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我が家を守る”塗装”。「高い技術×専門知識×想い」が塗装の耐久性と仕上がりを高める

職人直営・高品質の塗装と誠実な接客・近隣対応の塗装職人

山中慎吾

職人直営・高品質の塗装と誠実な接客・近隣対応の塗装職人  山中慎吾さん
山中慎吾さん 塗装風景

#chapter1

自らが見積もり自らが最後まで施工する。それが高品質で仕上がりの綺麗な塗装を生み出す

 塗装は仕上がってしまうと、一見優劣が分かりにくいもの。ですが、工事の善し悪しは月日を経てから差がつくことが多いようですから、どの施工会社を選ぶかはとても重要です。藤沢市を中心に、戸建て住宅やマンション、アパート、店舗などの塗替え工事を行っている「塗幸」は、塗装職人直営の塗装専門会社です。代表の一級塗装技能士である山中慎吾さんは見積もりから仕上げまで、すべて自分自身で施工しています。

 山中さんはさまざまな塗装会社で経験を培ってきました。中でも他の追従を許さないほどの、妥協しない施工と高品質の塗装を提供する会社における経験が、塗装職人としての意識に変革をもたらしたそうです。
「すべての工程に意味があり、それを守るための施工手順と乾燥時間などがある。そこを確実に守り丁寧に施工してこそ、”高い耐久性”と”仕上がりの美しさ”が実現できることを目の当たりにし、徹底的に教育を受けました」と山中さんは言います。

 その会社以後、山中さんは「もっと綺麗に塗れるようになるには…」と技術向上を追い求めて、ひたすら努力を重ねてきました。その甲斐あって、クライアントから質の高い仕事ぶりを評価され、「山中さんに是非ともお願いしたい」とリピートが後を絶たず、「工事3カ月待ち」も多々あるそうです。そんな山中さんの一番のこだわりは、自らが一貫して施工すること。その理由を話してもらいました。

 「全工程を自分で行うということは、全工程の作業確認を自分でできるということです。自分で塗って確認するのですから、誤魔化しも効きませんし、仮に気がかりの箇所がある場合、次の工程に移る前にやり直しが可能です。複数体制にした場合、私の目ですべての工程、箇所を確認することができなくなり、どこかに落ち度があったとしても見逃してしまう可能性があります。それを防ぐために全て自分一人で施工しています」

#chapter2

高い技術と専門知識だけでは「良い仕事」はできない。お客様への想いがあってこそ技術と知識が活きる

 塗装職人としての技術をひたすら磨いてきた山中さんですが、実はそれだけでは、「塗装職人としては不十分」と考えています。なぜなら、職人自身の考え方や物の見方が誠実でなければ、保有してる”高い技術”も”豊かな専門知識”も誠実に使われなくなるので、職人の「想い」が大切と説きます。

 「塗装職人に必要な大事な視点として『お客様目線』があります。例えばですが、塗替え工事の総額が100万円だったとしましょう。いただく工事費は確かに100万円かも知れませんが、実はそうじゃない。お客さまが日々暮らしているお住いの総額は、数千万円もしくはそれ以上かも知れません。ですから、私たちは100万円の仕事をしているのではなく、数千万円の建物を扱い、守るために塗装しているという意識が大事です。そして、その責任の重大さに気付き、お客さまの生活や未来について想いを馳せること。そういったことができると、自ずと自分の仕事に対する誠実さが増すはずです。だから、技術と知識を高めるとともに、想いをかけることが大切です」

 こうした考えは、山中さんが直接、お客さまと打ち合わせをしながらコミュニケーションを交わし、誠実に要望に答え、信頼関係を深めていったからこそ育まれたとのこと。人と人との交流から生まれる相手を思いやる気持ちや、配慮、そうした目に見えないところを大切にしている山中さんの人柄がうかがえるようです。

塗装イメージ画像

#chapter3

お客様が大切だから、コミュニケーションとマナー、近隣対応を重視

 山中さんは、「塗装職人の現場における態度を、職人自らが省みる必要がある」と話します。なぜなら、「塗装業も接客業のひとつ」と考えているからです。

 「自分たちは『塗装職人なんだから、塗装だけしていればいい』というような意識は賛同しかねます。近隣の方々からすると、職人の行為はすべてお客さまの評価につながります。そして最悪の場合、近隣の方々とお客さまがもめてしまうことに…。せっかくご依頼をいただいて塗装工事をしているのに、ご迷惑をおかけするのは本末転倒です。
お客さまが大切だからこそ、自分たちの行いを省みないといけません。例えば、言葉遣い、車の運転や駐車の仕方、身だしなみ、休憩時間の過ごし方、近隣の方へのご挨拶など。そして一番大事なのは、お客さまとコミュニケーションをとり、ご要望を詳しくお聞きし、最適なご提案をすること。一つ一つの積み重ねが信頼関係を作り上げてく要素なのです」

 塗装の話を熱く語る山中さんに、一番大事にしていることを聞きました。
「お客さまが、私の塗装工事を後悔されないことです。私にご依頼いただくのなら状況にもよりますが、12、3年は保たせるつもりで塗っています。その間、後悔せず安心して暮らしていただけることが何よりです。そのためにも、常に精進あるのみです」

(取材年月:2018年10月)

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専門家プロフィール

山中慎吾

職人直営・高品質の塗装と誠実な接客・近隣対応の塗装職人

山中慎吾プロ

一級塗装技能士

塗幸(nurikou)

比類のない高い技術を有する塗装専門会社にて、技術と塗装職人としての姿勢を培い、その経験が土台となる。職人直営の完全自社施工で、お客様のご要望と建物に最適な塗装を提供。誠実な接客、丁寧な近隣対応も強み

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