独立系ファイナンシャルアドバイザーとして資産運用を支えるプロ
宮城一也
Mybestpro Interview
独立系ファイナンシャルアドバイザーとして資産運用を支えるプロ
宮城一也
#chapter1
IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)として顧客の資産運用をサポートする宮城一也さん。組織に属さず、証券会社や保険会社と幅広く連携し、ニーズに合った金融商品を案内しています。
「従来のFA(ファイナンシャルアドバイザー)は所属する金融機関の商品のみ販売していました。しかしIFAは特定の企業に属さず、営業方針やノルマも無いので自らの知見やデータを基に投資や資産運用を支援できます。私は多くのIFAが契約する東証グロース上場企業のグループ会社と業務提携しており、お客さまの意向に合わせた金融商品を提案できるのも強みです」
証券マンとしての経験は15年にわたり、エビデンスに基づく資料で市場の動きを分かりやすく解説。「株価が上下した理由」「利益が変動した背景」など、顧客の心情を察しながら分析・アドバイスします。
「経済紙の記者と交流し、市場の状況について意見交換しているのも私らしい取り組みです。また、担当者の入れ替わりが盛んな業界ですが、お客さまが契約を終えない限り、あるいは私が仕事を辞めない限り、末永くフォローします」
契約時には「顧客はリスクも把握しているか」「そもそも無理をしていないか」なども徹底的に確認。ゆとりある資産運用こそメリットをもたらすと提言します。
「大きなお金を預かれば確かに私に入る手数料も増えます。また、当該商品が高騰すれば皆さまに喜ばれますが、著しく下がった場合は今後のチャンスを奪い、生活を苦しめます。家計に即した中長期的な運用で、結果的にプラスに導くのが私のスタイルです」
#chapter2
就職活動では沖縄県内の海運会社からもオファーを受けていたという宮城さん。お金の流れや経済の動向に触れ、世の中の仕組みを広く学べると、もう一つの内定先である証券会社を選びます。
「2009年に入社し、営業として株式、債券、投資信託の販売に携わり、主に経営者や医師、定年退職後の公務員やサラリーマンを担当しました。また、他の証券会社の商品を導入する経験もしました」
キャリアを積んで管理職になり、社内調整や勤怠管理の業務が増加。部下と経営陣の橋渡し役としても汗を流すものの、やはり現場で顧客とコミュニケーションを取るほうが適任だと考えるようになります。
「ご案内したい金融商品があるにもかかわらず、規則で紹介できないもどかしさも感じていたため、14年にわたり勤めた後にIFAとして独立しました。今は心から、皆さまに寄り添ったサポートを実現できています」
前職では大手企業の株式しか販売できませんでしたが、現在の取扱商品の数は以前の約10倍に。近年は「十分な説明を受けずに契約した商品の詳細を教えてほしい」との相談が多く寄せられるとか。
「『付き合いで仕方なく』『知人に勧められたから』と、自らの意志で商品を選べなかった方が見直しを希望されています。面談を行うと、うち9割が私の資産運用を受け入れてくださいます。資金を一度に投入せず、数回に分散してリスク回避を図る私の手法は、マーケットが急落した際にもダメージが少ないと評価されます」
#chapter3
金融の世界に身を置く醍醐味は、社会全体を捉えるマクロ経済の仕組みをひも解けること。バブル崩壊、アベノミクスの効果、日米の金利差、近年の物価上昇などの大局に触れ、顧客に説明することで信頼感も高まると言います。
「株式などの銘柄を選ぶ際、鍵になるのが各社の成長度を表す決算書です。財務状況から何を見いだせるのかも丁寧にお伝えします」
宮城さんは事前に連絡があれば夜間や土日も対応。特に仕事終わりの平日18時~21時に対面での相談を希望する人が多く、「フットワークが軽くて付き合いやすい」と喜ばれているそうです。
今後は若い世代の資産形成も支えたいと展望。年金制度の将来が不透明な中、早くから投資への意識を持つことは重要で、例えば成人になったら新NISA(少額投資非課税制度)を利用するのも有効だと話します。
「お金の運用よりも貯蓄が好まれてきた日本では、過去20年間で1000兆円や2000兆円分もの投資機会を損失してきたといわれます。これを教訓に、若者が夢を描ける環境づくりをお手伝いしたいですね。投資の本質は、有望な会社への応援だと知ってほしいです」
対応エリアは沖縄本島の全域。「保有商品の整理に悩む」「投資の判断が難しい」「リスクが怖い」「純粋にマーケットの変化を楽しみたい」など、まずは無料相談から始められると続けます。
「お客さまのサポートに専念できるIFAはまさに天職です。私自身も家族と過ごす時間が増え、充実した毎日を過ごせて幸せですね」
(取材年月:2024年12月)
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Profile
独立系ファイナンシャルアドバイザーとして資産運用を支えるプロ
宮城一也プロ
独立系ファイナンシャルアドバイザー
証券会社を経て、特定の金融商品に縛られない独立系ファイナンシャルアドバイザーに。経済紙記者と意見交換し、企業の決算書を読み解くなど、根拠に基づく運用アドバイスを得意とする。夜間や休日にも対応可能。
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