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建設業のお困りごと、全力で解決します

元公務員、建設業に特化した行政書士業務のプロ

八木辰男

八木辰男 やぎたつお
八木辰男 やぎたつお

#chapter1

トータルサポートで何でも相談できる関係に

 「行政書士がどんなことをしてくれるのかなんて、普通は知らないと思います。だからできることは何でもやりますよ」と八木さんは言います。建設業者の事業拡張に欠かせない建設業許可の申請・更新手続きを筆頭に、建設業関係の補助金や資金調達に関する相談、ドローンの免許や車庫証明、さらには事務所のパソコンの設定やマイナンバー制度の解説にいたるまで、小さな相談にも耳を傾け、建設業者の依頼主に向け文字通りのトータルサポートを行っています。
 建設業許可については、元請け企業から取得を勧められたものの取得方法が煩雑でどんな書類を揃えたらいいのか分からないとか、現場業務が忙しくて書類を揃えるのは家族に任せきりになっているケースが多いのが現実。そんなとき、分からないことや困ったことがあれば何でもこの人に聞けばいいという相談相手は心強い存在です。その点、八木さんは公共施設の修繕工事や管理にも携わった経験を持つ元公務員。県の条例の条文を作った経験もあり、行政機関の業務のやり方や公文書特有の書き方のルール、解釈の方法などを熟知しています。そのため申請書類の一つ一つがなぜ必要なのか見極め、その書類がない場合は別の書類で代用するよう行政側と折衝するといった、マニュアル通りではない柔軟できめ細かな対応が可能だといいます。アライン行政書士事務所のホームページに様々な制度や手続きのポイントが丁寧に解説されているのも、八木さんらしいきめ細かい配慮です。

#chapter2

建設業界の制度改革にもいち早く対応

 建設業に特化した業務を行っている八木さんだけに、業界動向に詳しく、建設のプロにもあまり知られていない制度の改正や国・自治体の政策を見越したサポートができることも強みです。「建設業関連の法令は毎年のように改正され、それによって許可の条件も変わります。許可申請のときだけでなく、継続して付き合える行政書士がいれば、最新情報を得られるメリットがあります」と八木さん。例えば、いま国交省が推進している「建設キャリアアップシステム」では、ICカードを使って現場作業員のキャリアやスキルの情報を管理し、経歴の見える化や適切な待遇評価ができるようにすることで、現場作業員の育成を促そうという計画が進んでいます。この制度が義務化すれば大小すべての建設業者に登録が必要となりますが、八木さんはいち早く建設業キャリアアップシステムの代行申請ができるCCUS登録行政書士に登録しました。建設業にもICTにも詳しい八木さんにとっては得意分野です。
 一方、八木さん自身のスキルより専門的なノウハウが必要な相談事は、幅広い人脈を通じて専門家に話をつなげることも大切な支援と、八木さんは考えています。「アライン=align(寄り添う、同じ立場で考える)の屋号に込めた通り、依頼主に寄り添う姿勢を大切にしています」

八木辰男 やぎたつお

#chapter3

頼んで良かったと思っていただける行政書士に

 八木さんが公務員という安定した職業を辞めてまで行政書士の道を選んだ理由は「一つには、定年退職までの道筋が見えてしまったこと。これまでのキャリアを一新して新しい挑戦がしてみたいと思ったからです。そして、やるからにはもっと直接的に人のためになる仕事がしたいと思いました」。行政書士事務所を立ち上げるに先立って始めていたインターネット関連の販売事業会社が順調に成長し、スタッフに大半の業務を任せられるようになったので、八木さん自身は行政書士として地域の人のために公務員時代の経験を活かそうと思い立ったといいます。最初の基本的な相談は無料で受けているのも、別会社の安定した経営基盤があるから。「頼まれごと、嫌いじゃないです。困っている依頼主の方の立場に立って、何か困難や支障があっても投げ出さず何らかの解決を見つけるまでやり遂げようと、強い信念をもってやっています」と八木さん。そのきめ細やかなサポートに信頼を寄せる顧客が着々と増えています。「頼んで良かったと思っていただける行政書士が私の理想。地域で一番信頼される行政書士事務所を目指したいですね」

(取材年月:2023年1月)

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元公務員、建設業に特化した行政書士業務のプロ

八木辰男プロ

行政書士業務

アライン行政書士事務所

単に申請手続きの代行やアドバイスをするだけでなく、依頼主が困っていることを解決するトータルサポートを信条とし、建設業の円滑な業務を支援。長く付き合え、地域で一番信頼される行政書士事務所を目指します。

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