自動車ガラスのプロ
松本信寛
Mybestpro Interview
自動車ガラスのプロ
松本信寛
#chapter1
高速道路を気持ちよくドライブ中、「ガチッ!」とイヤな音。「あっやられた!」。突然の飛び石で車のフロントガラスにははっきりと傷が。そんな経験をお持ちの方も少なくないのでは。そのままにしておくと、傷がのびてフロントガラス全体に広がるかも…と、一気に気持ちがブルーになる出来事ですが、さて、いざ修理という時 “自動車ガラス専門”の会社があるのをご存知でしょうか。
自動車ガラス専門業者として35年の実績を誇る「仙台自動車ガラス」。仙台市営バスをはじめ大手観光バス会社、運送会社、各種自動車ディーラーなども取引先に名を連ね、これまで確かな業績を積み重ねてきました。専務の松本信寛さんが今後さらに高めていきたいと考えているのは、個人のカーユーザーへの認知度。「現在は法人のお客様に比べて、個人のお客様は全体の2割ほど。それはこういう自動車ガラス専門の業者があることをご存知ない方がまだまだ多いからということが大きいと思いますが、最近では紫外線カットのフロントガラスやカーフィルムの需要が高まって女性ドライバーのニーズも増えています」。仙台自動車ガラスでは2005年にガラス張りの新社屋を建て、店頭や電話でも女性事務員が対応するなど、女性の方でも気軽に入れるような店づくりを心がけていると、松本さん。加えて、国道4号線バイパス蒲町交差点角というアクセスの良さも、カーユーザーにとっては大きな魅力と言えるでしょう。また最近では断熱効果や紫外線カット、地震時の飛散防止を目的とした建築ガラスの施工も増加の傾向にあるそうです。
#chapter2
仙台自動車ガラスが対応する施工は、ガラス交換のほかにも、飛び石の傷などがそれ以上伸びないように修理する傷修理・リペアや、赤外線、紫外線をカットするフロントガラス販売、カーフィルム施工、悪天候時の視界を守る撥水加工など、多岐にわたります。そうした施工を行う技術者8名のうち、4名が自動車ガラス施工技術者や、ガラスフィルム施工技能士の資格を持っているそうです。大事な車は安心して任せたいもの。だからこそ、“技術”という目に見えない商品を品定めするのに、こうした資格は客側から見てわかりやすく、重要なポイントです。「社員には『自分の車を扱うイメージで施工するように』と、ていねいで確実な施工を心がけるよう日ごろから話しています。が、やはり資格があるとないとではお客様からの信用度が違うものです。今後も社員の資格取得を積極的に奨励していきます」と話す松本さんの言葉にも力が入ります。
フットワークの軽さも仙台自動車ガラスの特徴です。傷の状態から修理の内容を電話で見積りして自宅や職場などへ出向き、作業そのものは1~2時間で終了。仕事などでなかなか来店できない方から喜ばれているとのこと。時にはこんな思わぬ“出張”もあったそう。「高速道路を走行中に、飛び石でサイドガラスが砕けて落ちてしまった方から電話をいただいたことがありました」。しかもそれは真冬で雪模様の日。ガラスが抜け落ちた窓から吹き込む風と雪のため、そのまま走り続けることもできずに路上で困っていたその女性の元へ、代車を伴って駆けつけ修理の車を引き上げてきたそう。女性にとっては、到着した松本さんたちが救世主のように感じられたことでしょう。「携帯電話からの検索で当社を探しあててくださったということでしたが、あれは印象に残っていますね」。JAFも顔負けの救出劇は、松本さんにとっても予想外の現場だったようです。
#chapter3
仙台自動車ガラスでは、今年新たに「フロントガラス保険」の取り扱いを始めました。フロントガラスの破損に特化した保険で、車両保険に比べて保険料がかなり割安なため、車両保険に加入していない方や、加入していても使用したくない方には魅力です。「業務用の車を多く保有している企業などからの需要が、今後増えていくと考えています」と松本さん。“交換、修理だけでなく、自動車ガラスのことならなんでもオールマイティーに対応できる会社でありたい”という熱意が、業務内容を広げていることが感じられました。
もしあなたが今後、マイカーのことでトラブルがあった時、そしてそれがガラスに関することだった時、選択肢のひとつとして、真摯に対応してくれる“自動車ガラス専門”の会社があることを知っていて損はないはずです。
(取材年月 2010年 9月)
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