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凹凸のある石に魅せるローラーストーンで、エクステリアを多彩に演出

新技術『ローラーストーン』で凹凸のある石に魅せるプロ

吉坂風拓

吉坂風拓 よしざかふうた
吉坂風拓 よしざかふうた

#chapter1

天然石のような仕上がりが魅力のローラーストーン工法の認定業者として活動

 「当方では、玄関ポーチやテラス、ガレージなど、エクステリアに敷く石の代わりとして、特許技術のローラーストーン工法を提案しています」と話すのは、「NONコーポレーション」の営業部長・吉坂風拓さん。全国で限られた認定業者として、年間約100件の現場を手掛けています。

 「お客さまの多くが、『本物の石にしか見えない』と驚かれます。左官のように、自分たちの手で原料を調合し、コテやローラーで塗り上げるのでデザインの自由度も高いんです。シンプルにかっこよかったので、ぜひ普及させたいと思いました。当方では2021年から取り扱うようになり、お客さまからも『色も質感もリアルで、やってよかった』と好評です」

 従来の敷石は、自然素材ならではの趣がある一方、費用がかかるのがネックとなっています。石種によっては、雨などでぬれると滑りやすくなるリスクもあります。一方、ローラーストーンは表面を削って滑りにくくすることも可能。高圧洗浄もできて、手入れが簡単なのも特長だとか。

 「金額は天然石の3分の1程度で、作業期間も短縮されます。面積にもよりますが、20平方メートルならば1週間ほど工期が短くなりますね」と吉坂さん。11tまでの荷重にも耐えるので、大型車の出し入れが多い事業者の駐車場にも採用できると言います。

 「現在、当方には2人の認定施工者が常駐していて、個人宅や店舗など多様なニーズにお応えしています。過去の事例の中から選んでいただくこともできますし、お客さまのイメージに合わせて作ることもできるので、気軽にご相談ください」

#chapter2

ハウスメーカー勤務時代からの夢「コストをかけない理想の外構作り」を目指し始動

 大学卒業後はハウスメーカーに営業職として就職した吉坂さん。複数の業者とやり取りしながら家づくりを段取り、引き渡し後のアフターフォローなども担当しました。

 やりがいもありましたが、次第に「成績が振るわなくても決まった給料をもらえるのでは、面白くない」と感じるように。当時、機械設計の事務所を営んでいた父に相談すると「うちで、やりたいことをやってみないか」との心強い言葉が返ってきました。

 「当時、ローラーストーンの話をもってきたのは父でしたが、ピンと来たのは私の方でした。勤め先では、資金不足により、アプローチやカーポートにまでこだわれないお客さまを数多く見ていたからです。父親の本業とは畑違いであるにも関わらず、『これに賭けたい』という私の希望を受け入れてくれました」

 寝食の場である住居と違い、外構を思い通りに作れなくても、差し当たり生活に支障が出るわけではありません。予算を削られることが多く、家は洗練されておしゃれなのに庭などの外周りはチープ。そんな住まいをどうにかできないかと、ずっと考えていたそうです。

 「保証期間は1年ですが、それ以上の年月が過ぎていても小さな不具合は無償で修理しています。永久保証ほどではありませんが、できるだけ無料でやってお客さまに喜んでもらえればと。有料ではありますが、塗り直しができるのもローラーストーンのメリット。外壁塗装のタイミングに合わせてリフレッシュするのもおすすめです」

吉坂風拓 よしざかふうた

#chapter3

SNSで情報発信するなどローラーストーンの認知度を高め、住宅のほか大型施設にも

 全国のローラーストーン認定業者が集う2022年の総会で、SNS賞1位、受注賞2位に輝いた吉坂さん。SNS賞は、写真・動画共有サービス“インスタグラム”で施工事例を紹介するなど、広告活動が評価されてのことでした。「次年度はクオリティー賞も含め、1位獲得を目指します」と意気込みます。

 自社ホームページには、吉坂さんと弟、その同級生と、事業を担うメンバーがトップページに登場。笑顔が印象的で、アットホームな雰囲気が伝わってきます。
 「当方が大事にしているのは、技術と人間関係です。『スタッフともお客さまとも良い関係を築ける会社であれ』というのは、父の教えでもあります」

 人との縁を大切に紡いできたことから、ハウスメーカー時代に知り合った業者からの依頼も多数。その数は案件の約半分を占め、残りの内訳は口コミや紹介が4割、インターネット経由が1割とのことです。
 「お客さまが、お友達へとつないでくださるのはうれしいですね。私たちの仕事に満足してくださったということですから。残念なのは、キーワード検索でのお問い合わせが少ないことでしょうか。ローラーストーンの認知度を高めていくためにも、これからもSNSで情報発信していきたいですね」

 模様替えも手軽なので、大型店舗や公共施設でも積極的に取り入れてほしいと呼び掛けます。
 「工事の規模が大きくても小さくても、最高の作品を作り上げたいという気持ちは変わりません。私どもは、すべてのお客さまのためにベストを尽くします」

(取材年月:2023年1月)

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吉坂風拓

新技術『ローラーストーン』で凹凸のある石に魅せるプロ

吉坂風拓プロ

ローラーストーン施工・ローラーウォール施工

NONコーポレーション株式会社

新技術ローラーストーンを用いて凹凸のある石に魅せウッド調も可能。高級感溢れる玄関アプローチやガレージを作成。天然石よりデザインの自由度が高く、施工費・施工期間ともに抑えられる特許素材を扱う代理店です。

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