三方よしの不動産投資で資産形成を成功に導くプロ大木茂行

三方よしの不動産投資で資産形成を成功に導くプロ

大木茂行

相場より高い家賃でも満室を維持。入居者目線に立った賃貸経営のノウハウを提供

　「人々が集う社会を創り出すには、借りてよし・貸してよし・地域よしの『三方よしの不動産投資』にかじを切るべきです」と話すのは、群馬県高崎市で「くらがの不動産・株式会社クレセール」を営む大木茂行さん。

　国内外に不動産を所有するほか、高崎市内を中心に10棟以上を賃貸経営し、太陽光発電所も所有。土地活用のプロフェッショナルとして、不動産投資に関するコンサルティングを行っています。

　「当方が手掛けている賃貸物件は、相場より家賃が3万円程度高めですが、どこもおおむね満室を維持していますし、初期設定の家賃から下落することなく稼働しています。なぜなら徹底的に入居者目線に立って設計しているからです」

　外観もおしゃれなデザイナーズアパートはファミリーに人気で、駅や商業施設に近いといった利便性も含め満足度が高いそう。子育て世代が住みたいエリアというイメージが定着すれば、街の価値も上がります。良い物件をつくることで地域に貢献すること。それが、大木さんが目指す「三方よし」です。

　「不動産オーナーは、業者さんに任せきりにするのではなく、経営者意識を持たなくてはなりません。管理会社が一括借り上げするシステムもありますが、一番借り手がつきやすい新築時に、安くはない手数料を支払うのはもったいないと思います。借りたくなる物件や住みたくなる地域づくりに力を注ぎ、持続可能な運用をかなえましょう」

　大木さんは心地よい暮らしを重視した経営理念を広め、学ぶ大切さを伝えたいと、「北関東ぐんま大家の会」を設立。空室対策などのセミナーや懇親会も開催しています。

祖父の手伝いで賃貸経営の道へ。資産価値が下がりにくいインナーガレージ付きスマートハウスの提案も

　大木さんは、富裕層や子育て世代へ家づくりのサポートも行っています。
　「家は新築時が一番高くて、あとはどんどん評価が下がるばかりと思っていませんか。当方がご案内するのは、資産価値が落ちにくいインナーガレージ付きスマートハウスです」

　特にこだわっているのは健康的な室内環境。自然エネルギーを活用しながら夏も冬も快適でクリーンな空気を維持できるシステムや、省エネと創エネによって電気を自給自足する仕組みを取り入れています。実は、元教員である大木さん。教育者としての知見を生かして、子どもたちが伸び伸びと過ごせる間取りなども提案しています。

　「家族の健やかな日常を守るため、またライフスタイルが変わって住み替える際に売却損が出にくいよう、付加価値の高い住まいを実現しましょう」

　大木さんは、父が教育委員会勤務、母が中学校教諭という教育一家に育ちました。祖父は貸家業を営み、15歳から清掃や家賃回収などを手伝い、経営の手ほどきを受けるように。大学卒業後は子どもの頃からの夢であった教諭となり、小学校や中学校、特別支援学校で教壇に立ちます。ロンドンの日本人学校に3年間赴任した経験もあり、ヨーロッパ生活で街づくりや家づくりのセンスを磨いたとか。

　25年間の教師生活で、顧問としてテニス部を県大会に導いたり、小学生に対する英語学習が評価され研修講師を務めたり、文武両面で指導実績を積みました。教師の仕事にやりがいはありましたが、家業の賃貸業を継ぐために、2017年に退職しました。

起業家マインドを育てる教育事業や、FPとして子育て世代のライフプランニングにも注力

　公の利益と自分の利益、両方の視点を持っていなければ、現代社会の問題は解決できないと、大木さんは長年子どもたちに向き合った経験をもとに、教育事業にも力を入れています。

　「AIが台頭する中で、これから求められるのは自分で考え行動できる人です。未来を担う子どもたちに金融リテラシーを教え、起業家マインドを育て、自立を後押ししたいですね。学校教育は基本的な対人コミュニケーションや徳育など、社会に出て役に立つこともたくさんあります。しかし足りない部分もあるんです」

　不足している教育を世の中に提供することが、公教育に携わってきた自分の使命と語る大木さん。ファイナンシャル・プランナーの資格を生かして、子育て世代のライフプランニングにも応じています。

　「住宅を購入するのに適した時期、資金計画など何でもご相談ください。当方を頼っていただければ、資産形成やマイホームの取得、子どもの学びなど、人生において生じるさまざまな悩みに対してアドバイスいたします」

　「人の涙の上に幸せを築くのではなく、人の笑顔とともに幸せを築ける人となってほしい」というのが教員時代の理念で、事業家になってもその思いは変わりません。

　「不動産運用や家づくりに関するコンサルティング、子育て支援など事業は多岐にわたりますが、教え子たちに『大木先生に教わってよかった』、自分の子どもたちに『お父さんの子でよかった』と思ってもらえるよう、世の中のためになる仕事をしていきたいですね」

（取材年月：2024年6月）

魅力的な物件を提供し、住みたくなる地域づくりに貢献する「三方よしの不動産投資」を実践

相場より高い家賃でも満室を維持。入居者目線に立った賃貸経営のノウハウを提供

祖父の手伝いで賃貸経営の道へ。資産価値が下がりにくいインナーガレージ付きスマートハウスの提案も

起業家マインドを育てる教育事業や、FPとして子育て世代のライフプランニングにも注力

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