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お体に不安を感じた時から遺産相続や旅立ち後のことまで、シニア世代の人生の伴走者に

相続やシニア世代の生活を丸ごとサポートする司法書士

井原哲也

井原哲也 いはらてつや
井原哲也 いはらてつや

#chapter1

相続財産の調査や遺産分割協議書の作成など相続手続きをサポート。夜間のオンライン無料相談も実施

 「種類が多岐にわたり複雑な財産調査や、土地・建物が含まれ難易度の高い遺産分割協議書も、累計100件以上を受託し、適切に対処してきました。財産の扱いについて、税理士と協力しながら、法律面と税務面からお客さまに適した選択肢をご提案します」

 そう語るのは、遺産相続に注力する「IHARA司法書士事務所」の代表、井原哲也さん。預金の解約や相続登記といった各種事務を手掛けるほか、不動産、貴金属や骨董品、株式、ゴルフ会員権などの処分を望む場合は、各業者と連携してスムーズな売却を後押しします。

 「当方では、仕事や家事などで日中に時間を取れない方に向けて、平日の20時~24時に無料の夜間窓口を開いております」

 予約が入ると事前にヒアリングシートを送付。記入された課題に沿って回答を準備します。
 「当日は具体的な方策をご案内します。相談回数に制限は設けておりませんので、後から疑問点が出てきたときは、遠慮なくお尋ねください。ビデオ通話ができるオンラインツール、電話のほか、出張料はいただきますが訪問にも応じています」

 井原さんは、多忙等の理由により、名義変更などの手間取る業務はすべて任せたいという人から、自分でできることは自分で行って費用を抑えたいという人まで柔軟に対応。スピーディーに作業を進めるだけでなく、大事な人を亡くして悲しみに暮れる心情にも配慮します。

 「心掛けているのは、ご遺族の気持ちに寄り添うこと。スピード感をもって進めることも重要ですが、効率ありきではないのが相続です。ご遺族が故人に思いをはせる時間も、大切にしていただきたいと考えています」

#chapter2

司法書士として信託銀行でも遺言執行や相続業務に携わり、知見を深める

 「子どもの頃、祖父が詐欺被害に遭ったり、親族間で遺産を巡っていさかいが起きたりしたのを目の当たりにしたんです。法律の知識があれば、困っている人を助けられるのでは、という思いをずっと持っていました」

 井原さんは企業で働きながら司法書士の勉強を始め、2009年に資格を取得。3年間司法書士事務所で実務経験を積んだのちに開業し、住宅取得や会社設立など、暮らしやビジネスに関わる契約ごとや簡易訴訟に向き合ってきました。

 「2020年から2年間は信託銀行に勤務し、相当数の遺言執行や相続手続きに携わり、士業とはまた違った角度から資産管理や継承について学ぶことができました。案件の幅が広がり、多様な知見も備わりました」

 身に付けたノウハウをもとに、都内各地や高齢者施設で、税理士や弁護士らと合同の無料相談会も随時開催。「さまざまな問題を一カ所で解決できる」と好評を得ています。

 さらに、自ら不動産投資を実践して相続財産を活用するためのアドバイスに役立てたり、介護に関する勉強をして高齢者への理解を深めたり。クライアントの生活全体を視野に入れた支援にも取り組むようになりました。

 「お客さまが求めていることは何かを考え、新たな事業も立ち上げました。高齢者の中には、お一人さまやお子さんがいない夫婦もいらっしゃいますので、『お体に不安を感じた時から、旅立ち後のことまで』をコンセプトに、看護師とともに、皆さまのライフステージに合わせた健康や暮らしのサービスを提供いたします」

#chapter3

定期訪問による体調や財産の管理、任意後見制度の活用など高齢者の生活を丸ごと支援

 「新規事業では、外出が難しくなった方に代わって役所や銀行で手続きをするなど、お一人お一人のニーズにきめ細かくお応えします。看護師がオンラインで受診に同席したり、定期訪問で体調管理をしたり、お客さまの健康と生活を支えます」

 井原さんのもとでは、認知症などによる判断能力の低下に備えた、任意後見制度にも力を入れています。

 「意思決定が困難になってから裁判所が選任する法定後見人は、ご本人の生活を知らない専門職が務めることも多々あります。一方、任意後見人は前もって自分で選んだ人に将来お願いしたいことを委任できます。候補者がいない場合は、当方で後見人をお引き受けします」

 過去には、認知症になった場合は自宅を売却して施設へ入居したいと、任意後見人を検討していた夫婦からの相談で、夫は前向きだったものの、妻は否定的なケースがあったそうです。

 「任意後見人に対して報酬が必要となる点が理由だったのですが、奥さまとの会話の中で、年齢とともに社会との関わりが減ってきたことへのご不安があることが分かりました。そこで、『私の役目は、社会とのつながりを保つための仲介役です。希望や悩み、なんでも話してみてください』とお伝えしたところ、『頼れる人がいるというのは、まさに保険と同じかもしれないね』と、奥さまにご理解いただけました」

 実の息子のように頼ってほしいと笑顔で呼び掛ける井原さん。「健康、お金、死後のこと」をまとめてサポートし、シニア世代の人生の伴走者となることを目指しています。

(取材年月:2024年3月)

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井原哲也

相続やシニア世代の生活を丸ごとサポートする司法書士

井原哲也プロ

司法書士

IHARA司法書士事務所

相続財産の調査から遺産分割協議書の作成、相続財産の有効活用や売却など、相続手続きを幅広くサポート。夜間に無料オンライン相談も実施。お金や生活の困りごとを丸ごと相談できるシニア向けサービスも実施。

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