を繰り返すのは自分に原因があるのではと心を入れ替え、どんな業務にも懸命に励むことでステップアップ。仕事への意欲が低く、職場の士気にも影響を与える問題社員への対応やメンタルヘルス対策を担当し、組織風土の改善に貢献しました。自分の得意分野を見いだし、2008年に31歳で独立します。
「見込み客ゼロ、気合だけで独立したため貯金は減るばかり。来月の家賃が払えるかと不安に駆られました。お金の不安はメンタルにも悪影響を与えることを、身をもって知りました」
一つ一つの依頼に真摯(しんし)に向き合い、実績を構築。本の出版を契機に、労働問題の専門家としてメディア出演や新聞や雑誌での執筆も相次いでいます。
#chapter3
野﨑さんは、多岐にわたる企業で問題社員の退職勧奨といったイグジットマネジメントに携わるうちに、事案が頻発する会社とほとんど起きない会社の差について考えるように。
「組織づくりや教育にあるという結論に至りました。これまでのコンサルティング経験に加え、経営者の自分発振力を高める量子力学的経営や人間学、心理学をベースにした独自の組織風土醸成法を確立し、組織と人材の課題解決に努めています」
野﨑さんが障害年金に取り組むようになったのは、受給手続きができる社労士がいないか相談を受けたことがきっかけです。
「探してみたものの見つからず、対応できる社労士が少ないことに気づきました。該当しているのに申請できずにいる人が相当数いるのではないかとも推察し、お困りの方の力になるべく専任の部門を作りました」
2021年に働き盛りの弟を亡くしたことも、障害年金に力を入れる理由の一つだとか。
「病気が発覚した時には、すでに進行していました。希望も込めて、回復したら障害年金をもらいながら障害者雇用でがんばっていこうと話をしていたんです」
願いはかないませんでしたが、障害年金の相談を受けたことは運命のように感じたと言います。
「近年、精神疾患で申請をする方が増えています。うつ病などの発症は職場でのストレスも一因と考えられ、私が長年進めてきた組織風土の改善と通じる部分があると感じています。大切な人材をまもるためにも、ぜひ私どもの知見をお役立てください」
(取材年月:2025年2月)
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Profile
障害年金申請代行で経済的精神的安心を支える特定社会保険労務士
野﨑大輔プロ
社会保険労務士
社会保険労務士法人 日本労働教育総合研究所
完全成果報酬制で障害年金の申請を代行しています。年間400件以上のサポートを行い豊富なノウハウを有しているため、スムーズな手続きが可能。病気やけがによる収入減に不安を抱える現役世代を支えます。
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