富裕層の財産を護り、増やし、次代へつなぐ資産管理のプロ
新庄明紀
Mybestpro Interview
富裕層の財産を護り、増やし、次代へつなぐ資産管理のプロ
新庄明紀
#chapter1
企業オーナーや個人資産家の財産を保険商品で守り、次世代へのバトンタッチを支援する「マネジメントセキュリティ・サポート」の代表・新庄明紀さん。相続や事業承継に向けて全国の富裕層から相談が寄せられています。
「経営者の皆さんはビジネスでは百戦錬磨ですが、自らの財産や相続税額を把握していないことも少なくありません。また『残すお金を増やそう』と考える方も多くはないのが現状です。そこで私は保険商品を中心に証券や投資信託、不動産など幅広いサービスを組み合わせ、ウェルスマネジメント(資産管理)を支援しています」
特に重要なのが生命保険だと言います。人は必ず亡くなる以上、その時に財産を増やす仕組みがあることに気付いてほしいと新庄さんは語ります。
「主に日本では『残された家族が困らないように』との目的で契約するケースが一般的ですが、ヨーロッパの富裕層は『子や孫、その先の世代まで豊かでいられる資産を作りたい。そのための資金を作るには』という視点に立ちます。こうして何代にもわたりお金を育てていくので、金融資産100万ドル超のハイネットワース(超富裕層)が誕生しやすいのです」
また、国内の富裕層は必要以上に税金を気にする傾向にあると新庄さん。節税偏重のポートフォリオが果たして未来に幸せをもたらすのか、特に経営者には損益計算書の数字にとらわれず広い視点で考えてほしいと呼びかけます。
#chapter2
新庄さんは幼い頃から絵を描くことに興味を持ち、デザインを学べる高校に入学。その後は芸術大学に進み彫刻の創作活動に没頭します。
「アートは自由です。素材を思い思いに構築して仕上げる作業が好きでした。今の仕事にも共通しており、無数にある商品の中からお客さまのために何を選び、いかに組み合わせて完成を目指すのか試行錯誤を重ねています。どんな仕事も根幹は変わりようがありません」
「縁があり保険会社に入社し、コミュニケーション術や説明力にも磨きをかけ、保険会社の社員として数字を重ねていきました。ただ数年が過ぎた頃、お客さまに感謝いただけない自分がいることに気付きました。商品を丁寧に説明し、同意を得て契約しているはずなのに『ありがとう』がない。不完全燃焼です。ただの優績者でした。そこで、芸術に触れていた頃のように自由な仕事をしようと、2009年に公認会計士、弁護士、証券アナリストらと共に独立しました。人様の役に立つ仕事がいかなるものなのか?起点はそこしかありません」
#chapter3
新庄さんは「肩書きが良いサービスを保証するわけではない」として名刺には記載していませんが、保険や金融の卓越した営業担当者のみが入会できるMDRT(ミリオンダラー・ラウンド・テーブル)に24回選出。終身会員資格も取得し、その6倍の成績が求められるTOT(トップ・オブ・ザ・テーブル)に選ばれたこともあります。
「最もうれしいのはお客さまの信頼を得られることです。以前、クライアントの方から『私より先に逝くな。跡を継ぐ娘のことも見守ってほしい』と言われた時には引き締まる思いでした。また、資産を増やした方がご子息のために家を建てるにあたり『君が労せず住まいを手に入れたのは新庄さんのおかげだよ』と話していたのも印象的でした。
事業承継でも、新たに後継者のために幹部陣との交渉に同席し、さらに分散していた株式を買い集めて経営権の安定化に貢献。先代からも感謝の言葉を直接聞き、改めて自分の使命を認識したと語ります。
「私たちは保険を『売るプロ』ではなく『駆使するプロ』であるべきです。そのため資産形成の目的や、ビジネスの課題と目標について丁寧にインタビューを重ねます。毎回2時間ほどかけて、『本当に意味のあるお金の使い方』を一緒に考えるのです。保険のみで完結する仕組みなど存在しません。クライアントの経済的、精神的不安を取り除くのが弊社の役割であると認識しています」
応接室にはスペイン製の高級磁器人形が飾られ、ソファを備えた洗練された空間が広がっています。さらに遠方から訪れる顧客のためにゲストハウスも併設。温かく迎える体制が整えられています。
(取材年月:2025年9月)
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Profile
富裕層の財産を護り、増やし、次代へつなぐ資産管理のプロ
新庄明紀プロ
保険代理業
株式会社マネジメントセキュリティ・サポート
生命保険を中心に、証券や不動産などを組み合わせて富裕層の資産を管理。相続や事業承継では財産を守り次世代へつなぐプランを策定。MDRT終身会員としての経験を強みに、資産を「育てる」視点で支援しています。
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