![室田伸一](/elements/tokyo/profiles/chiikimirai/images/cache/thumbnail_l_1716429227_200_200.jpg)
室田伸一プロのご紹介
企業や自治体と手を携えて地域活性に取り組み、未来を共創する(1/3)
![室田伸一 むろたしんいち](/elements/tokyo/profiles/chiikimirai/images/cache/pub_main_1716426494_718_621.jpg)
企画力と人のつながりを生かし、長期的な視野で地域の価値を創出
人口減少や少子高齢化が進む地方において、地域に根差したビジネスで雇用を創出するなど、課題解決を通じて競争力を高めている企業に注目が集まっています。
「豊かな自然や歴史遺産、特産品といった地域資源を活用し、町おこしや観光誘致に積極的に参画。地元を活気づけ、社会貢献することで自社の価値を高めることができます。私どもは、各地の企業や自治体と手を携え、地域を盛り上げたいと考えています」
そう話すのは、阪急交通社が2020年に創設した「地域未来企画」の代表理事を務める室田伸一さん。大手旅行会社ならではの企画力やネットワークを生かし、観光プロモーションや地場産品の販売、生産者らとの交流会などを主軸に事業を展開しています。
その地域ならではの魅力や強みを発掘・発信し、来訪を促す交流人口の拡大についてアドバイスをするだけでなく、対等な立場で一緒に事業を進めていくのが特徴です。
「刺激的な人や熱意のある人に積極的にアプローチし、地位や肩書に関係なくフラットにお付き合いすることで、自分の引き出しを増やす努力をしています。一人の引き出しが10個だとしても、10人集まると100通りのことができるようになりますからね」
旅先でマリンスポーツをしたり、グルメを堪能したり、体験を通じた“コト消費”が求められている昨今。室田さんは人や地域と共同することで、多種多様な価値を生み出そうとしています。
「目先の利益にとらわれていては将来につながりません。長期的な視野で物事を捉え、わがまちの未来をともにつくっていきましょう」