「ワクワク」を具現化する総合クリエイティブプロデューサー
本田裕太朗
Mybestpro Interview
「ワクワク」を具現化する総合クリエイティブプロデューサー
本田裕太朗
#chapter1
映像事業を軸に、WEBサイトの制作やSNSの運用代行、マーケティング、イベントの企画など幅広い事業を展開する「スリーダブリュー」の代表・本田裕太朗さん。
「絶対にワクワクする面白いものを創り続ける」をコンセプトに、ビジネス、商品・サービスのプロモーションやブランディングを手掛け、クリエイティブとエンターテインメントの力で企業の伸展を後押しします。
「人々を楽しませたいが、やり方が分からない」という悩みに寄り添い、適した表現手法を設計。15秒のCMから大規模イベントまで、さまざまな形で視聴者や来場者に“ワクワク”を届けるアイデアを考案。
「クライアントと直接取引が多く、不要なコストやミスコミュニケーションを回避できるのも私たちの強みです。中小企業から大手、官公庁と規模も業種もさまざまで、『任せれば求心力のある提案を受けられる』と期待してくれます」
世界有数のインプラントメーカーが日本で大規模展示会を開いた際には、ブースのデザインから会場に流す資料映像の制作、実際の治療現場と中継でつなげるなどトータルにプロデュース。盛況に終わり感謝されたそうです。
#chapter2
本田さんとクリエイティブとの出合いは小学校3年生の時。自宅のWindows95でスライドショーを作成したことをきかっけに動画編集を学び、全校生徒の前で発表したところ大きな反響があり、強く印象に残ったのが原点だと言います。
「先生も級友も楽しんでくれ、子どもながらに『人の心を動かせた』と実感しました。VHSのテープをハサミで切って貼り付け、中学や高校に進んでも映像制作に没頭しましたね。専門学校では現場の撮影技術や演出のノウハウを徹底的に学び、卒業後は上京して20歳の時に映像制作会社に就職しました」
入社後半即戦力として次々と仕事を任されるものの、ルーティンワークに矛盾を感じることなり半年で独立を決意。21歳で映像制作会社を設立しました。映像ディレクター/プロデューサーとして制作を手掛ける一方で、経営者向け動画活用セミナーを開催したり、ベトナムの大学で講師をしたり、書籍を出版したりと、多方面で活躍。“人を喜ばせる”という本質に回帰しようと会社を離れますが、光の祭典「神戸ルミナリエ」にも携わったダニエル・モンテベルデ氏と意気投合し、2019年に「スリーダブリュー」を創業しました。
コロナ禍でオンラインの需要が急増する中、ライブ配信事業を一気に加速。ノウハウや機材を独学で学びながら、企業の入社式のライブ配信やインフルエンサーによるゲーム実況など、月100本を超えるコンテンツを作り業績をV字回復させました。その成果が評価され、紹介を通じた受注につながっていると言います。
「現在は、企業向けにレンタル撮影スタジオを運営。ロータリークラブや東京青年会議所にも顔を出し、クリエイターと経営者という顔を持ちつつ、さまざまな奉仕活動に取り組んでいます。また、2024年。ダニエル・モンテベルデ氏が40年間経営した会社の後を継ぎ、動画や音楽、コピーライティングなど多言語に対応する株式会社ラティナ・フォルティスの代表取締役にも就任いたしました」
#chapter3
「面白いと感じたことに全力で取り組み、関わった人を笑顔にするのが原動力です。当社は映像制作のイメージが強いですが、総合クリエイティブカンパニーとして進化し続けていることを印象付けたいですね」と本田さん。
子どもから大人まで「映像を通じて伝える力」を育み、日本の未来を担う人材の非認知能力(創造力・共感力・実行力など)を高める教育の場として機能します。スマートフォン一つで誰もが簡単に表現できる時代だからこそ、「見た人の心に届く本物の表現力」を身につけることが、これからの社会で大きな武器になると語ります。
「学校教育では補いきれない『自己表現』や『他者と共に創る力』。それを、映像・音・動きを通じて自然に体得できる場を、地域と連携しながら提供していきます」
2026年4月に開講予定で、小学生向け「ビジョンラボKids」、高校生・大学専門学生向け「ビジョンラボPro」、社会人・フリーランス向け「ビジョンラボBiz」の3つのサービスを展開するそうです。プロの現場を再現したスタジオでの実践授業、企業と連携したクリエイティブコンテスト、社会課題と向き合うプロジェクト型授業など、多様な学びを展開していくとのこと。
「喜びの瞬間を共有できるこの仕事に、毎日ワクワクしています。『またお願いしたい』と言われる瞬間が、次の挑戦への原動力になります。生放送や催事には想定外の展開がつきもの。アクシデントが起きても、最後に“最高でした”と言っていただけると、その一言で全てが報われるのです」
(取材年月:2025年5月)
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Profile
「ワクワク」を具現化する総合クリエイティブプロデューサー
本田裕太朗プロ
総合クリエイティブプロデューサー
株式会社スリーダブリュー
映像制作・ブランディング・スタジオ運営・教育事業を展開。「絶対にワクワクする面白いもの」で未来をプロデュースし、戦略から企画・制作・運用までワンストップで提供。感性と実行力を融合した価値創造に挑む。
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